見出し画像

 「私達は事業として、条例等に反することなく進めて参ります。どうぞ、ご理解をよろしくお願い致します。」
 2022年5月25日、説明会にて業者は繰り返し発言した。
 住民参加者は50〜60人。説明会の開催は19:00〜20:15。業者からの説明が40分くらい。残された時間で質疑となるが、その時間で済むはずはない。多くの人の発言は時間切れで打ち切られ、私も質問をすることができなかった。
 一方通行。「説明会を実施しましたというアリバイ作りだ」という批判。時間切れで打ち切り。予想通りの説明会であったというのが、参加者の共通の思いであったことは悲しい。
 事業とは社会的仕事という意味だ。建設業はあれだけ大きなものを作るのだから、当然、社会的責任を負う。景観の問題や住民の意見をクリヤーしながら進めていくことが事業というものだろう。
 事業主は明和地所株式会社(代表取締役 原田英明)。設計者は株式会社ねお設計(代表取締役 大平誠)。
 この2社が今後、「事業」をどのように進めていくか注目していきたい。
(2022.6.6)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?