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現役時における失敗〜概観編〜

こんにちは、いうなりです。
今回はタイトルにある通り、僕の現役時における失敗(教科別の失敗はまた別の記事で)をいくつかご紹介していきたいと思います。合格体験や合格するための勉強法というのは巷に溢れかえっていますが、

逆にどうしたから失敗したのか

ということについてはどのサイトでもあまり触れられていないように感じます。なのでこの記事で僕の失敗体験を紹介し、少しでも皆さんの役に立つことを願ってやみません。

その前に僕の経歴について少し触れておきましょうか。何の情報もない人の情報は信憑性に欠けるので(^_^;)

・公立中学校から塾に通わず推薦で某進学指導重点校に合格。(2021.3/31をもって卒業予定)
・高校でも予備校には通っていない
・1,2年の頃は部活動で部長として活動していたこともあり、ほぼ勉強はしていなかった

上記の通り、予備校には通っていなかったので勉強のほとんどは学校の教材か自分の参考書を使って勉強をしていました。なので、独学でやっていこうと思ってる人は必見ですよ。

それでは、いきましょう!

様々な参考書に手を出してはいけない

これは多くの方が経験したことがあるのではないでしょうか。不思議なもので、苦手な教科ほど多くの参考書を買ってしまうんですよね…
逆に得意教科であれば自分のレベルよりも上の参考書を買ってしまい上手く使いこなせない、または習得に時間を使いすぎてしまった、なんていう経験もあるかもしれません。もちろん僕もやってしまいました。参考書を進める上で大切なことは1冊を完璧にすることです。これに尽きます。新しい参考書を購入するときは、以前の参考書が本当に完璧なのか、さらに言えば自分のレベルに合っているか、志望校に合格するために必要か、ということまで考えるようにしましょう。ただ、僕は学校指定の教材があまり自分に合わないことが多く、上手くペースを掴めずに3年の前半を無駄にしてしまいました。膨大な量の参考書が販売されているので、当然自分に合わない物もあります。その場合は躊躇することなく早期に別の参考書に乗り換えることを強く推奨します。

謎のプライドは必要ない

初めに書いてあるように、僕は1,2年の頃はほぼ勉強していなかったし、さらに言えば高校は推薦で合格してしまったし元々その予定だった(内申はボーダーより低かったが小論文に自信があった)のでそこまで一般の勉強をしていませんでした。そのためか自分なりの勉強法というのはあまり確立しておらず、効率もはっきり言って悪かったと思います。この頃の僕は大して勉強もせず進学指導重点校に合格したという謎のプライドを持っており参考書や問題集は一周で完璧になると勘違いしていました。これが最大のミスですね。そのためかせっかく学んだことでもすぐに抜けていってしまい、1ヶ月後の模試の際には完璧に忘れ去っていました。その結果基礎が疎かになり、いくら応用の勉強をしても定着しないという悪循環に陥っていました。鳩摩羅什でもない限り、一度見た物を完璧に記憶することなど出来るはずがありません。何度も何度も繰り返して定着させる他ないです。これがポイントで参考書であれ問題集であれ一周目に時間をかけずに高速で周回することが肝要です。間違ったポイントにはチェックをつけて何周もする。その過程でマーカーを引いたり、付箋を付けたり、重要なポイントをメモをしたりしていきます。一見当たり前のことですが、これが1,2年の頃から出来ている人で成績が悪い人を僕は見たことがありません。くどいようですが、何度も何度も繰り返さなければ自分はできないんだという意識を大切にしましょう。

勉強計画を立てるだけではいけない

これは少し意外でしょうか。予備校であればおそらくチューターと相談したり、授業に合わせるという勉強の進め方になると思いますが、独学はそうもいきません。「今日は何をするのか」「今月は何をするのか」など全てを自分で決めなくてはなりません。実はこれが僕の失敗における大部分を占めています。僕は受験期に「今日やること」というのを決めて、それをこなす毎日を送っていたのですが、目標は達成できていることが多く満足してしまっていました。ここで僕は「年間の勉強計画」を見落としてしまっていたのです。独学において、勉強のペースメーカーは存在しません。また、多くの人にとって大学受験は初めて迎えるものでありわからないことだらけです。なので、自分だけで進めていくのではなく、YouTubeなどで勉強動画を発信しているチャンネルもありますので参考にするのがよかったと思います。初めに年間の勉強計画を立てて、それから少しずつ細分化していくのがベストだと思います。こうすると案外時間がないことに気づいて自然と焦りが生まれるのも良いポイントです。

息抜きは必要

これも意外でしょうか。僕はとても自分に甘い人間で隙さえあればサボりたがるし、なんなら隙を作ってでもサボろうとします(ゴミ)。皆さんの中にも当てはまる人はいませんか?僕のような人であれば、モチベーションの維持が非常に重要になってきます。そもそもサボるのは勉強より優先したいことがあるというとき(アニメが見たい、漫画が読みたい、ゲームがしたいなど)なので、そもそも勉強がしたくないとかではありませんでした。なので、逆転の発想でサボるときはサボる、しかしその埋め合わせをしっかり行うことが大切です。こうすることで欲求は解消されますし、しばらく勉強をしていなかったという焦りが生まれるだけでなく自然と気持ちの切り替えができ、モチベーションを上げることができます。自分にストイックな人でも体を動かしたり、糖分を取ったりなどの適度な息抜きは質の高い勉強をするためにも必要です。息抜きの時間がない、と決めつけて根詰める勉強の方がかえって意味がないこともあるというのは頭の片隅に置いておくようにしましょう。

かなりグダグダと僕の体験も混ぜつつ駄文を書き連ねてしまいましたが最後にまとめると

・自分にあった参考書を完璧にしよう
・プライドは捨てて努力しよう
・年間の勉強計画を立ててから細分化しよう
・適度な息抜きでモチベーションを保とう

と言ったところでしょうか。改めて振り返ってみると1年間何をやっていたんだろう…と情けなくて涙が出そう(大嘘)ですが、そんなことも言っていられるほど時間はないですね。

これから1年、僕自身もこの反省を生かして絶対志望校に合格できるよう努力するので受験生の皆さん、一緒に頑張りましょう!

(追記)
他教科の失敗についてはまた別の記事で紹介していきます。

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