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武蔵野美術大学 通信教育課程に入学します

こんにちは。さんろくと申します。

更新がすっかり空いてしまいました。



実は、かねてより「武蔵野美術大学造形学部 通信教育課程」への入学手続きを進めておりました。

そしてつい先日、合格通知が届きました。


今回は、入学に至るまでの経緯と意気込みについて綴っていこうと思います。


武蔵野美術大学との出会いは



振り返ると、ぼくがnoteでアカウントを作成して、一番最初に投稿した記事が、武蔵野美術大学の芸術祭の感想を綴った内容でした。


ぼくには3歳上の姉がいます。

現在姉は、アマチュアの漫画家で、自主出版本を販売したり展示会を開いたりしています。

かつて姉の背中を追いかけていた時期もありました。

ぼく自身も小学生の頃から、創作物を作るのが好きだったので、何度かマンガを描く事にトライしているのですが、人間を全身を描くのが精一杯で、画力は一向に上達せず、年を重ねるほどに自信は失われていきました。

中学の段階で「ああ、自分には絵の才能が無いから、会社員で働いて稼いで行く方向を目指そう」と保守的な考えに至りました。

あと、当時は勉強アレルギー(笑)だったので、進学をやめて就職する方向で工業高校を選択しました。



中学から8年の月日が経って、一度見切りをつけた画力と真摯に向き合うため、漫画教室に通いました。

ですが、自分が納得するレベルの漫画は描けませんでした。同じ人物を何度も描き続けることが如何に難しいか...漫画家は改めて凄い職業だなと感じました。


漫画教室を退会してからは、一枚絵(ドローイング、イラストレーション、油絵)に集中し、表現したいものがより具現化しやすい事を発見できました。

一方で、高卒から現在まで続けている仕事に対する意欲は低まっていました。退職を考えますが、退職後のプランが明確でない為、踏み出す勇気がありませんでした。

そんな進路に悩んでいた昨年の10月。

姉から、「通信の美大はどう?」というメッセージが届きました。

なるほど!と思いました。

美術には以前から関心があり、美術館巡りや歴史書を読むのに没頭していました。

美術のノウハウをもっと深く知りたい。それなら美大はとっておきの場所ではないかと!

しかし、勧められる前は、美大に通信制があるなんて考えてもいなかったです。

勧めて頂いた姉と、姉の知人の方には感謝しかありません。

画力や成績が長けていないとまず難しい、入るだけでも超難関という認識でいました。

通信制なら、入学試験という高いハードルを乗り越える必要がなく、志願書等の必要書類を提出すれば入学ができます

すぐさまネットで調べたところ、武蔵野美術大学がヒットしました。

お恥ずかしながら、美大で存じ上げていたのは、藝大と武蔵美と多摩美だけでした。ブランド価値の高さでいえば、武蔵美は美大の中でもトップに君臨している印象でした。

たまたま、武蔵野美術大学の芸術祭の開催を予定していて、会社も休みだったので、行ってみる事にしました。

姉に対して「今度、芸術祭に行くよ」と告げたあと、「用事で芸術祭に行けないので、noteで感想を書いて見せて欲しい」と連絡をもらいました。

実はこのnoteを開設した動機は、姉と情報を共有するためでした。

実際に訪問して、展示作品を鑑賞して、生徒作品のエネルギッシュさに感銘を受けました。キャンパスはおしゃれだし、芸術祭だけあって明るく、穏やかな雰囲気も持ち合わせていました。

ぼくは素直に、このキャンパスで美術を学びたいと思いました。
通信制なら、少なくともスクーリングに通える機会はあるし、しかも自宅でも学習課題に取り組める点は、寧ろ自分にフィットしているとかんじました。

高校卒業から勤めてきたおかげで、ありがたい事に金銭的な余裕が生まれ、新しい事を始めるのにも十分な環境は整っていました。

それならと...今は思う存分、自分のやりたい事に励んでみようと思い、入学の意思を固めました。


入学が決定して


さて、入学が決定し、来月から大学生になるのですが、まだ実感が沸いてきません。

今勤めている会社は、職場環境面でのストレスとシフトの調整が難しいことを理由に、6月いっぱいで退職する意向を伝えました。

通信制は会社員でも通えますが、敢えてぼくはリスクを取る行動をしました。その方が大学に集中できると思ったからです。

美術教育の経験が全くない状態での入学なのですが、プレッシャーがある反面、ハングリー精神が救ってくれているような気がします。

一生あるかないかの大学生活なので、思う存分楽しみたいです。

たくさん失敗して、経験を積みたいです。


通信制では絵画表現コースを選択しました。

現在履修登録期間に突入していて、学習計画を立てています。


ついこの間まで「履修」の存在すら理解していなかった人間なので、大学生活に馴れていくのには随分と時間が要りそうです。。

今後も、大学の紹介や、学んだ内容は、随時noteでも広めていこうと思います。

時間に余裕がある範囲で🙏


では、また!

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