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シアターねこ ラインナップ 7月〜8月の閉館まで

松山市の民間の小劇場・シアターねこが2024年8月末で閉館。
閉館までの間に、これまでシアターねこにお世話になったり愛した人や劇団たちが集結!様々な催しごとが行われるので、簡単にはなりますが2024年7月〜8月のラインナップを紹介・記録したいと思います。

松山市の民間の小劇場・シアターねこ
シアターねこ客席



●公演・パフォーマンス●

7/7(日)劇団こふく劇場「こふくの小箱 ねこスペシャル」

宮﨑の劇団こふく劇場の企画「こふくの小箱」がシアターねこに登場。
演劇?ダンス?何が飛び出すか分からない、とびっきり!の舞台芸術のおもちゃ箱に、シアターねこスペシャルとして、舞台芸術制作室 無色透明(広島)、劇団FLAG(宮崎)、劇団言霊(北九州)が共に集結!

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2015年12月 劇団こふく劇場「ただいま」
2019年12月 おきらく劇場ピロシマ「ウタとナンタの人助け」
*演出:永山智行(劇団こふく劇場)、制作統括:舞台芸術制作室 無色透明

2022年2月 劇団こふく劇場「ロマンス」
2022年11月 NECO未来劇場 *劇団FLAG、劇団言霊 参加企画


7/13(土)寂光根隅的父 独舞 「No.3」【延期】

名古屋から再来。劇団双身機関の主宰・寂光根隅的父(ジャコウネズミノパパ)がシアターねこに駆けつけ、場踊りを行います。
双身機関は、自身の劇団の公演のほか、松山地元の劇団だるまど〜るとの共同創作作品「白ーshira-」や、能楽師・宇髙竜成氏の能と、舞踏を同じ舞台で行いレクチャーを行う企画なども実施。

*本公演は7/12早朝に松山市緑町で起きた土砂災害の影響により、延期となりました。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2018年1月 双身機関「授業」
2018年9月 双身機関×だるまど~る「白ーshira-」
2022年8月 宇髙竜成+双身機関「三輪とMIWA」


7/28(日)劇団プラチナねこ「卒哭忌」

シアターねこ主催のシニア演劇教室終了後、参加者を中心に立ち上がった「プラチナねこ」。劇団立ち上げ後は、シアターねこでの上演の他、地域イベントでの上演も。
本作は劇団員の堀内冨士子氏の脚本、演出に杉本恭一氏を迎え上演。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2015年11月〜 演劇シニア編「プラチナねこ」 *劇団元となった演劇教室
2016年11月 劇団プラチナねこ 旗揚げ公演『キルト Bee』
2023年9月 劇団プラチナねこ「奥松瀬物語」


8/2〜4(金土日)劇団UZ「浅瀬の牛を撫でる」

コロナ禍で閉館状態が続いていたシアターねこの幕を開くため、開催したチャリティ企画を経て、2020年に立ち上がった劇団。社会に翻弄される人たちや人間模様を描く作品を展開する。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2020年7月「シアターねこを救え!チャリティシアター」
2021年8月 劇団UZ 旗揚げ公演「狼煙の豚」
2023年12月 劇団UZ「草のかげを噛む」


8/10,11(土日)劇団花火 讀劇「半神」

2004年、愛媛大学演劇部OBを中心として劇団結成。その後、環境の変化もあり長期的な活動休止となっていましたが、当時からの劇団内外の仲間たちと共に20周年の特別公演を開催。讀劇(どくげき)、リーディングに近いスタイルで野田秀樹作「半神」に挑む。
また、現在のシアターねこでの初演劇公演を手がけた劇団でもあります。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2012年6月 劇団花火「走るクチバシ」
2014年12月 劇団花火・unit.ぷらりぃんジョイント公演「メランコリーとの戯れ」


8/17,18(土日)coupcompany「少女漫画なんかこわくない Rep!ay」

愛媛県松山市を拠点に、コントのような芝居のような舞台作品を年2回ペースで創作。シアターねこでの最後の公演は、シアターねこでしか出来ない、少女漫画のような物語?!2014年上演作品に再度挑みます!

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2014年8月 coup company「少女漫画なんかこわくない」
2023年10月 coup company 「ホームチック待合室 ~エピローグを越えてゆけ~」
2024年5月 coup company「嘘とアオハルと化け物さんと」


8/20(火)創造集団 歴程「すすむの話」

東京拠点に活動し、 子どものための演劇を創る集団。主に、デビッド・ホールマン氏の作品を舞台化する。
シアターねこでの登場は初めてですが、コロナ禍前まではシアターねこにて、く☆す主催『ヒロシマ・原爆詩集』が毎年8月に開催されていたことが思い出されます。


8/25(日)お笑いライブ就職活動 スペシャルゲスト:清水宏

大学生などを中心としたお笑いライブに、スタンダップコメディアンの清水宏が登場!就職活動もシアターねこで行われてきたお笑いライブ、清水宏氏も度々愛媛を訪れ、シアターねこでもライブを開催。
閉館前に、劇場で思いっきり笑うのもオススメです!

