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【明治大学を狙ってる人へ】明治合格のために必要な最強学習メソッドを公開します

今回は、「【明治大学を狙ってる人へ】明治合格のために必要な最強学習メソッドを公開します」というテーマを元に、明治大学に進学したい全ての受験生に向けての記事をお送りします。

 さて、改めてですが明治大学といえば、 

  • 長い歴史と伝統

  • 多岐にわたる学問領域

  • 確固たる知名度と実績

  • 質の高い教育環境 

  •  充実したキャンパスライフ 

と、皆さんもご存知の通り「MARCH」と称される関東難関私立大学の「M」を象徴する大学ですね。 

卒業生には山下智久さんや向井理さん、北川景子さん、サッカー選手の長友佑都選手など著名人の名を連ねる都内でも人気大学の一つです。

受験生の数は毎年10万人近くまでのぼり、多様な学部が設置されていることからも、自分の興味ある分野や才能に合わせて志望できる大学でもあります。

約10万人の受験者数に対して、毎年の入学者数は8,000〜9,000人前後となっており簡単に合格できる大学ではないことは容易に想像が付きますね。 

「そんなこと言われたら、とてもじゃないけど自分が明治に合格できる気がしない...」 

「倍率高くて私には無理」

 とネガティブな気持ちになってしまうのも無理はないでしょう。

実際、関東難関私大の一つである明治大学の大学偏差値は62.9((※大学偏差値=全学部・学科の平均偏差値))となっており、全国平均で見ると上位約12%に当たります。

受験者数と入学者数の数でお伝えした通り、100人受験したら上位12名くらいの人しか合格できないと考えておくといいでしょう。(実際はもっと少ない)

そう思うと明治大学への合格はそう簡単ではないし、ましてや合格判定ラインに届いていない人にとっては厳しい現実を突き付けられている気がしますよね。

でも安心してください。

この記事を最後までご覧いただければ、 今、現状では明治大学合格には届かないレベルでも、確かな勉強法とスケジュールで自信を持って受験に挑めるようになるはずです。

それでは早速、本編をご覧ください。

【ケアレスミスを徹底的に排除し、合格最低点8割を必ず達成すること】

それではいきなり結論ですが、明治大学合格に一番大切なこと
それは【ケアレスミスを徹底的に排除し、合格最低点8割を必ず達成すること】です。

繰り返しですが、100人受験したら上位12名くらいの人しか合格できない大学です。
そのため、ケアレスミスが致命傷となり、一気に合格から遠ざかっていきます。

また、明治大学では、

「全学部統一入試」
「学部別入試」

のそれぞれを受験可能ですが、合格最低点が8割ほどです。
(共通テスト利用であれば、合格最低点は8割を超える。)

非常に高い合格最低点ですので、普通に勉強していては、明治大学に合格できることはありえません。

この後お伝えする明治対策の勉強法を、しっかり身につけてください。

そもそも、明治大学の合格最低点がこんなにも高い理由、8割必要な理由ですが、それは、受験倍率が高いからです。

2022年度入試状況を見ると、最大で14.4倍の学科もあります。
また、学部別を平均してみても、5〜6倍ほどです。

これがMARCH最難関大学のハードルです。

そのため、合格最低点が8割と非常に高くなり、これが明治大学が難関大学と言われている所以です。

「8割って、学校の定期テストでもそんな取ったことない、、」
「そもそも、大学受験でそんな高得点って、どうやったら取れるの?」

と思った人もいるかもしれませんが、、、

確かに、大学受験の中でも相当ハードルが高い大学です。

しかし実は、各科目、出題される問題の難易度がそこまで高いわけではありません。

意外と基本問題が多く、勉強の仕方次第では、合格をもぎ取ることができるんです。
だからこそ、明治大学特有の出題傾向や問題難易度を正しく理解し、正しい勉強法でケアレスミスを徹底的に無くして、合格最低点8割を突破していきましょう。

