スモールビジネスのDX領域で、拡大成長中の会社、smallwebの魅力と可能性をお伝えします。
株式会社smallwebの代表、佐野彰彦と申します。
当社は、スモールビジネス領域に特化したWebサービス開発会社です。
「とりあえずHP」という誰でも簡単にホームページが自作できるプロダクトを開発運営しており、SaaS企業に分類される会社です。
業績は好調で、2009年のサービス開始より、ユーザー数は純増を続けており、累計利用者数は2万6千人を超えました(2023年4月1日現在)。現在、スモールビジネスのDX領域においてさらなる拡大成長を目指しており、マーケティング、カスタマーサクセス、エンジニアなど各部門で採用を強化しています。
このnoteでは、株式会社smallwebの会社紹介を簡単にまとめています。ぜひ当社の魅力と可能性をお知りおきいただきたく、ご一読いただけましたら幸いです。
どんな会社?
株式会社smallweb(スモールウェブ)と申します。
文字通り、小さなホームページをノーコードでサクッと作れるSaaSプロダクトの開発運営をやっている会社です。
所在地は東京都渋谷区(原宿駅、北参道駅あたりが最寄り)です。が、フルリモートワークが前提の会社ですので、出社することはほぼありません。
正社員はまだまだ少なく6名というところなのですが、かなり強めにコミットしてくれている業務委託メンバー含めると30名規模の組織です。
株式会社それからデザインというデザイン会社から、事業ごと分社する形で2021年4月に設立されました。よって、事業自体は2009年からやっていますが、会社としては新規一転、ベンチャースタートアップ的な状況で、新しいメンバーが集まってきており、いまとても面白いタイミングです。
会社が成長する可能性は?
まず、当社サービス「とりあえずHP」は、これまでに大きなプロモーションをかけずとも、オーガニック検索とWEB広告と口コミのみで、ユーザー数が伸び続けています。
アカウントID数*1は2023年4月時点で累計2万6千を超えており、有償ユーザーの純増数*2は昨対比で4.7倍の伸びを見せており、解約率推移*3は0.83%となっており非常に高い継続率を保っています。
中小事業者の割合
中小事業者は、企業数全体の99.7%、雇用者数も71%を占めています。
中小向けのDXサービスは大きな市場を秘めており、その領域においてDXはまだまだ未開拓です。
サービス対象となる事業者・団体数
とりあえずHPのユーザーは、さらに中小企業に限らず、社員数が1〜5名程度の小規模企業、個人事業主、副業や個人活動などのホームページとしても親和性が高く、非常に大きな市場が眠っているといえます。概算で国内だけで1400万社程度の市場があると推定しています。
副業の潜在的希望者数
近年、大手企業に所属しながら副業でやりたかったことを創業する方が増えています。自己実現、キャリア形成の意識の高まりから、副業や独立の市場も伸びていることを実感しています。副業の潜在的な希望者は約2200万人という統計もあります。ホームページは創業時に必要なもとして認知されており、追い風の状況です。
小規模事業者のホームページ開設率
常時雇用の従業員数が10名以下の小規模事業者のうち、ホームページを開設していない事業者は、48.1%という統計があります。つまり、小さな会社の約半数がホームページを持っていないということになり、コアな未開拓市場と考えています。
現在のホームページに対する不満率
さらに、すでにホームページを開設している事業者のうち、55.2%が今のホームページに後悔を感じています。その中でも特に「ホームページ運用費」についての不満が多く、次に「ホームページの公開が遅かった」という不満が挙げられています。
これは、既存のホームページ制作会社に対する不満であり、とりあえずHPなどの自分で作成するサービスへの「乗り換えニーズ」につながる可能性の高いことの証左です。
これらのデータからも、当社は中小企業やスモールビジネスのDXはポテンシャルがとても大きいと捉えています。その中でも、ホームページ作成はその導入起点となり得るため、この事業の成長可能性は非常に高いといえます。
プロダクトの特徴は?
