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#38 説明会報告⑥ このようなケースは聞いたことがない 文化庁史跡担当者

 説明会終了時に説明会参加者と情報交換をした。ある男性の話によると、文化庁の史跡担当者がこう言っているそうだ。「ここまで住民から大きく声があがったケースは聞いたことがない」

 どこの建築業者も、節度を持っていた。この土地を買い上げて、幅67メートル、高さの一部が43メートルの大規模住宅を建設しようなどとは考えなかった。しかし、明和地所はそれをやるために何億もの金を積み上げて土地を購入した。8億とも聞いている。それが、そもそもの間違いだった。

 もし建設されることになったら、この事業は全国的な問題として注目を浴びることになるだろう。もはや、一ローカルな問題ではなく、全国的にも特異なケースとして注目されつつある。国有財産の景観保護にも関わる問題だけに注目度は高い。

 文化庁の史跡担当者の言葉。
「ここまで住民から大きく声があがったケースは聞いたことがない」

 海老名市国分南1丁目の住民は、決して特別な人たちではないはずだが…。
                          (22.10.15)




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