では、具体的な明治対策、明治大学合格に向けた勉強方法を説明していきます。

今回は「文学部文学科英米文学専修」が第1志望の生徒が、高校2年生の4月から受験勉強を始めた場合の具体的な学習ロードマップを説明します。

文学部文学科英米文学専修が第1志望の場合、合計で3回受験することができます。

具体的には、

  1. 大学入試共通テスト利用入試

  2. 全学部統一入試

  3. 学部別入試

が併願可能です。

明治大学の大学入試共通テスト利用入試は、3科目方式と5科目方式がありますが、私立文系で3科目に絞って受験勉強していると想定して、3科目方式を受験する形で説明します。

共通テストでつまづくと、2次試験への自信が無くなりますし、滑り止めの大学も共通テスト利用ができなくなるなど、デメリットしかなくなるので、初めから共通テストで高得点を取る意識を強く持って受験勉強に臨みましょう。ここは僕が強く伝えたいところです。

また、全学部統一入試は、英語・国語総合・世界史Bを受験する形で説明します。全学部統一入試は、定員が少なく倍率が高いため、特に合格最低点が上がります。

つまり合格難易度が一番高いですが、僕が説明する明治対策を進めていただければ、全学部統一入試でも合格できる学力を身につけることができますので、最後までしっかり視聴していただければと思います。

また何回も見直して、確実に明治大学の合格ラインに乗れる勉強法を身につけてください。

最後に、学部別入試ですが、英語・国語・世界史Bを受験する形で説明します。

英語では、熟語や慣用表現、構文の知識が問われる記述式の問題が出題されるため、語彙力が強く求められます。
この後紹介する単語帳・熟語帳の内容を全て暗記できるように進めてください。

また、長文読解問題に対しては、英文解釈を重点的に勉強していきます。勉強法はこの後具体的に説明します。

国語では、現代文・古文・漢文が出題されます。
問題の難易度は高くないですが、試験時間が60分と短いので、現代文・古文・漢文それぞれ効率良く読解できる力をつけなければなりません。

現代文はじめ、それぞれの科目の基礎固めを怠らないようにしましょう。
後ほど、それぞれの基礎固めの勉強方法を説明します。

世界史Bでは、地域的にも時代的にも広範囲から出題されます。さらに、文学部では、地図や視覚資料(写真や図版)を使った問題が出題されるので、それ専用の対策が必要となります。

また、毎年、文化史が出題されます。文化史に強くなるためには、人物とその作品や業績を単純に暗記するだけではダメで、それと政治や経済などの背景を結びつけて理解する必要があります。

文化は、その時代のあり方をもっともよく表現していると言えるので、興味を持って取り組めると、世界史の学力がグッと上がるでしょう。

それでは、各科目の具体的な明治対策、勉強方法に入ります。

①英語(リーディング)

英語の学習の流れは大きく、

  1. 【英単語と英熟語を覚える】

  2. 【長文読解のための文法力を身につける(最低限の長文を読むための文法力)】

  3. 【英文解釈の練習】

  4. 【長文読解の演習】【文法問題のための文法力を身につける】

  5. 【共通テスト対策】

  6. 【明治大学の試験対策】

という流れで勉強を進めます。

初めに、①【英単語と英熟語を覚える】段階では、英単語は「ターゲット1900もしくはシステム英単語」。英熟語は「英熟語ターゲット1000もしくは速読英熟語」を使用します。

ここでは、すべて暗記できるくらいまで読み込むことを意識しましょう。

これらの単語帳は、受験本番までずっと使いますし、少しの時間でいいので毎日見るようにしましょう。
すべて暗記できるまで、相当な回数読み返す必要がありますが、ここは辛抱強く頑張ってみましょう!

