見出し画像

noteたるもの

よくわからない。

自分がどうなりたいのかさえ。

いや、考えようとしなかった。

ただギャンブルに逃げてきた。

脳がいかれてしまっていた。

「ギャンブル依存症」という恐ろしい病気に犯されていたのだ。

私は気づけただけでも、まだましだ。

【noteたるもの】なんていうよくわからないたいそうなタイトルだが、有益であろうがなかろうが、とりあえず記してみないことには話にならない。

何が言いたいのかよくわからないかもしれないし、頭の中をきちんと整理できていないのかもしれないし、文章力なんてのも最初からあるなんてことだってありえない。

だから、なんでもいいからまずは、自分にはできないと決めつけずやってみたらいいと思う。

私の場合、子供の頃の夢が壮大過ぎた。

プロ野球選手になって王貞治氏のホームラン数を抜いて世界一になるという子供ながらの発想だ。

子供の頃から、暇があれば野球ばかりやっていた。小学生の時には朝6時に仲間を集めて毎日練習をしていたものだ。

高校でレギュラーにさえなれなかった少年は夢破れ、努力の虚しさを知った。いや、私がやってきたのは単なるお遊びだと知った。

才能と努力、そして運、全てが重なった上、諦めずに継続した人達の中のほんの一部がプロ野球選手となるのだ。

その中でナンバーワンになるとすれば、それはもう狂気的な練習量が必要となるのは当然だ。私は、そこを目指そうと子供の頃に思ったのは何故なのか。そして、高校生になるまで、実現させると本気で信じていた。

夢破れた少年は、それから何に対しても逃げるようになってしまっていた。

頑張って失敗するのを怖いと感じるようになった。
「無駄な努力はしたくない!」

プロ野球選手になることを諦めたあげく、好きなことも、やりたいことも見失ったまま、何かをみつけようと行動も勉強もすることはなかった。

そして、いつしか、酒、煙草、ギャンブルに溺れ、そのまま数十年という時を過ごすことになったのだ。

やっていたことは、ただただ気持ちよくなること。

これを廃人というのだろうな。

救いだったのは、彼女の存在だ。ギャンブルばかりでは生活が成り立たないから仕方なく就職した。

そもそもやりたいことなんてなかったから、親が言う立派な会社とやらを受けてみたら、トントン拍子で合格してしまったのさ。化学会社だ。
まあ、良いか悪いかは別の話だけどね。

ちなみに化学に興味は全くない。。。

仕事は嫌いだけど、大企業の中でそれなりに勉強せざるを得ない環境にはなった。まあ、私という人間は根が腐っているんだから、なかなか身につくことはないんだけど、とりあえずソツなく業務がこなせるレベルに3年程度ではなれた。

それからは、いわゆるサラリーマン精神で生きてきた。

いや、そんな聞こえが良いものでは、断固としてない。私はそもそも他人に流されるのを嫌う。それでいて自分では何もできない。

プライドが高い、やっかいな存在なのだ。上司の言う事をまともには聞かないし、そもそも上下関係なんてものを理不尽極まりないと思っている。

それでも、生きづらさを感じながらも22年もの月日が経っている。

よくやったなんて思えない。やりたくもないことを人生の大半で埋め尽くされた日々を幸せと呼べば良いのだろうか。

家族の幸せが自分の幸せと割り切るしかないのか・・・

むなしい思いはある、けれどもそんな人が日本には多いのも事実である。

私はフリーランスという働き方に憧れはあった。
そして、そんな働き方を少しかじった経験はあるのだけども、あっという間に、失敗に終わった。借金だけが残り、恐怖した。

きっと成功する人ってのは、もっともっと勉強しているし試行錯誤しているし、常に先を見据えて何事にも取り組んでいるのだろう。

私のように、どうしたら楽できるかばかりを考えているようなやつが目指してはいけない道なのだと知った。

で、私はずっとずっと、サラリーマンというストレスをかかえ酒、煙草、ギャンブルで人生を消耗してきた訳だが、ずっとしんどかったのだ。

生きていて楽しくない、消えたい、何もやる気がしない。

とにかく、幸福感が欠如していた。

いやねえ、幸せなんてものは人それぞれで私の境遇を羨ましいという人さえいる。それも一理ある。確かに考え方次第で、幸福感は変わるだろう。

けれども、根本的に私が抱える問題は自分で解決するしかない。

私の心の中まで、誰がわかると言うのだろう。
例え分かったところで、変えることまではできない。

私は今、酒、煙草、ギャンブルはやっていない。
本来ならばサラリーマンもやめたと言いたいところだが、そうすると家族が路頭に迷うことになるから、もうちょっとだけ頑張るつもりだ。

今まで特にやりたいことがなかったけれども、ギャンブルをやめたことで幸福感があがったし、自分の本当の時間を確保することができた。

ギャンブル依存症は、本当に恐ろしい病気なのだ。
やめたくてもやめられないという感覚はなった人でないと理解し難いかも知れない。酒、煙草もやめたいのにやめられないという意味では同じだ。

で、私がやりたいことは、【ギャンブル依存症】を克服し、酒、煙草に頼らずとも、そしてサラリーマンでも幸せを感じて生きれるようになった私の経験を、私と同じような悩みを持った人に伝え、勇気を持ってもらうこと。

誰かを、変えるきっかけになればと言えば、おこがましいかも知れないが、少なくとも誰かの幸せを願って生きようと考えるようになったのだ。

ただただ、病んでいる期間もあった。心に余裕を持つのは大切だ。

こんな心境になれたことに感謝しつつ、気負わず、気持ちよく生きていこうと思う今日この頃。

現在の私の肩書は

【お気楽サラリーマンさんど】

といったところだ。

という訳で、とりあえず初めてnoteを書いてみました。
正直、よくわかっていません。

これから、幸せになるために自分が感じたこと、考え方などを気楽なスタイルで伝えられたら
いいな。


ありがとうございます。 あなたの幸せを願っています。 私の祈りは強烈なので覚悟して下さい(笑)