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お久しぶりです。サンラサーです。

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。コロナ禍があの頃の想像よりももっと長く猛威をふるい、飲食店はそれぞれの生き残りに必死になる中、サンラサーも例外ではありませんでした。
やっと、落ち着いてきたのかな?と言えるようになった最近ですが、物価の高騰や人材不足などの逆境で飲食店は相変わらずの逆風の最中です。


コロナの間に、飲食店の経営は今までの常識と180度転換した

コロナ禍の間に、今までの勝利の方程式が全く逆向きになってしまいました。できるだけ大きなハコで、できるだけ長く営業をして、宴会のような大口のお客様をたくさん受け入れることで経営が安定していく。そんな世界が、コロナ禍によって、大きなハコは怖い、長い営業時間は悪、宴会はやっちゃダメ・・・今までの方程式は一瞬で崩れていきました。
もちろん、サンラサーも営業方法を模索しながら、席数を減らし、完全予約制にしたりして、なんとかここまでつぶさずにやってきました。

そんな中、サンラサーがやったこと、やれなかったこと

ああもうお店がなくなってもこれは仕方がないな、と思うような日々の中、とにかく何かをやらないと茹でガエルになってしまう、とがむしゃらに動いた日々がありました。
あの時、このnoteがなければ、レシピを販売させてもらっていなければ、きっと家賃も払えずになくなっていたし
あの時、冷凍のカレー販売を始めていなければ、サンラサーは忘れられてしまう存在になっていたかもしれないし
あの時の、今思えばかけがえのない日々があったからこそ、今サンラサーを愛してくれて支えてくれるみんながいるんだと、そう思っています。

あの時本当は、営業したかった。
あの時本当は、それでも出社しないといけない人たちのために、持ち帰り営業でもいいから続けたかった。
でもあの時のわたしには、そんな勇気がなかったんです。
仕方なかったよね、と思う一方、コロナ禍の前から企んでいたことも全部流されていった悔しさを、いまだに忘れたことはありません。

これからのサンラサーがやること、やりたいこと

やっと、2024年になって。
今までやれなかったこと、やりたかったこと、全部やろうと思います。
いや、全部やろうと、思いました。

まずは、一つ目。
ここに、文章を書き残すこと。
それは、サンラサーのこれからの話であったり
飲食店をやってく上でのいろんな話であったり
レシピの公開かもしれません。
飲食店って、日々の営業は残らないんです。意識してログを残さないと何も残らない。だから、このあと飲食店やろうかな、なんて人が、へえそんなことあるんだ、とちょっと疑似体験できるような、飲食店のお話を載せようと思います。

二つ目。
古いお客様はご存知かもしれませんが、サンラサーって元々カレー屋さんではなかったんです。でも色々な状況でカレー屋となり、そしていろんなお客様と出会い、今があります。
でも、わたしまだ諦められてないんだ、って気づきました。
なので、4月からカレー屋さんは今まで通り営業しつつ、カレーではない別業態での営業を並行してスタートさせるつもりです。
まだテスト段階にありますが、楽しみにしていてください。
近隣のオフィスの方や近所にお住まいの方がメインのお商売にはなりますが、これが私がやりたかった、「ココロとカラダに優しいゴハン」の形の一つでもあります。

三つ目。
サンラサーのまりこさん、ではなく、サンラサーを脱いで、
そして魂の奥でくすぶっている「誰かにこの熱量を伝えたい」という気持ちをちゃんと表に出してあげられるような場所を用意すること。
これは、仲良くさせていただいているWEBライターさんの、「好きを伝えたい、体験を伝えたい、見たことのない景色を見て伝えたい!」っていうパッションを間近で見て、ああそうだ、あたしそれやりたかった、そんなふうになりたかったんだ、と強く感じました。なので、遅咲きどころか咲きもせずに枯れるかもしれないけど、やってみたいと思います。50目前にして、また勉強のスタートです。うつろいやすいインターネットの世界、周回遅れかもしれないけどそれでもあたしは走っていたい。

皆さんとお会いできる場所が、お店だけじゃなくてWEB上にも広がるように

これからのサンラサーは、ちょっと今までと違うサンラサーになります。なる予定です、いえ、なります。
今までやってきたことを少しだけ減らすこともあるかもしれません。
でも、サンラサーがサンラサーであるために、そして、わたしがわたしらしく居られるように、進化し続けたいと思います。

器用な方ではありません。
誰かを頼ることもあまり得意ではありません。
自分を信じるのも得意じゃない。
でも、自分を変えられるのは他者じゃなくて自分であることを知っているので進化し続けます。応援してください。


東新宿のちっちゃなカレー屋さんの中身です。あれこれかんがえながら日々を暮らしております。