単語の学習を始めてみて、「ターゲット1900もしくはシステム英単語」
の単語が難しいという人は、他の単語帳を紹介できるので、佐野先生に相談していただけたらと思います。

②【長文読解のための文法力を身につける(最低限の長文を読むための文法力)】段階では、まず「大岩のいちばんはじめの英文法」で、高校文法全体を理解しましょう。

この教材は、インプットメインです。

そして、アウトプットの教材として、「高校基礎英文法パターンドリル
」に取り組んでください。

この教材は、高校文法の基礎的な部分が網羅されています。ここでは、書いて手で英文法を覚えていくことを意識してください。

この2冊をやり終えたら、本格的に文法問題を進めていきます。
教材は「英文法ポラリス1」を使います。

「英文法ポラリス1」は、長文読解に必要な最低限の文法がまとまっているので、まずはこれを進めましょう。
いきなり「vintage」や「next stage」をやる必要はありませんので、注意です。

「英文法ポラリス1」をやり終えたら、③【英文解釈の練習】の段階に入ります。

この段階では、「肘井学の読解のための英文法」を使います。

英文解釈とは、一文を正確に読む練習です。一文を正確に読めるようになれば、長文の速読力が上がり、制限時間が少ない受験問題でも解答できる力がつきます。

これまで覚えてきた文法を、長文読解に生かせるように、「肘井学の読解のための英文法」を使っていきます。

具体的には、主語(S)動詞(V)を見つける練習やこのthatの用法は何か、このitは何を指しているのかなどを、長文を読んだ時に素早く理解できる力をつけていきます。

「肘井学の読解のための英文法」をやり終えたら、④【長文読解の演習】【文法問題のための文法力を身につける】段階に入ります。

【長文読解の演習】の段階では、「The Rules1」→「The Rules2」→「英語長文ポラリス1」という教材の順番で進めていきます。

SVOC振り、名詞・形容詞・副詞の塊を見つける、このthatの用法は何か、このitは何を指しているか、など、前段の英文解釈で学んだことを、長文読解の演習で実践しましょう。

また、まずは、時間がかかってもいいので、長文問題に対して自分で英文解釈ができるか、必ず確認しながら問題集を進めていきましょう。

「The Rules1」
「The Rules2」
「英語長文ポラリス1」

には、全文に英文解釈の解説が書いてあるので、自分で英文解釈したものが合っているか確認することで、長文読解の力がついていきます。

自分で英文解釈して、その英文解釈したものが問題集の解説と比べて合っているかどうか、これを必ず行ってください。

これを怠ると、いつまで経っても速読力は身につきません。

さらに、これらの問題集には音声データがついているので、音声を聴きながらシャドーイングやオーバーラッピングを行いましょう。

最終的に、この音声データと同じ速度で長文読解をする必要があり、そのための訓練です。
多くの人が、音読せずに問題集を解いてしまいがちだと思いますが、速読力を上げるためには音読が重要です。

共通テストでも明治大学の試験でも、本当に時間がありません。速読力がいかに大事か、忘れないでください。

さらに、この練習は、リスニング力アップにもつながります。
重要な練習なので、必ず行ってください。

次に、【文法問題のための文法力を身につける】段階では、
「vintage」か「next stage」を使います。

これらをやれば、明治の文法対策が完了しますので、どちらかを仕上げていきます。

「vintage」と「next stage」は、1周演習したところで全く身についていません。仕上げるまでに時間がかかるので、繰り返し演習を進めてください。

次に、⑤【共通テスト対策】の段階ですが、

共通テストは全問が長文問題のため、【長文読解の演習】の段階で説明した「英語長文ポラリス1」までやり終えていれば、共通テストの長文は読めるようになっています。

あとは、制限時間80分以内に解き終わる力をつけていきます。
共通テストの過去問を解いて、実力を確認していきましょう。

ここで、制限時間内に解き終わらなかったり点数8.5割以上に届かない場合は、速読力が足りていない可能性があります。

単語が分かっていないのか、英文解釈の力が足りないのか、何か原因があって速読力が足りていないので、過去問をやってみて「自分は何ができなかったのか」を明確にした上で、そのできなかったことに焦点を当てた復習に入っていきましょう。

