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#102 休眠中の建設予定地 その後

 明和地所が、相模国分寺跡公園隣接地高層マンション建設計画を大幅変更することになったと新聞報道があったのは5月27日。新聞報道では「検討は総合的判断で、決まれば改めて住民説明会を開きたい」と取材に回答したとある。
 あれから3ヶ月が経とうとしているが、何も動きはない。
 未だ結論を出せないでいるのか。
 結論が出ていないとしたら、3ヶ月経っても結論が出せないものを、何故あの時期に発表したのか。無責任さを感じざるを得ない。もしも結論が出ていながら、何らかの理由で公表をしないでいるとしたら、その理由が何であれ、それは不誠実というものだ。
 いずれにしても、近隣住民・海老名市民の明和地所に対する不信感は大きくなっている。

 いま建設予定地はセイタカアワダチソウやネコジャラシなどの雑草がすくすくと伸びている。住宅地において、建設予定地が放置され、これだけ背丈の高い雑草が生い茂っている様を私は見たことがない。
 隣接する相模国分寺跡公園は、海老名市や海老名市民によるボランティア活動によって定期的に草刈りが行われ、市民が気持ちよく使えるように整備されている。明後日は盆踊り大会もある。

 明和地所、企業としての責任…思考のなかにあるだろうか? 人としての誠意…もっているだろうか? 建設説明会の折には、住民の理解を得るよう最大限の努力をすると何度も何度も発言していたが。
 マンション分譲時にどれだけ素晴らしいキャッチコピーを並べられても、それらを信用することは難しいことだろうと思わざるを得ない。

(23.8.18)

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