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2019年3月 お笑いライブ就職活動vol.57
2024年5月 スタンダップコメディ「清水宏からシアターねこさん、ありがとう公演」 


8/27(火)yummydance「シアターねこで踊るやつら」

愛媛を拠点に県内外で活躍するコンテンポラリーダンスカンパニー"yummydance"がナビゲーターになり、シアターねこで踊り尽くす即興ダンス大ミーティングが開催!演劇だけでなく、ダンスや様々な表現にとっても大事な場所、シアターねこで出会った身体達が集い交わす時間になると思います。目撃者大募集中です!

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2012年6月 yummydance「カラダを味わう醍醐味ワークショップ」
2013年1月 yummydance『瞼-まぶた-』


8/30,31(金土)このしたやみ「留守」

2019年〜2023年まで、別役実作品で愛媛シアターねこを訪れた広田ゆうみ+二口大学が所属する劇団・京都を拠点に国内外で活躍する"このしたやみ"による新作「留守」にて、シアターねこの最終公演を迎えます。
脚本は、同じくシアターねことの馴染みのある京都の劇団・下鴨車窓の田辺剛氏が執筆。
最後の公演、ぜひとも駆けつけてほしいと思います。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2015年4月 このしたPosition!!「人間そっくり」
2022年7月 このしたやみ 「猫を探す」
2022年12月 下鴨車窓「微熱ガーデン」
2023年9月 広田ゆうみ+二口大学「舞え舞えかたつむり」



●ワークショップ・シンポジウム・その他企画

7/13(土)ほが「劇場をひらく」【延期】

シアターねこカンパニーメンバーや、役者や制作としても活動する、ほがが企画する、"劇場をひらく"。
その場所で過ごすこと。演劇など公演、作品を観るだけでなく、過ごし、感じ、思いを巡らすことにも意味があると思います。

*本公演は7/12早朝に松山市緑町で起きた土砂災害の影響により、延期となりました。


7/23(火)ぐるぐるぺたぺた親子アトリエ「はちゃめちゃダンボール王国をつくろう」

シアターねこを開催地として、定期的に開催されてきた親子のアートワークショップ、ぐるぐるぺたぺた親子アトリエ。閉館の8月まで開催予定です!
せんせいはたまいえりこ先生と富久千愛里先生。楽しい場がつくられることが想像されます。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2021年 ぐるぐるぺたぺた親子アトリエ
2022年 ぐるぐるぺたぺた親子アトリエ


8/11(日)めぐりて シアターカフェ

四国の演劇・舞台情報blog カンゲキ☆あんないの運営や舞台チラシのアーカイブ活動などを行う、めぐりて。2024年より新しく、舞台観劇後の感想交流POP UP CAFE を始めます。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2024年6月 めぐりて シアターカフェ *劇団P.Sみそ汁定食 公演回
2022年12月 松山ブンカ・ラボ「まつやま演劇人サミット」
2014年10月 カンゲキ☆クリップ!FUKAIPRODUCE羽衣『女装、男装、冬支度』

8/26(月)シアターねこクロージングシンポジウム「交流拠点とは?」


8/27(火)ぐるぐるぺたぺた親子アトリエ「光とあそぶラボラトリー」


8/31(土)劇場で出会うプロジェクト実行委員会「新聞記事からコメディー?を書いてみよう」

シアターねこに集う舞台芸術の作り手や観客からなる団体。シアターねこでの地域芸術祭"ねこのよりあい"の開催のほか、リーディング企画など劇場や表現に触れる場を開催しています。
シアターねこ最終日は、新聞記事をクロヌリし、戯曲の創作を行うワークショップを開催予定です。

【団体関連 シアターねこ過去企画】(抜粋)
2019年9月 シアターねこフェスタ2019
2023年11月 劇場で出会うプロジェクト実行委員会「ねこのよりあい」
2024年 劇場で出会うプロジェクト実行委員会 まちねこリーディング 〜いつもと違う言葉。いつもと違う話。

以上、追加情報などあれば追記していこうと思います。
※もし、間違いなどもあればご指摘いただければ幸いです。

シアターねこ、最後の時まで注目して、また9月以降も、
シアターねこが取り組んできたことを考え、地域で表現に関わっていくことができたらと思います。

執筆:めぐりて(文化・芸術の観客の集い)
"観客"を地域の文化・芸術を巡り繋いでいく"担い手"と捉えて、観客目線で
文化・芸術に携わることを目指し、愛媛県松山市を拠点として活動。
四国の演劇・舞台情報blog"カンゲキ☆あんない"や、公演後のシアターカフェやチラシ紹介ブースとしてマルシェへの出店などの舞台の話をする場の開催、四国の舞台チラシ収集・整理・保存を行なっている。





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