最後に、⑥【明治大学の試験対策】の段階についてです。

ここでは、長文読解のスピードをさらに上げる必要があるため、
「The Rules3」→「英語長文ポラリス2」をやり、速読力を高めていきます。

ここまでできたら、実際に明治大学の過去問を解いてみましょう。

ここでも、制限時間内に解き終わらなかったり点数8割以上に届かない場合は、復習に入ります。

語彙力が足りていないのか、文法が分かっていないのか、英文解釈の力が足りていないのかなど、その原因を確かめた上で、できていないところに焦点を当てて復習を進めましょう。

②英語(リスニング)


リスニングは、共通テストのみ出題されます。

リスニングの勉強では、まず、日頃の単語暗記の時「ターゲット1900もしくはシステム英単語」を学習している時に、一つ一つの単語の音にも注意しながら単語暗記を進めてください。

そして、リスニングの参考書のルートは

「大学入学共通テスト 英語[リスニング]の点数が面白いほどとれる本」→「関正生の英語リスニング プラチナルール」

この2冊に取り組んでください。

リスニングの勉強をする時は、必ずディクテーションやシャドーイングを行いながら、勉強を進めましょう。

③現代文

現代文の読解こそしっかり勉強する必要があり、自分の感覚で読んで解答するのではなく、文の正しい読解法を理解して、いつでも確実に高得点を取れるようにしましょう。

まずは、「船口のゼロから読み解く最強の現代文」で文章の読み方を学びます。文章の構造のつかみ方、構造をつかむ時のポイントなど、文章の読み方を詳しく解説した参考書です。まずは、現代文の基礎として、この参考書で文章全体の読み方を学びましょう。

「船口のゼロから読み解く最強の現代文」をやる前に、「《改訂版》田村のやさしく語る現代文」をやるのもおすすめです。

特に、「現代文という科目はどう攻略していけば良いか」や「そもそもの現代文の勉強法」、「接続詞や指示語、助詞から文章を読み取る方法」が学べるので、現代文が苦手な方は「《改訂版》田村のやさしく語る現代文」から始めましょう。

また、同時期に、「現代文キーワード読解」をやり始めて、現代文の語彙力を上げていきます。

また、「入試漢字マスター1800」で漢字練習もします。
共通テストでも明治大学の試験でも漢字が出ます。数問ですが、その数問の点数で合否が決まりますので、こちらも必ず行ってください。

この2つの教材は、英語の単語帳のように、長期的に進めていき、全部マスターできるようにしましょう。

「船口のゼロから読み解く最強の現代文」の後は、読解の演習をするために「入試現代文へのアクセス基本編」を進めます。

この参考書を解く時には、「この問題は、自分はどうやって解答したのか」を人に説明できるようになるまで、解答の根拠を意識しながら演習を進めてください。

なので、間違ってしまった問題はもちろんですが、正解した問題に対しても、解説を必ず確認するようにしましょう。

また、選択問題を解答する時に、間違っている選択肢を探す消去法で解答を選ぶのではなく、答えはこの選択肢しかありえない!と解答できる力を身につけましょう。

「入試現代文へのアクセス基本編」のなかには、評論文だけでなく小説文の練習問題も含まれているので、共通テストに向けた良い練習になるでしょう。

「入試現代文へのアクセス基本編」をやり終えたら、実際の共通テストに向けた演習に入っていきます。

「きめる!共通テスト現代文」→「共通テスト・センター試験過去問」という流れで、演習を進めていきましょう。

ここまでで共通テストに向けた学習は以上です。
この後、明治大学の試験に向けた学習を始めます。

先ほども説明した通り、明治大学の現代文では、試験時間に対して問題量が多いので、素早く文章全体を要約する力が求められます。

具体的には、文章全体を通した筆者の主張・メッセージを掴み、問題文の本当のポイントを素早く抑える力をつけていく必要があります。

教材は、まず「現代文読解力の開発講座」を使います。

その筆者の主張を見抜く方法を教えてくれるのが、この教材です。
その後、演習として「入試現代文へのアクセス発展編」を進めます。

この2つの教材を使いながら、素早く文章全体を要約する力をつけていきましょう。

最後、「GMARCH・関関同立の現代文」をやり、同時期に、明治大学の過去問をやりながら、自分の苦手ポイントを見つけていき、仕上げに入っていきましょう。

過去問を解いてみて8割に届かない場合、復習に入ります。

例えば、

・文章の読み方がいまいち分からない
→文章読解の基礎の部分が甘い可能性があるので、「《改訂版》田村のやさしく語る現代文」や「船口のゼロから読み解く最強の現代文」から復習をしましょう。

