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Sレポ/FILE NO.1「スチロール角型ケース」

製品 No.1 スチロール角型ケース No.30

愛用ユーザー AntRoom 島田拓さん

今回訪問させていただいたのは、AntRoom代表の島田拓さん。
サンプラテックの『スチロール角型ケースNo.30』を長年ご愛用いただいているお客様です。

スチロール角型ケース No.30

AntRoomでは、アリの生態研究と飼育・販売をされており、島田さんは「情熱大陸」や「クレイジージャーニー」など多数メディアに出演されています!
今回は、東京にあるAntRoomのオフィスへ伺い、お話を聞いてきました!
 
記事とは別に動画でもお話を伺っているので、気になる方はぜひYouTubeもご覧ください!


Q.スチロール角型ケースはどこで見つけられたんですか

約20年前、AntRoomをはじめてすぐのころに、簡易的に蟻を飼育できるケースがないかと思い探していた時、たまたま立ち寄った東急ハンズにて「スチロール角型ケースNo.30」に出会いました。
その後、インターネットで見つけてからもずっと愛用しています。

右:スチロール角型ケース No.30

Q.「スチロール角型ケース No.30」をどのように使用されているんですか?

もともとは、蟻の飼育に土を使っていたのですが、それだと観察がしづらいんです。
そこで、湿り気がある土の中を再現するために、アクリルのケースに石膏ボードを敷いて、それに定期的に水分をあたえることで土の中と同じ環境を作りだしました。
 
また、ケースに穴をあけ、それをチューブでつないだ先にエサ(樹液成分のゼリーやコオロギ、ミルワーム)を置きます。
そのエサをはたらき蟻が巣に持ち帰り、仲間に口移しで分け与えています。
 
このケースで幼虫も育ち、何年も飼育ができます。

エサを与えている構造

Q.「スチロール角型ケース No.30」のどこを気に入っていただいていますか?

このケースは、透明で観察がしやすく、縦横幅ともにちょうどいいサイズ感です。
そして値段も手頃で、蟻の飼育に適していて、本当に重宝しています!

「スチロール角型ケース No.30」を見つめる島田さん

Q.今年に入って、ケースに新たな改良を加えたと伺ったのですが、詳しく教えてください。

元々は空のケースに石膏ボードを入れていただけだったのですが、最近では細かい部屋を設置しました。
部屋を分けることで、幼虫の飼育場所や女王アリの生息場所、トイレなどができ、蟻本来の生態に近い環境での飼育ができるようになりました。
今これがすごく好評なんです。

AntRoomで改良を加えた「スチロール角型ケース No.30」

Q.最後にひとことお願いします。

蟻は、日本だけで300種類、世界だと1万種類を越え、種類によって食べるものも異なります。
本当に奥が深い蟻ですが、このケースを使うことで簡単に飼育が可能になりました。
これからもずっと使い続けていきたいと思います!

最後に1枚いただきました。

蟻の世界に魅了された島田拓さん。
その蟻の飼育にサンプラテックの製品が使われているなんて、社員一同驚きました。
蟻を飼育してみたい方は、AntRoomのWEBページから購入もできるようなので、一度覗いてみてくださいね。

その他に「サンプラテックの製品をこんな使い方をしているよ」という方がいれば、ぜひご一報ください!
島田さん、本当にありがとうございました。