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ぺんぎん先生

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#日記

ぺんぎん通信 ♯3

ぺんぎん通信 ♯3


7月20日 プリンの家系図五月の終わり頃、妻がつわりで寝込んでいたので、甘くて食べやすいものでもとプリンを作りました。カラメルとプリン液をモロゾフの器に入れて蒸すだけのシンプルなものですが、昭和のプリンを思い出させる素朴な美味しさで、ついつい何個も食べてしまいます。

その話を義理の母にすると、「なんでうちの分がないの?」とのこと。義両親のぶん2つ作って持たせたら、美味しいと喜んで食べてくれまし

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ぺんぎん通信 #2

ぺんぎん通信 #2


7月12日 祇園祭危機一髪祇園祭の時期がやってきました。
大学は京都でしたが、毎年この時期は深夜まで続く試験の準備で生ける屍。学生のころにお祭りを楽しんだことは数えるほどしかありません。

一度だけ、祇園祭の行列に参加したことがあります。花笠巡航だったと思いますが、大学生協で募集がかかっていて、書を捨てて祭りに繰り出すことにしました。

八坂神社で装束に着替え、神輿を担いで四条通を歩き始めました

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ぺんぎん通信 ♯1

ぺんぎん通信 ♯1


7月7日美味しい梅酒の作り方今年の梅酒が漬けあがりました。少し珍しい、日本酒で漬けたお酒です。コツは普通より少なめの砂糖です。

弁護士の卵だったころ、お世話になっていた先生に連れて行っていただいた天ぷら屋の梅酒がなんともいえない美味しさでした。梅らしい爽やかさで、アルコールの味がせずにすいすい飲めるんです。作り方の秘訣を聞いてみると、日本酒と梅ジュースとのことでした。

それからは毎年日本酒で

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レベル2になった事件

レベル2になった事件

 破れた網戸を貼り直すためにカッターを買ってきてほしい。五歳の私のはじめてのおつかいはこんなものでした。行き先はたぶん歩いて五分ぐらいの商店街。なんだか大冒険でもしているように思ったことを覚えています。

 弁護士にもはじめてのおつかいがあります。バッジを貰ったといっても、駆け出しの頃なんて書類の書き方ぐらいしかわかりません。コピー機の使い方とか、電話の取り方とか、スライムを倒すようなことから一つ

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