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2024年2月 

昼間は少し暖かくなってきたけれど、朝晩はまだまだ寒い。まだまだ上着は必要だし、薄着で外へなんか出ることは出来ない。支払いをしなければいけないのに、徒歩2分で着くコンビニでさえも遠く感じてしまうのは寒さのせいだ、僕のせいではない、全部寒いのが悪いんだから、そうだそうだ。



1 あらゆる覚悟

ついに新しいMacBookAirを購入した。メモリを16GBに増設したので、サクサク動きまくるし、キーボードも以前に比べて押しやすくなった。もうめちゃくちゃいいよほんと。たくさん文字を打ち込めるしストレスが全くない。

昨年はカメラに付ける単焦点レンズを、今年はMacBookを。少しずつmy new gear…が増えていくにつれ、自分の中で少しずつ覚悟が固まり出している。写真やクリエイターとしての覚悟、仕事に対する覚悟、人と接する上での覚悟、大事な人を守っていく覚悟。曖昧だったあらゆる覚悟というものがゆっくりと形になっていく過程を自身で見守りながら、今日もまた新しい世界へと歩き出している。


2 心の許容値が増えていく感覚

クリエイター業界に関わらないことだけれど、全てにおいて結果が重要視されている中で、結果が出るまでの過程を褒めて伸ばしてやるのは自分しかいないと思っている。僕がどうなっていこうが、それは誰も興味がないことだろうし、僕だけでも自分自身に興味を持って関心し、褒めてあげないとダメだと思っている。
誰かに見てもらおうとする前に、自分自身を認めて、褒める。そう思い続けていると、他人に対して「心の許容値が増えていく感覚」を得ることがある。

身近な人が何かを頑張っている時、遠くの誰かが何かを成そうとしている時。その過程で計り知れないほどの熱量で戦っていることを理解出来るようになった。どこかへ進もうとしている人の「刹那的な幸せと歓喜」の為に、長い間苦しみ、挫折を経ていることは誰にも理解されないし誰も分かろうとしないことだからだ。
「この人はこんなことをやっている人だ」とわかってもらう為には、学び、遠回りをしながら生きていくしかない。それは並大抵のことでないとわかっているからこそ、他の誰かを貶すことはしないようになったし、心から応援出来るようになった。なにより気付かない間に、誰かのことも、自分のことも愛せるようになっていた。

結果、他人の許容値だけでなく自分に対しての許容値も増えていた。それは自分に甘いということではなく、誰かに対して誠実で、真面目に接せられるようになったこと、無闇矢鱈と怒ることが減ったことも、自分をダメだと思うことが少なくなったこと。過去の自分と比べて、尖っていた部分が丸くなっていくのを実感しながら、誰かを大切に思うことについてや、これまで支え助けてくれてきた人たちの有り難みを知っていくようになった。


3 原動力の存在

自分と会話を続けていく。自問自答を何度も繰り返しながら、自分が一体どこへ行きたいのかを考えていく。今更どうしてこんなことを考えているのかと思われても仕方がないけれど、めまぐるしく変化していく状況の中で、今何が必要で何が必要でないかを常に考えていく必要がある。今いる状況のまま満足していたっていつかは落ちていくだけだ。常に考え続けなければいけないし、これからあらゆる局面で対応していけるようになりたい。

2023年12月の1ヶ月記録に書いた彼のことを思い出す。精神を何かに押しつぶされそうになる時や辛くなった時、これから前に進もうとする時は、彼からもらった手紙を読み返している。
いつか二人ともおおきくなって、一緒に仕事をしましょう!」の言葉を、いつか実現させたい。人としてもっともっと大きくなって、彼にまた会いたい。頑張れる原動力が存在していることを、心の底から感謝しなければいけない。
いつか彼と仕事が出来る日を夢見て、今日も精一杯に生きていく。

先を行く人からもらった手紙

4 身体から剥がれ出していく燃えカス


2/16にXで呟いたポスト。ずっと孤独に戦っている自分に寄り添い、励ましの為に自分へXに残したもの。何があったとしてもいつかは時間が解決してくれる。その時間の中で何度も自問自答しながら、自分の中でゆっくりと消化していけばいい。その感情は、いつかきっと糧となって今後の自分を救ってくれるから。今は精一杯に生きて、生きて、生きまくってくれ。
僕より。

身体から剥がれ落ちていく燃えカス
これまで経験してきた未熟な部分を理解していくことは、これからの自分の為へと繋がっていく。それは親や恋人、友人や仕事関係など、人と接するありとあらゆる部分で感じていく。研鑽をやめないこと、同じ過ちを繰り返さないこと、それらも全て糧となり、血肉となって佐野夜を形成してゆく

5 1ヶ月記録を続けてきて気付いたこと


これまで1年と2ヶ月の間、毎月末に1ヶ月記録というエッセイを続けてきて気付いたことがある。以前までは、どちらかというと自分に対して否定的、なおかつ死生観のかなり強いエッセイが多かったのに対し、ここ最近は、生きることに対し肯定的で、前を向いた言葉を書くようになっていた。
これまで何度も同じ過ちを繰り返しては落ち込んで、進んでいるつもりが全くそうではなかったことが多かった。経験した過ちを受け入れること、自分はまだまだ未熟だと理解した上で、そこからいかに前向きに捉えて生きていけるか、その部分にフォーカスを向けることが出来るようになったこと。
1ヶ月記録を続けてきて良かったことは、前を向いて生きられるようになったこと、続けていくことがありとあらゆる場面で自信に繋がっていくこと、そして少しずつ成長している部分を客観的に実感出来るようになったこと。

もちろんまだまだ足りないところは多いし、これから乗り越えなければいけないものも、怖さも沢山待ち受けている。他人と比べたところで悲観してしまうことを自分で分かっているから、過去の自分と比べること、そして以前よりも成長していく自分を育てながら、見守っていくこと。
自分を大切に、これからさらに伸びていけるよう精一杯に生きていくよ。

3月末、さらに成長した佐野夜でいられますように。




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