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60歳からの理想的な生き方(人生八分目でやりたいことを全部やりきり後悔なく往生する)

思想家SIROです。日々刺激的なことを思想しています。あくまでただの私の考えです。推奨しようとするものではありません。ちなみに私は人生八分目でやりたいことを全部やって後悔なく往生したいと思っています。いまのところはですが…よろしくお願いいたします。

60歳からの
理想的な生き方を3つ紹介

今の時代はどんな生き方が良いのか分からない。私は自分なりの人生を生きればそれでいいと思う。3つの生き方を紹介します。

  1. 死が迎えにくるまで人生を全うして生きる

  2. 周囲や健康のことは気にしないで好き放題生きる

  3. 人生八分目でやりたいことを全部やりきり後悔なく往生する


死が迎えにくるまで
人生を全うして生きる

これが現在の一般的な生き方である。死がくるまで人生を全うして生きる。

e-ヘルスネットによると健康寿命は男性は72歳、女性は75歳程度です。死ぬまで健康に過ごせる人はほとんどいません。必ずある年齢以降は心身の不調を抱えて生活することになります。人によって健康上の問題で日常生活が制限されながら10年以上生きる人もいるでしょう。

平均寿命とは「0歳における平均余命」のことで、2019(令和元)年の平均寿命は男性81.41歳、女性87.45歳です[1]。一方、健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいい、2019(令和元)年の健康寿命は男性72.68歳、女性75.38歳となっています[2]。

e-ヘルスネット>健康寿命>健康寿命の基礎知識>平均寿命と健康寿命

健康上の問題で日常生活が制限される具体的例を見てみると病気やケガによって動かない。認知機能が低下して生活できない。精神的に落ち込んで生活できない。体に痛みがある。色んな事情があります。基本的には自立して生活できないと誰かの支援を受けて生きていくことになります。

死が迎えにくるまで人生を全うして
生きるデメリット

  • 病気になる確率が高い。例えば死ぬまでに癌になる確率は半数。

  • 長く生きるだけ生活費が多くかかる

  • 人に世話や介護される場合が多い

  • 心身の衰えると日常生活に制限がかかる

  • 長く生きるだけ認知症の割合が増える
    80歳後半を超えると約3~4割が認知症に罹患している

  • ただ生きているだけの人にとっては退屈で暇になる

国立がんセンターがん対策情報センターの推計によると、一生涯のうちに何らかのがんになる割合は、男性で49%、女性で37%とされています。このため、「日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる。」とも言われています。

MHLW政策レポート がん対策について

認知症の有病率は年齢とともに急峻に高まることが知られています。現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています

東京都健康長寿医療センター研究所 認知症と共に生きる高齢者の人口

死が迎えにくるまで人生を全うして
生きるメリット

  • やりたいことが沢山ある人は有意義に時間を過ごせる

  • 最後まで頑張って生きた方が生き様としてカッコいい気がする

  • 自殺よりも世間体がよく周囲から認められる

  • 家族・孫の成長が見られる


死がくるまで人生を全うして生きることをデメリットとメリットに振り分けると、デメリットの方が多くメリットが少ないと思います。長生きすることに貴方はメリットを感じるでしょうか?


周囲や健康のことは
気にしないで好き放題生きる

家族のこと周囲のことなんてお構いなしで健康も省みない。お酒タバコ異性とにかくやりたい放題で好き勝手に生きる。周囲に迷惑をかける分、孤立はするだろうが自分の感情に任せるまま生きる人は幸福なのだろうか?

周囲や健康のことは
気にしないで好き放題生きるデメリット

  • 早死にする可能性がある

  • 早い段階で病気になり不自由な期間が長くなる傾向がある

  • 周囲を巻き込んで迷惑をかける可能性が高い

  • 誰かの世話や介護を受ける可能性が高い

お酒やタバコを好き放題やっていると早い段階で体に不調が起きて、日常生活に制限が起こる可能性がある。早死にする人もいるが、人間の体は丈夫に出来ているため、体に不自由さを抱えたまま長く生きる可能性もある。その分誰かの世話や介護になるリスクもあり、そういった人は周囲から煙たがられる。

周囲や健康のことは
気にしないで好き放題生きるメリット

  • 自分のやりたいように生きられる

自分のやりたいことを好きなように生きることは一見良いように思うが、人は必ず誰かと繋がっている。そして周囲に迷惑をかけてしまう。当人に少しでも良心というものがあれば、もっと相手のことを考えて生きればよかったと後悔するかもしれない。


さてここからが本題です。


人生八分目でやりたいことを
全部やりきり後悔なく往生する

私の現段階の思想の中で最も良いと思う考えです。

人生八分目の健康寿命内でできる限りのことを全てやりきり後悔なく往生する。自分で人生の最後を決意するので後悔のないように楽しもうとします。

長生きのリスクが全て無くなります。長生きにより私に対して無駄にお金を使わなくて済みます。病気の苦しみ痛みをほとんど経験しなくて済みます。

一番の問題は私の死によって誰かが悲しむことです。これが一番のデメリットであり、また世間の目が厳しいという問題もあるでしょう。

人生八分目でやりたいことを
全部やりきり後悔なく往生することにデメリット

  • 往生するときに相当な決断力を要する

  • 世間に大多数に認められない偏見がある

  • 周囲の人が悲しむ

  • 往生する際は、周りに迷惑が及ばないようにする手間がある


人生八分目でやりたいことを
全部やりきり後悔なく往生することにメリット

  • 病気の苦しみ痛みをほとんど経験しなくて済む

  • 長生きによる生活費に悩む必要がなくなる

  • 認知症にならず、知性を保ったまま最後を終えられる

  • やりたいことを全部やりきると後悔が無い

  • 特にやりたいこともなくダラダラ生きるリスクを予防できる

  • メリハリがついて結果的に良い人生と思える


人生八分目でやりたいことを全部やりきり後悔なく往生することをデメリット、メリットにまとめてみると意外とメリットが多いんですよね。長生きってそんなに良いことには正直思えないです。


心身が衰えて病気やケガのリスクが高まり、認知症になる確率が上がり、日常生活に制限を受けながら長く生きたいですか?