「とりあえずHP」の特徴
とにかく操作が簡単であることにこだわっています。ITリテラシーが高くない方でも、直感的に操作ができるという点で、UI/UXを創意工夫しています。ノーコードのホームページ作成ツールは、様々なものがありますが、同種のツールと比較してもなお簡単であることが、大きな特徴のひとつです。
次に、240種類以上のデザインテンプレートがあり、すべてワンタッチで着せ替えることが可能という点です。データの投稿機能とテンプレートによる表示を別々に切り分けているため、作成途中でも作成後でも、表示や動作を崩すことなく、ボタンひとつでデザインを切り替えることができます。国内小規模事業者の業種によるデザイン傾向を分析し、デザインを取り揃えているため、自社にマッチするデザインを選び、文字や写真を投稿すれば、すぐにホームページを公開することができます。
さらに、マニュアルやサポートを充実させているという点です。スモールビジネスオーナーが、ホームページ作成会社に頼らずとも、自分で作成し公開できるようになっていただくためには、プロダクトの機能や操作性だけでなく、使い方に関する情報の充実、オンラインによる人的サポートも欠かせません。当社は、創業以来、スモールビジネスオーナーのホームページ作成を支援してきている経験から、サポート力においても高い満足度を勝ち得ております。
ポジショニング・競合ツールとの違い
コアユーザーを「ITツールを普段使いしていないDX未開拓層」と定めており、主要なノーコードツール系のホームページ作成サービスとは違うポジションを取っています。
機能の豊富さは、UI/UXを複雑にしてしまうこととのジレンマもあるため、当社では、スモールビジネスに本当に必要な機能を使いやすいUIで実現し、人的サポートもしっかりと提供するという点で、独自性のあるポジションを獲得しています。
また、とりあえずHPのユーザーは、他ツールと比較しているケースは非常に少なく(そもそも他ツールではフィットしていないので比較対象として見ていない)、業者に依頼するかとりあえずHPで自作するかで検討されている方が多いです。よって、以下のポジショニングマップは、当社のユーザーにとってはあまり意味のないことかもしれません。
今後どんな戦略で?
ホームページに限らない、プラットフォームとしての価値
これからの強みや特徴から、ホームページは全業種に欠かせない強力なタッチポイントであり、それを起点に様々な領域へのアプローチが可能になると考えています。
今後は、スモールビジネスのDXに事業ドメインを広げていくことを考えています。
中期経営計画
2023年は、既存プロダクトである「とりあえずHP」のパフォーマンスを最大化することに注力しています。現在、マーケティングおよびカスタマーサクセスの連携強化、ナーチャリングサービスの企画開発を積極的に行っており、成果が見えてきてる状況です。
また、より使いやすく、高速稼働を実現し、さらにエンジニアチームで機能開発をスムースするために開発インフラを全面リプレースする計画を進めています。
2024年には、ホームページに限らない、その周辺領域へ事業を拡張していく計画です。具体的には、他企業との業務提携、新規自社サービスの開発も視野に入れています。
2025年以降は、スモールビジネスのDX領域でNo.1の存在感を放つ企業となるべく事業を推進していきます。プロダクト&サービスを磨きに磨き上げ、あらゆるスモールビジネスをエンパワーメントできる企業になることを目指していきます。
どんな人が働いている?組織やカルチャーは?
経営者プロフィール
申し遅れてしまいましたが、私、株式会社smallwebの代表取締役の佐野彰彦は、もともとWebデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。現在は、当社の代表を努めながら、マーケティング部門・カスタマーサクセス部門・プロダクト開発部門のマネージャーも兼務しております。
ビジネス・デザイン・プロダクト開発の全領域にまたがって知識・経験があるため、現状では現場マネージャーを兼務している状況ですが、今後は、戦力となってくれる仲間(特にリーダー層)と積極的に出会い、権限移譲を進めていきたいと考えております!
組織図
株式会社smallwebの組織は、主に4チームに分かれております。
マーケティング部、カスタマーサクセス部、プロダクト開発部、コーポレート部です。それぞれに役割を定義しており、各チームで定例会や1on1等を実施し、1人ひとりが活躍できるフィールドを整えています。
また現在は比較的小規模の組織のため、代表との距離も近く、風通しのよい体制がつくれていると思います。やる気と実力次第で、すぐにリーダーやマネージャー職を担うことが可能で、成長しやすい環境です。
メンバー紹介
社員も業務委託スタッフも、とても仲がよく、同時に切磋琢磨できる関係で、これからがとても楽しみなメンバーが集まってきています。
クレド(価値観)
大切にしている価値観を7つの言葉に表現し、日々の仕事の判断軸にしています。このクレドは、社員で議論を重ねて作成しました。一人ひとりが自分ごととして、考えを深めるために活用しています。
社内のコミュニケーション
原則リモートワークとなっている分、社内のコミュニケーションにも工夫を重ねています。
朝10時と夕方16時にGoogle Meetでその日の共有を行ったり、SLACKチャンネルを活用してコミュニケーションを活性化したりしています。また月1回の月次定例会は出社できるメンバーは出社して、チームを横断した情報共有を行う機会を設けてもいます。
リモートワークは可能?制度や給与は?