・時間が足りない
→文章の読み方が分かっていても、演習量が足りない可能性があります。多くの問題に触れて、演習をするときは制限時間を設けて、演習量を増やしましょう。

また、素早く文章全体を要約する力がついていない可能性もあるので、「現代文読解力の開発講座」と「入試現代文へのアクセス発展編」の見直しを行ってください。

・文章中に、わからない言葉が多い
→現代文キーワード読解や入試漢字マスター1800の復習を行いましょう。また、文章読解しているときにわからなかった単語は、答え合わせの時に全て調べるようにしましょう。

④古文


古文は、嫌い・苦手な人が多いと想定して、やりやすくわかりやすく学べるように学習ルートを立てました。

古文では、大きく

「古文単語を覚えること」
「古典文法を身につけること」
「古文の読解力を身につけること」

という流れで、勉強を進めていきます。

単語については「ゴロゴ 古文単語」をおすすめします。
イラスト付きで、古文嫌いの人でもとっつきやすいので、嫌になることはないでしょう。

古文の単語は、一個の単語につき複数意味があるものがあり、さらに同じ単語でも真逆の意味を持つものがあるので、ここに注意しながら暗記を進めていきましょう。

古文の文法については、「富井の古典文法をはじめからていねいに」でインプットして、「やさしくわかりやすい古典文法」でアウトプットします。

ここでは、品詞の暗記、活用形の暗記、敬語の暗記など、暗記しなければならないものが非常に多いです。
また、助動詞は特に種類が多く、暗記するのが大変ですが、辛抱強く頑張っていきましょう。

次に、古文読解に入ります。

「富井の古文読解をはじめからていねいに」でインプットして、「とってもやさしい古文」でアウトプットします。

古文は、省略された古文をいかに補ってその古文全体のストーリーを理解できるかがとても重要なので、そこを意識しながら、古文特有の読み方を身につけましょう。

明治大学の問題では、文学史や和歌、古典常識についても問われる可能性が高いので、ここも事前に対策が必要です。

文学史の勉強は「大学入試 でるとこ古典文学史」
和歌の勉強は「吉野のパワーアップ古文 和歌の修辞法編」
古典常識の勉強は「速読古文常識」

それぞれ1冊のみで完結できますので、これで明治大学に絞った対策を進めていきましょう。

ここまでできたら、あとは「古文ポラリス1」→「古文ポラリス2」→「古文ポラリス3」でとにかく演習を進めて、仕上げに入っていきます。

その後、仕上げとして「共通テスト・センター試験」の過去問や明治大学の過去問をやってみて、実力を確認してください。

古文の難易度的に、ここまでやっておけば問題ないと思いますが、まだ不安な生徒は、「GMARCH・関関同立の古文」も追加でやっておけば、より安心できるでしょう。

繰り返しですが、古文は暗記することが多く疲れるし大変だと思いますが、暗記するものをし終えて古文が読めるようになったら、「古文って意外と楽しい!」と思えるようになるので、粘り強く頑張ってみましょう!

⑤漢文


共通テストと文学部の学部別入試で出題されます。

漢文の学習の流れは、大きく
「漢文の漢字を覚える」→「漢文のルールや句法(文法)を理解する」→「読解の練習をする」です。

まずは、基礎固めとして「ステップアップノート10 漢文」と「漢文 早覚え速答法」に取り組みます。こちらで、漢文の基本的な内容をしっかり理解してください。

漢文の漢字は、現代語と違う意味を持つ場合もありますので、そこに注意しながら、漢字を覚えていきましょう。

「ステップアップノート10 漢文」で演習できます。

次に、「ステップアップノート10 漢文」と「漢文 早覚え速答法」で漢文のルールや句法が勉強できます。

返り点や再読文字などの漢文のルールや使役・受け身・比較・選択・仮定などの漢文の句法(文法)を確実に理解しましょう。
句法を理解する時には、それぞれの句法の形・読み方・意味の3セットで覚えましょう。

