学生時代にバイトで得るべきもの②

学生の方向きのバイト編の続編です。

今回は、

バイトで何を得るかが定まってない人は得るものが少ない

ということを書きたいと思います。

筋トレをするときに、どの部位を鍛えるかを意識していると筋力がアップする的な話をよく聞きますよね。

仕事のスキルも同じで、これを得よう、という意識がないと中々その知的筋肉がつきません。

バイトの場合は仕事の出来不出来に関係なく時間が過ぎるとその時間に応じて時給の報酬が発生します。AさんとBさんとで仕事量が3倍違くてもほぼ同じ金額が払われます。

そのため、この時給という数字の多寡が大学生のスカウターに反応しやすくなります。これは、バイトの「報酬」が時間に応じた「金」の積み重ねであることを意識しやすいからこそ生じます。時間さえ費やせば「金」という定量的な指標が積み上がるので時間が過ぎることが一番なのです。

このように学生バイトで得るのは「お金」が一番であるべきではないのに、時給が一番目立つ指標になっています。

ゆえに、バイトをする立場の方こそ「お金以外の得る目標」を明確に考えるべきです。

お金だけを目的に行うバイトは貴重な大学時代の時間を浪費してしまう行為です。前編で書いた「マネタイズをする上で一番割りに合わないこの大学の期間」に、単純に時間をお金に換金することはとても「費用対効果が悪い」のでアンテナの貼り方に気をつけてください。

スキル以外にも「人脈」や「スタンス」などの一朝一夕で得られないモノを培うことのできるバイトも存在しますが、インターンという名前で入社試験的なものが存在する仕様になっています。このインターンを通じて採用することが企業側の採用のリスクを低減する至高の仕組みになっているために、企業は喜んでインターンを邁進します。

インターンで働き始めると、個人事業主が上司になるのではなく、サラリーマンが上司になるケースが多い為、汎用性のあるスキルとビジネスマインドを培うことが出来、就活という意味ですと即戦力になりやすい為に費用対効果は高く見えます。よって、インターンの場合は「スキル」が働く目的として見え易く成ります。

広く社会を見たい人はそれとは別に個人事業主的な人を上司に働いてみるのも面白いでしょう。個人事業主はピンキリで相当ひどいところもありますが、そこで事故ることも長い人生においては一興だと思います(笑)

個人事業の事業マーケットは中々に大きく、会社から独立して起業するときに、「知らないか」「知っているか」で自分が起業に踏み切れるか否かも変わってくると思います。よって、個人事業主を上司にする場合は「知ること」が目的として見え易く成ります。

このように、「上司」が誰であるかは重要ですので、「上司」から学べるものが「何か」を見定めてインターンやバイトを選ぶと良さそうです。

では「どんな上司」から「どのように」学ぶべきか。

続きます。

株式会社dotの御子柴でした。





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