0歳~60歳まで楽しく充実した日々を過ごしたけど、60歳~死ぬまでに心身が衰えて病気やケガを負い、認知症になり、10年以上日常生活に制限を受けながら生きたら大変だと思うんです。

誰も面倒なことや苦痛を被ることは避けたいじゃないですか?無理に長生きしなくてもいいんじゃないって思うんですよ。それに長生きのリスクって周囲にも及んでくるんです。誰かが世話介護をしなくちゃいけなくなり、生活費まで払わないといけない場合もあります。

ここでは3つのリスクから長生きの大変さを伝えていきたいと思います。

  • 体が衰える

  • 心が衰える

  • 認知症になる

体が衰える

身の回りのおじいちゃんおばあちゃんを見ると歩くことが不自由になっている人はいませんか?年齢を重ねて身体の機能が下がるほどに歩けなくなるリスクを抱えています。歩くことが出来なければ買い物は出来なくなり、旅行なども行けません。

人間の体は消耗品です。足腰、膝、目鼻、心臓、骨、皮膚まで、全て消耗していきます。スポーツ選手は体を酷使しすぎることで、膝や腰を痛めることがり、一度体を壊すと取り返しがつかないことがあります。

体は日頃から運動をすることにより、ある程度機能を保つことができるとはいえ、60歳の人が20代の頃のように動くことは出来ません。健康になるための努力というのも骨の折れる作業です。

心が衰える

年齢を重ねると精神力も低下してきます。昔は何でも興味を持って取り組んできた人でもヤル気が無くなり何もする気力が起きない場合もあります。そうすると日常が楽しめなくなってきます。

精神力の低下は、日常生活を楽しく送る上でおおきな障害となります。人生は楽しめなくなった時点で、もう退屈でしょうがなくなります。

認知症になる

85歳以上になると3~4割の人が認知症になっています。認知症になった人はさっき起きた出来事のことを忘れています。その段階になっていると、自分がどんな行動を起こしているのか理解しているのか曖昧です。

認知症にはならなくても前段階の軽度認知障害があります。軽度認知障害の場合でも日常生活に支障を起こすほど物忘れが酷くなり、昨日話したことも忘れてしまいます。そんな状態になりたくなくても誰でもなる可能性があるんです。

長生きって怖くないですか?そんな状態で長生きしたいですか?


人間は生まれた瞬間から生きなければならないという制限を受けている


どんなに苦しくても死ぬことは認められません。例え本人が望んでいても死ぬことは認められません。周囲から非難されるのがほとんどです。

高齢の方で日常生活に制限があり、生活も大変だし体が痛くてもう死にたいと言っても周囲は生きろと言います。死ぬことは認められません。

寝たきりで本人が全く意思表示できなくても本人や家族は生死に関わる行いは許されていません。

うつ病で精神的に死にたくなって自殺企図したら、病院に入院させられました。精神的につらくても死ぬことは許されません。

どんなにツラくても死ぬことは許されません。生きないといけません。

人間は生まれた瞬間から生きなければならないという制限を受けています。特に日本では安楽死制度も無く、死ぬには周囲の目や偏見を振り払って行うしかありません。

私個人の意見としては、特に精神的な問題もなく冷静に考えられる人であれば、人生を謳歌して後悔がなく前向きに往生できるなら素晴らしい人生だと思います。


人間の生への執着と
生きなければならないという思い込み

人間は生まれた瞬間から生きるための行動をとります。

心臓は動き続け、動物的な本能として生き残るため、食べて寝て生殖する。感情は自分にとって生きるのに優位な物は快い感情で引き寄せ、自分にとって危害になるものは不安や恐怖によって遠ざける。

思考は自分が生き残るために有利な考えが無意識に働く。人間は生きるための内臓の各部位は働き色んな思考を巡らせる。

人間の生への執着からは逃れられない。逃れられるとしたら自分のことを客観的に見ることが出来て、生きることの意味を知ったときだけだ。



生きることの意味

生きることに意味なんて存在しない。人はツラいときや人生に迷いが生じた時に生きる意味について考えることがある。これは生存のために思考を巡らせているだけだ。

人間は地球の生物の中で最も生き物を殺している。生き物を食料としてありがたくいただくこともあるが、ほとんどが無下に生き物を殺している。人が生きるために殺している。人が何かに利用するために殺している。

全てのものに生きる意味が存在するとすれば、人間は全ての生き物の存在理由をぶち壊している。最低最悪の生き物だ。

人間に生きる意味など存在しない。そんなことを考えるのは貴方が疲れているか、変わった思考をもつ人のどちらかだ。生きる意味なんて自分のすきなように定義づけていけばいい。

私の生きる意味はただ楽しむそれだけだ。

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