次に、読解の実践練習として、「マーク式基礎問題集 漢文」を進めてください。
読解問題を進めていく上での注意点ですが、読解する時には必ず文章全体のストーリーを掴んでから、問題を解くようにしましょう。

そして復習では、自分の考えたストーリーと解答に書いてあるストーリーを比較してみて、どこが間違っていたか・自分の考えたストーリーのどこがずれていたか、を必ず復習しましょう。

最後に、「共通テスト・センター試験過去問」と「明治大学の過去問」で実力を確認してください。
漢文も古文同様に、最初の漢字や漢文のルール・句法を暗記している時が一番苦しいです。

ただ、読解問題で漢文が読めるようになったら楽しくなりますので、そこまで頑張りましょう!

⑥世界史B

世界史Bは、カタカナばかりで覚えにくかったり、暗記量が日本史より多いし、時代の流れ全体を理解するのがなかなか難しい科目だと思います。

そのため今回は、時代の流れを覚えやすく、かつ楽しく明治大学の世界史B対策ができるルートを用意しました。

まずは、角川まんが学習シリーズ「世界の歴史」で世界史全体の流れを理解していきます。

この漫画は本当に分かりやすいですし、漫画なので読んでいくのが苦になりません。

世界史を文字で理解していくのが苦手な人には、とってもおすすめです!

なかなかイメージしづらい時代の流れやそれぞれの国の様子が漫画で書かれているので、とても理解しやすいです。

また、漫画だからと言って内容が薄いわけではなく、暗記しなければいけない事項や時代の流れについてはきちんと解説がありますので、安心してください。

角川まんが学習シリーズ「世界の歴史」ですが、佐野先生はとてもおすすめします!

もともと世界史が好きで、「ある程度は分かってるよ!」という人はこの漫画を飛ばしても構いません。この次のルートから始めましょう。

漫画をすべて読み終えたら、「茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」と「時代と流れで覚える世界史B用語」で具体的なインプットに入っていきます。

この2冊が終われば、共通テストレベルまでのインプットは完了なので、共通テスト・センター試験の過去問を使ってアウトプットに入っていきます。

過去問を使って実際問題を解いてみて、6割いかない場合は、先ほどの2冊のインプットの仕方がまずいでしょう。
そもそもの勉強法が間違っている可能性があります。

繰り返しですが、世界史Bでは、ただ用語を暗記するのではなく、時代の流れを考えながら用語をインプットしていくイメージで暗記を進めてください。

「茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本」で時代の流れを、「時代と流れで覚える世界史B用語」でそれぞれの時代の用語を暗記していく形で勉強を進めましょう。

また、「最新世界史図説 タペストリー」や「詳説世界史図録」などの資料集は、より視覚的なイメージを持つことができ、暗記が捗りますので、資料集を隣に置きながらの学習はとてもおすすめです。

一方で、6割は超えたけど7割・8割はまだ届かないという人は、2冊の教材の使い方は上手なので、あとはもう一度見返して復習に入りましょう。

共通テスト・センター試験過去問で8割まで届いた人は、明治対策として、さらに細かなところまで学習を進めます。

「世界史B一問一答【完全版】3rd edition」でさらに細かな用語の暗記をします。

明治対策としては、星2星3の問題のみで良いので、そこに集中して暗記を進めてください。

そして、暗記した用語がきちんと身についているかの確認で「HISTORIA 世界史精選問題集」を使用します。

この問題集は幅広い時代や地域の問題が網羅されているので、明治対策としてとても活躍します。

最後に、明治大学の過去問を解き、問題の傾向やできなかったところを確認して、明治対策を仕上げていきましょう。

できなかったところは、

・茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本
・時代と流れで覚える世界史B用語
・世界史B一問一答【完全版】3rd edition


