【T川台公園】リュウキュウサンショウクイ、カワセミ、ジョウビタキ、メボソムシクイなど
10月28日（土）晴れ 7:00-11:00
風邪で寝込んでいたので、鳥見に行けなかった。
久々でとても嬉しい。
私が河原や公園に行けない間に、渡り鳥はやってきただろうか？
T街道線鉄橋とM子橋の間には、ヒドリガモ、コガモ、オオバンがいた。
ヒドリガモは二つのグループに別れて行動している。
コガモは岸に上がって休んでいた。
どちらも20~30くらいいる。
取水堰付近に、カイツブリが一羽だけいた。
しばらく羽を繕っていたけど、こちら岸に近寄ってきて、魚を捕り始めた。うっすらと潜っている様子が見える。よし！ここで浮上するはずだ！と思ってカメラを向けるけど、全然違うところからひょこっと出てきたりして驚く。水中でどのくらいのスピードが出ているんだろう？見事に魚を捕まえて食べていた。
しばらくすると、岸に近く、水面ギリギリの所をカワセミが飛んできた。私がいる歩道から覗くと、コンクリートの所にとまっている。魚を狙うでもなく、何をしているのかなぁと思って見ていたら、「おぇっ」という感じで嘴を開けるのを2度ほど繰り返して、ペリットを吐き出した。真っ白なペリット。見てみたいと思ったけど、川にポチャンと落ちてしまった。
公園に到着。四季の植物園でパンを食べながらスケッチした。
冷たいカフェラテを買って持ってきたけど、暖かいのにすれば良かった。自転車に乗っている時は大丈夫だけど、座ってじっとしていると少し寒く感じた。ちょっと帰ろうかと思ったけど、だんだん日が昇るにつれて暑くなってきたので良かった。
ハクセキレイが近くを歩き回っている。
何か期待してる？
コゲラも「おえっ」となっていた？
昨年この場所で、ジョウビタキのメスをよく撮影したので、今年も見られるかなと期待して行ってみた。
「ヒッヒッヒ！ヒッヒッヒ」と鳴くのが聞こえたので「やった！いた？」キョロキョロして探すと、大きな美しい２つの白班が見えた。オスのジョウビタキだった。今年はこの場所を彼が獲得したのかな？それとも通り掛かっただけだろうか？
本当に美しい鳥だ。見ていて飽きない。
トイレに行こうと思ったら、その手前の桜の木にメボソムシクイがいた。
よく見ると、嘴に違和感がある。よく分からない写真を選んだけど、かなり嘴が上下でズレていた。怪我をしたのだろうか？元気に動き回っていたけど・・・
K古墳には沢山の木が生えている。古墳の場所は立ち入り禁止でフェンスで囲われている。その一番端っこに奇跡的？にリュウキュウサンショウクイがいてくれた！結構高い木の上だったので、首がもげそうなくらい痛くなってしまった。
写真を撮っていたら、あるご夫婦に声をかけられた。
女性：「鳥に詳しい方ですか？」
私：「え？まぁほどほどに」（ほどほどってなんだろう。自慢できるほどは知らないけど、全然知らないわけではないと思ってるってことだな。後から思い出したら面白かった。）
スマホで撮影した、オオタカの写真についての質問だった。猛禽類がいることについてかなり驚かれていた。他にも、公園にツミや、T川にはトビはもちろん、ノスリ、チョウゲンボウ やミサゴもいることや、この公園では、さっきまでジョウビタキを撮ってきたことなどをお伝えすると、とても興味を持っていらっしゃった。
社交辞令かもしれないけど、すごく嬉しい。
もしかしたら、スマホがコンデジに、コンデジがミラーレスと望遠になったりするかも？？
花を撮影している若者もいた。
カメラが趣味でなくてもいい、東京に、動物が植物が、自然がいっぱいあることに気付いてない人が、あれ？ひょっとして気付いていないだけなのでは？と感じる機会がもっともっとあればいいのになと思う。
何故なら、たったそれだけの事で、なぜか安心するからだ。
ジョウビタキが「ヒッヒッヒ」と鳴くのを聞くだけで、「あぁ今年も渡って来たんだ」と安心する。ヒドリガモやコガモやオオバン が戻ってきたことにワクワクする。去年咲いた花がまた咲いただけで写真を撮りたくなる。落ちてるどんぐりを拾って家に持ち帰りたくなる。キンモクセイの匂いに気付いてくんくんする。
たったそれだけで、私自身も大丈夫だと感じる。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？