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妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアの作り方から「天使度」と「悪魔度」とは?

代表の佐藤です。本日は、最近読んだ本のシェアします。企画系のお仕事の方には、特に何か参考になるかもしれません。

何の本かというと、「妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアの作り方」という本です。著者は東大教授の暦本純一先生(スマホのタッチ操作の概念を世界初で作ったスゴい人)。

ここから抜粋した「天使度と悪魔度」の話です。

天使度とは、発想の大胆性のこと。
悪魔度とは、技術の高さのこと。

この天使度と悪魔度を2つの座標軸で表すと、
次の4つに整理されます。

・天使度高×悪魔度高▶︎破壊的イノベーション ⭐️
・天使度高×悪魔度低▶︎一発屋、思いつき
・天使度低×悪魔度高▶︎面白さが伝わらない、スペック競争
・天使度低×悪魔度低▶︎つまらない

取り組む領域において、「玄人(専門性が高い)」になればなるほど、悪魔度は上がります。一方、その知見の広がりにより、予測できる広さも広がることで、天使度は下がる傾向にあります。

一方、「素人」は、実現うんぬんの技術を考えることができないので、悪魔度が低いですが、逆に天使度(妄想する力)は高いです。

たとえば、大人と子どもを例にします。
子どもは、月に行きたい🌕、空を飛びたい、プロ野球選手になりたい、という妄想が、いとも簡単にできます。

大人なら、(いや、そんなん無理でしょ.....)と考えることをやめてしまう人が多いと思います。しかし、その突飛な構想から派生して、大人からは出てこないさまざまなアイデアが出てくると思います。

これが「天使度が高い」状態です。

つまり、悪魔度だけが高くてもイノベーションは生まれず、天使度も悪魔度も高い状態=破壊力が高いイノベーションが生まれる、と暦本さんは話します。

まとめると、想像を超えるアイデアを生み出すには、「素人のように発想し、玄人のように実行する」ことが重要なんだそうです。

〜〜〜

と、一部紹介でした。
私個人としても、事業開発や商品開発などの悪魔度は少しずつ高まる一方、大胆な妄想も枯渇しないようにしたいなと思いました。

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