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「フランス語版資本論」から出てきたもの

恋人のJ が僕の腕中から逃げてしまい、まったくを以て心沈み、加えて生来からの癖、冬季ウツ。夜になるとめそめそうじうじと凹む。結果つい弱気なつぶやきをnote に書いてしまった。スキをつけてくれた方にはすまなかったけど、翌朝読み返し、赤面逆上の想いで、削除した。

100分de 名著「資本論」

閑話休題! 明るく、ね。
2021年の年初、今月の「100分de名著」は「カールマルクス『資本論』」。このところあまり興味をひく本の紹介月がなかったあとだけに、(NHKさん、ごめんね)今月はとても楽しく見させて貰っている。資本論は既に古典と言うべき本で、とてつもなく難解で、若い頃読み始めてみたものの、半ばで心折れた覚えもある。既に2週分の放送を見たが、現代日本経済の歪みの状況と照合させながら、ゆっくり紐解いていく解説が面白くて、すっかり僕を唸らせてしまっている。買ったテキストも面白い。

物置の書架から出してきた

この番組を見ながらも、実は若い頃買い集めた本の中で、未だ大切に保管している何十冊かが、物置の片隅にある事を、不意に思い出した。
気になったのが、「フランス語版資本論」。英語もままならぬ僕だから、ましてやフランス語で書かれた本というわけでは勿論ない。マルクスが生前に改稿した最後の版はフランス語版であり、難解な哲学用語を平易な言葉に直し、注釈を多く入れたものであって、これを日本語に訳した上下2巻、と言うのが正体なのだ。つまり読者には、比較的だが、噛み砕く可能性のある受け入れ易い「資本論」という次第。
何百冊とあった本の殆どを、一時(いっとき)ええいとばかり断捨離したのにも関わらず、僕がなぜこの本を今も持っているのか、自分でも覚えてはいないけれど、未だ以て物置の奥にある書架に、ひっそりと収まっているのである。
早速、私は物置からこの本を引っ張りだしてきた。さすがにいまさら読む気はないけどね。

「フランス語版資本論 江夏美千穗 上杉聰彦 訳 法政大学出版局1979年」 

箱から出してパラパラとめくってみた。
すると・・・・・・・・・
パラリと、一葉の写真が落ちてきたのである。
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皆さん、ぜっっったい、誰にも言わないで下さいよ!
なんと、それは僕の初恋の子の写真!
○子ちゃんではないか。
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これ!
めっちゃ可愛い!ちょっとだけ、カトパンみたいに、おちょぼ口なのね。アグネスチャンと宮崎美子を足して割った感じです。可愛い。

どうしよう、キュン!
(注:上半身モザイク、お顔は二重にモザイクかけておきました)