勤務体系と休日
リモートワークを原則とし、月1回出社日を設けています。フレックスタイム制、コアタイムは10:00-16:00、一日8時間の勤務となっています。
休日は年間120日以上、完全週休2日制(土日)、国民の祝日は休みです。基本カレンダー通り+αの休日となっています。
休暇制度についても一般的で、有給休暇、夏季休暇、年末年始休暇があります。それ以外に独自の「クリエイティブ休暇」という制度を作っており、社員1人ひとりの創造性向上を支援するために自由に取得できる休暇となっています。自身のアート活動や、ライブ観覧などで使われています。
仕事力をアップする支援・研修制度
支援・研修に関する制度は積極的に充実させています。とくに「スキルアップ支援制度」は社員からも好評で、仕事に関する書籍の購入、セミナーや研修の受講費用を会社が負担する制度です。積極的に活用した社員を表彰しています(年間12万円を支給)。
その他、入社後研修、OJT研修、外部講師をお招きしての研修など、成長を後押しする仕組みをどんどん取り入れており、今後も拡充していきます。
役割等級制度
人事制度として、「役割等級制度」を採用し、経験や能力に応じて、担当するポジションと役割を決定しています。
役割等級に応じて、個々の目標を設定し、PF(パフォーマンス・フィードバック)シート*を作成します。毎月1回、上長と1on1で目標の達成状況を確認します。
給与テーブル
給与は役割等級制度と連動しており、役割が上がっていくごとに昇給していく仕組みです。メンバー職、リーダー職、マネージャー職のそれぞれの中にもレンジが設けられており、年2回(6月と12月)の面談にて、役割が決定され、昇給の機会となります。
採用フローは?
職場や仕事を決めることは、人生の中でも大切な選択ですので、選考は、みなさまが当社のことを十分に知っていただく場でもありたいと考えています。よって、あまり決まった形式で杓子定規的には進めておりません。当社のことをもっと知りたいと関心を持っていただけた場合は、ぜひお気軽にコンタクトを取っていただきたいと思います。ご希望に応じて、私、佐野がカジュアル面談を担当させていただいています。
という前提ではありますが、大筋ではまず書類選考→面談・面接(2回程度)→採用内定というステップになります。ぜひ選考フローに乗ってみたいと感じていただけた場合は、まずはその旨をご連絡ください。
応募方法はこちら
求める人材像
求めるのはシンプルに以下の3点を満たす方です。
誠実な方
仕事を楽しみたい方
仕事を通じて成長したい方
私たちは仕事を通じて成長しながら、人生そのものを充実させていきたいと考えています。仲間やお客様に誠実に、やりがいのある仕事を、やりがいを持ってやっていきたいです。
能力や知識も大切ですが、それは仕事を通じて身につけていくべきこととも考えています。よって、採用選考時点で求めていることは、上記の3点になります。
募集中の職種
マーケティング 1〜2名
カスタマーサクセス 1〜2名
アプリケーションエンジニア 2名以上
インフラエンジニア 2名以上
HR・人事 1〜2名
になります。原則的には実務経験者を募集していますが、未経験でもその職種に就くための学習や準備をされている場合は対象となります。
現在、リーダー職をお任せできる方については強く募集しています。ご経験に応じて、スタート時点での役割等級は応相談で決めさせていただきます。
よくあるご質問
Q. 今後もリモートワークは継続しますか?
はい、継続します。現在は通常はリモートワークで、月1回の出社で顔を合わせる形を取っています。遠方にお住まいの方など、出社が難しい場合はご相談ください。極力自由なワークスタイルを取り入れたいと考えています。
Q. 副業は可能ですか?
はい、可能です。ただし、当社事業の競合に該当する場合、勤務時間中の副業はできません。副業を希望する場合は、所定の申請手続きを行っていただいています。
Q. 今後の会社の計画、成長戦略は?
まずは現在の主力事業である「とりあえずHP」を伸ばし、新規事業開発や他のSaaS企業との業務提携を通じ、スモールビジネスのDX領域で大きな存在感を持つ会社を目指しています。
Q. 会社の雰囲気や社員の年齢層は?
柔らかい人柄の社員が多く、やさしい雰囲気ですが、成長することに意欲的な人が多いです。代表と取締役は40代で、現在のスタッフは20〜30代が多いです。
小さくて無名な価値が
正しく必要とされる世の中をつくる
最後になりますが、株式会社smallwebのミッション(経営理念)をご紹介します。
私自身、世の中の真の豊かさとはなにか?を自問し続けた結果、それは個人や小さな活動が生き生きとしていることではないか、と考えました。
誰しもが、自分の中で大切にしている小さなお店や、有名ではないけど好きなアーティストや、たくさん売れているわけではないけど大切な本に出会ったことがあるのではないでしょうか。
株式会社smallwebは、誰かにとっての大切な小さなモノやコトの存続を、ITやDXの側面からエンパワーメントしていければと考えています。
その思いを映像にまとめたコンセプトムービーを最後にご紹介いたします。
私たちと一緒に、小さくて無名な価値を世の中に残していく活動にコミットしませんか?
あなたからのご連絡をお待ちしています。
株式会社smallweb 代表取締役
佐野彰彦