を使って、復習を進めてください。

世界史B対策は、ここまでお伝えした参考書を進めてください。
使用する参考書は以上です。

明治大学では、文化史やテーマ史、地図や視覚資料問題が頻出ですので、必ず対策をしてください。
それぞれの具体的な対策法を伝えておきます。

文化史では、人物とその作品・業績をただ暗記するような勉強方法では点数が取れないので、必ずその時の政治や経済などの背景と結びつけて理解するようにしましょう。

テーマ史の対策としては、戦争・宗教・交易などについて、年表を縦に読みながら、原因と結果に注意しつつ、整理しておきましょう。

また、地図問題の対策として、歴史上登場する都市や王朝の領域、著名な戦いの場所などは、必ず地理的位置とともに暗記しましょう。また、遺跡からの出土品、有名な建築物などについては、図説を活用してください。

最後に、明治大学では、現代史も頻出なので、必ず対策をしてください。学校の授業では割愛されてしまう場合が多いですが、先ほどお伝えした参考書を使用して、現代史までしっかり理解しておいてください。

さて、ここまで明治大学の各科目の問題・難易度・試験対策について説明してきました。

また、高校2年生4月をモデルケースに、明治大学に現役合格するための学習ロードマップについて説明しましたが、とにかく意識して欲しいことは、次の1つです。

【ケアレスミスを徹底的に排除し、合格最低点8割を必ず達成すること】

そして、これはどこの大学を志望する人でも当てはまることですが、受験勉強は「早めに準備を始めること」で、現役合格に最も近くなります。
高3から始めるよりも高2で始めたほうが良いですし、高2で始めるよりも高1で始めたほうがもちろん良いです。

受験勉強は、各科目の学力をつけていくことはもちろんのこと、その前段で受験勉強へのマインドセットを整えることが必要となってきます。

そんなにすぐに受験モードになれません。人間はそんな簡単には変わりません。マインドセットを整えることも含めると、早めの準備が必要となる、そういうことです。

早め早めに準備を始めて、確実に現役合格を勝ち取りましょう。

今回は明治志望の高校2年生4月から学習ロードマップでしたが、自分が志望する大学の学習ロードマップを作りたい人は、公式LINEで佐野先生に相談していただけたらと思います。

まとめ

ここまでお疲れ様でした!

今回は「【明治大学を狙ってる人へ】明治合格のために必要な最強学習メソッドを公開します」というテーマで記事をお送りしました。

受験倍率が高いMARCHの一つである明治大学ですが、合格するためには「合格最低点8割を必ず達成すること」が必要です。

その上で、各学部ごとに最低限達成しておきたい学力や苦手克服によるケアレスミスを徹底的に無くしていかなければなりません。

と、今回の内容について軽くまとめましたが、具体的な学習方法が分かっても、最後までやり切るのって本当に難しいこと。

やる気が続かなくて、直前まで対策ができずにズルズルしてしまい、模試の結果も良くないまま受験に挑んでしまう方も少なくないです。

なぜ受験勉強に対するやる気が続かないのか?

それは、不安になってしまったり、淡々と計画通りに勉強を進めることに飽きてしまったり、そもそも自分の学力に対して、今何を勉強すれば良いのか分からないからだったりします。

やる気が続かない。
目標に向かって継続して勉強ができない状態が続くと、明治大学のようなハードルが高い大学受験に合格するのは厳しいでしょう。

佐野先生の公式LINEでは、相談者の方専用の受験勉強ロードマップを一緒に作る「1人で悩まず第1志望校に合格する 0→100 コーチング 体験講座」を実施しています。

志望する大学に向けて、学習法とモチベーションを維持して受験を成功させたい方は、概要欄下の公式LINEより佐野先生を追加してください。

一つ一つ、メッセージを読んだ上で返信させていただきます。

これからも、記事をご覧になっているあなたへ、少しでも役立つ動画を発信していけたらと思います。

感想や質問は、コメント欄でも公式LINEでもいいので送ってもらえると、今後の励みになります。

それではまた次回、お会いしましょう!

※佐野先生の公式ラインはこちら


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