
「これ調べておいて」と頼まれた時におすすめなWEBページの使い方
最近、cotree社内でとあるテーマについて調べものをしたのですが、スライドにしたアウトプットを褒めていただけました。
僕自身は「そんなによかったのかな、、、?」と思ったのですが、お役に立てているようでした。自分が得意なものは自覚するのが難しいらしいです、、、
そんなわけで今回のお仕事を通して気づいた、「これ調べておいて!」と頼まれた時に役に立つようなコツを書いていこうと思います。(ビジネス系のテーマを調べることを想定しています。)今回は実際に僕が調べた順番で書いてみました。
恐縮ではありますが、インターン、ワークショップなどで調査が必要な学生の方や若手社会人の方にお役に立てたら嬉しいです。
1.最初は全体像を教えてくれる人に話を聞く
最初から自力で調べようとすると、何から取り組めばいいかわからなくなります。なので、しっかり時間をとって調査の方向性を一緒に考えてくれる人と話をすることが大切だと感じました。
社内に聞ける方がいらっしゃればよいのですが、そうではない場合は紹介してもらったりする必要があると思います。
あとは実際の現場などに行ったり、SNSのタグなどで検索してみたりするのも、テーマの肌感(何がよくて、何がよくないのか)をつかむのには良いかもしれません。
2.業界をカバーしているサイトを見る
調べる方向性が決まったら、インプットを始めます。
おすすめは、業界をカバーしている(ポータルサイト)サイトを見ることです。
例えば、人事だと「HRプロ」さんなど。
・最新のニュースがわかる
・業界の用語がわかる(辞書的に解説してくれていることも)
・調べているテーマについてのカテゴリがわかる
・業界について調査もしていて、傾向がわかる
などなどメリットがたくさんあります。1で方向性を検討した人も全ての情報を細かく把握しているわけではないと思うので、一度確認することをオススメします。
「〇〇(調べたいテーマ)+ ポータル」で結構ヒットするはずです。
↑例えば、IT系はこちらの方のブログでまとめられていました。
あとは、メーカーさんやSaaSの会社さんなどに多いオウンドメディアのサイトも使えるかもしれません。ただ商材の購入に促すための記事が多い印象で、網羅性や中立性には少々欠けます。
3.コンサル会社や国の資料を見る
基礎知識が把握できたら、もうちょっと細かく調べていきます。
そこで役立つのが、「コンサル会社」や「国」の資料です。
McKinsey&Companyさん、BCGさん、Bain&Companyさん、
経済産業省さん、厚生労働省さんなどなど。
テーマについて、より綿密にリサーチをされています。顧客・市場の課題に常に向き合っている方々が書かれた資料なので、最近のトレンドや課題、どんな戦略や方針が立てられているのかがわかります。(もちろん調査対象や年度などには注意。)
※最近発見したのですが「mckinsey + 〇〇(英語表記でのテーマ)」でググると結構いい感じの情報が手に入ったりします。(すごい叩かれそうな書き方)さらに、検索結果でなぜか順位が高いだけの変なサイトも外せます笑
4.英語で検索してみる
当たり前ですが英語で書かれている情報の方が圧倒的に多いです。
↑こちらの記事には以下のように書かれています。
しかし、ウェブテクノロジーの調査を行っているW3Techsによると、インターネット上に存在する「訪問者の多いウェブサイト上位1000個」で使用されている言語の52.9%が英語であることが明らかになっています。
調査対象に「日本において」という制約がそこまでなかったら、やってみることをおすすめします。意外にいろんな国が共通で悩んでいる問題も多かったりします。
Google chromeだとwebページ上でgoogle翻訳を使えるので、意外と文章の要旨はざっくりと理解できます。(そのあとに英語の原文をしっかり読むのがおすすめです。)
まとめ
1~3が終われば、あとは日本語や英語で個別具体例を見ていくのが良いと思います。
お役に立つことができたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
***cotree advent note***
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余談
リサーチ、仮説検証といえばこの本ですよね、、、。まずはこの本を読むのがぶっちゃけ一番オススメです。
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