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【経理の挑戦】Bill One導入と他社との交流で、経理の新しい働き方を推進

Sansanでは、経理として働く人を応援するプロジェクト「経理にエールを」を推進しています。
全社を支える経理の頑張りや貢献を、もっと多くの人に知ってもらいたい。
経理がこれまで以上にやりがいを持って、いきいきと働ける世界をつくりたい。
「経理にエールを」はそんな思いで始まった、経理として働く皆さんを応援するプロジェクトです。

今回の記事では、「経理にエールを」内の企画の一つ
企業で活躍する経理へのインタビュー「経理の挑戦」をお届けします。

第4弾である今回は、「つぶグミ」や「キシリクリスタル」でおなじみの菓子メーカー春日井製菓株式会社 経営管理本部 経理課の押谷順さんに話を聞きました。

押谷順
経営管理本部 経理課
新卒から一貫して経理業務に従事。2019年春日井製菓株式会社に入社。経営管理部 経理課のリーダーとして、関連会社を含めた経理業務全般、銀行折衝を担当。趣味は家族とのキャンプ、お笑いライブ、ボードゲーム、パズルと多方面に渡る。

春日井製菓 つぶグミ

学生時代から経理を目指して

ーーこれまでの経歴を教えてください。
学生時代から数学やパズルが好きで経理に興味がありました。経理業務は数学やパズルと同じように、組み立てたものがカチっとハマる感覚があって、私の性分に合っていると感じています。
新卒で入社した会社で経理を担当し、38歳の時に転職した現職の春日井製菓でも経理業務を担当しています。現在の業務では、一般的な締めの業務と関連会社の経理業務、また金融機関との対応も担当しています。

ーー愛着のある勘定科目を教えてください。
難しい質問ですが借入金です。 借金というとネガティブな印象ですが、会社を大きくするためには必ず必要となりますし、信頼が無いと借入はできません。信頼の積み重ねが必要だったり達成感も感じやすい銀行折衝はとても刺激を受ける仕事です。

ーーこれまで経理一筋の押谷さん。仕事を行う上で大切にしていることを教えてください。
今のやり方が当たり前だと思わないように意識しています。
弊社代表の教えもあり、10年後に何をやっているのかを想像して新しい仕組みや考え方を取り入れながら業務に取り組んでいます。 

数年前までは、届いた請求書に何百枚も判子を押して処理していました。当時はそれが当たり前と思っていたのですが、Bill Oneを導入したこともあり、今ではよくやっていたなと感じています。

所属している会社の中だけで考えると、視野が狭くなってしまいます。自分の業務領域や考え方を広げるきっかけになればと思い、週に一回はワークスペース「コラボベース NAGOYA」で他の会社の人と会話しながら仕事をしています。

「コラボベース NAGOYA」株式会社コラボスタイルが運営する会員制のワークスペース。JPタワー名古屋の36階で会員同士のコラボレーションが生まれる新しい共創の場を目指す。

ーー「コラボベース NAGOYA」では、どのようなコミュニケーションが生まれているのでしょうか。
会員制のコミュニティースペースなので、自然と顔見知りになりコミュニケーションが生まれます。終業後に皆でお酒を飲んだり、イベントを行う方もいます。

私もこれまでに2回、経理担当の方を集めて情報交換会を開催しました。会社ごとのやり方やシステムを共有したり、経理としての考え方や意見を交換したりと新しい知識をインプットしています。

社内のメンバーだけで考えるよりも、オープンに経理と情報交換することで視野が広がって柔軟なアイディアが生まれると思っています。

交流会は堅苦しくならないように、お題付きのカードを作ってカジュアルに会話ができるようにしました。

「仕事を楽しくするために工夫していることは?」「現在の働き方と理想の働き方」などのお題付きのカード

ーーやりがいを感じる経理業務を教えてください。
一番は決算業務です。無事に締め終わった後は達成感を感じます。

弊社には関連会社が4社あるので、一つの会社の決算を締めるとまた次の会社の決算という形になるのですが、一社一社終わっていくのはホッとしますし、手応えを感じます。

他にも全社向けにBill Oneなどの新しいシステムの説明や決算書の見方について説明をする機会があったのですが、それが上手く伝わった時にやりがいを感じます。

今後もインボイス制度や電子帳簿保存法など、わかりやすく納得感のあるようにうまく伝えられるようにしていきたいです。

新しい時代に対応できる働き方を

ーーBill Oneの導入やワークスペースの活用など、新しい働き方を推進するようになったきっかけを教えてください。
私たちの部署には、新卒から経理を担当してくれている社員がいます。彼は大学で経営やファイナンスについて様々な事を学んでいました。

しかし実際に携わっている業務は、請求書の金額チェックなどの事務処理ばかりで、せっかく大学で学んできたことを活かせる環境を作れていないと感じていました。請求書が紙である以上、ひと月の大半は作業時間に取られてしまい、業務の見直しが必要だと感じていました。

そこで出会ったのがBill Oneで、彼の業務領域を広げることがBill One導入のきっかけの一つとなりました。
Bill One導入によって業務が大幅に効率化されたので、彼には固定資産の分野など今までとは違う業務も担当してもらっています。

「コラボベース NAGOYA」との出会いも大きかったです。弊社広報からこの場所を紹介されたのですが、今後こういった場所で働いていかないとダメだと感じました。オープンな場で社外のコミュニケーションを強化していかないと今以上の成長はないと感じました。

ーー今後の展望を教えてください。
弊社はこの数年で紙の請求書からBill Oneに変わりました。これだけでも大きな変化があったと思います。

10年後のことを考えたら、AIやChatGPTなどの新しいテクノロジーが入ってきて今とは全く違う業務内容、働き方になっていると思っています。 AIの力で今よりも経理担当者を少なくできると思っていて、そうなった時に自分には何が出来るのかを考えています。

だからこそつながりを大切にして、社内外問わず刺激を得られる環境に行くように心がけています。

さまざまな側面から情報をインプットして、自社にとって最適な形を模索して形にしていきたいと思っています。

ーー本日はありがとうございました。

【経理にエールを】

企業で活躍する経理へインタビュー「経理の挑戦」

【インボイス管理サービス「Bill One」】

【春日井製菓株式会社】


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