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【ご報告】40代で起業してなんとか3年生き残りました

疾風怒濤の3年間

2022年の6月で株式会社パンダビジョンは4期目に入りました。創業してあっという間の3年間が経ちました。

中小企業庁が発刊している中小企業白書の「開業年次別経過年数生存率」によると、起業しても3年約半分の会社が廃業すると言われています。特にこのコロナの影響をモロにうけた3年間では、飲食業や旅行業などを中心に廃業せざるを得なかった起業家もたくさんいたように思います。

コロナの影響は大きかったからこその事業転換

僕自身は、11年勤めた吉本興業を退職して2019年の6月にパンダビジョンを立ち上げました。地道な営業や過去のネットワークからのお仕事依頼で、2020年からは一人でなんとかやっていくぐらいの売り上げは立ちそうな期待を持っていました。しかし、2020年1月ごろに新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、幾つもの案件がキャンセルや無期限のペンディングとなったのを今でも覚えています。

特に2020年以前は中国からのインバウンドの観光客をターゲットとしたビジネスや中国のゲーム会社やアプリのPR案件がとても活況でした。当社でもそのおこぼれに預かりたいと、いろいろなツテを辿ったり、説明会やセミナーに参加して営業活動を行なっていたのを覚えています。

2020年の3月ごろは、外出自粛が続き、海外からの渡航制限により、あれほど多くの外国人観光客が訪れていた日本の都市は閑散としていました。

「頑張ればなんとかなる」の精神

当社は今、漫画(Webtoon)、ショートアニメ(TikTokなど)、ゲーム(ブロックチェーンゲーム?)の3つの領域で自社コンテンツを活用していきたいと思っています。PR関連の受託事業を継続しながら、新規事業の準備を進めています。

過去3年間で、正直「もうダメだ」と思ったことは何度かありますが、それでも楽観的でいました。頑張って足掻いていると誰かが助けてくれるものです。会社をやめて1年間ぐらいは、退職した会社のことが気になったりもしてましたが、今は一人のファンとして吉本興業の芸人さんの番組やイベントを応援しています。

ダメな自分を受け入れて乗り越えること

一人でできることはそんなに大きくなく、いかに周りの人を巻き込んで応援してもらえるかが、ベンチャー企業やスタートアップ企業の成功の鍵となります。そう言う意味だと、夢を語ること、ポジティブでいること、謙虚でいること、感謝を忘れないこと、などが必要です。自分自身も変わってきたと思っています。昔はとにかく他人と自分を比べて劣等感や焦りをよく感じていました。今は、他人に刺激を受けつつも、客観的に自分を見られるように(多分)なってきました。

スタートアップ関連のイベントなどに参加すると、20代・30代の若い人がたくさん活躍されていて、僕のような40代半ばのおじさんは希少な存在です。正直、あまり年齢は関係なく、柔軟な感性だったり、新しい意見や自分とは違う考え方をどう取り込んで、より良いアイデアを世間に提案し、実行できるかが成功の鍵です。

今の40代はロスジェネ世代とも言われ、バブル崩壊やリーマンショックなどの影響を受けてきました。それだからこそ、まだまだ頑張れるということを自分自身で証明したいです。

たくさんのお詫びとお礼

僕はやりたいことがたくさんある方です。夜中に思いついてはDMで意見を求めたりとかやりがちでした。気になった人、人間的に好きな人を見つけると何かしらでお仕事をご一緒したいと思ってしまいます。そのため、お仕事の相談をしたまま、立ち消えになった企画も数多くあるような気がします。また、それ以外でもご期待に添えずご迷惑をおかけしたこともあると思います。

僕が起業するかしないかの時に、ある先輩起業家に相談に行ったことがありました。その時僕は、お金を借りたり、投資してもらって失敗するとその人に迷惑をかけてしまうのではないか、と思っていました。しかし、その先輩起業家はすぐに否定しました。「迷惑をかけることを恐れなくて良い」。その言葉の意味はその時は理解できませんでしたが、なんとなく分かってきた気がします。

初めてのエンジェル投資

最近、初めてエンジェル投資をしていただく機会がありました。以前から僕のことを知っていただいている方からの出資です。応援してくださる思いを持ってくださり、初めての投資がその方で良かったと心から思います。出資や融資は、リターンや返済のこともありますが、その人がどのようなビジョンで社会を変えていくか、成長していくかに対する「期待」が込められています。

4期目に株式会社パンダビジョンは具体的に海外へ自社のコンテンツを展開するための具体的なアクションを進めていきます。人生かけてやります。これまで以上にリスクもリターンも大きくなりますが、僕は本気です。

最後に一言ですが、ご出資やご融資、事業パートナーとして当社を応援してくださる方、スタッフやクリエイターとして活躍したい方はぜひ佐野までお気軽にお問合せください。

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株式会社パンダビジョンにご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
取材依頼もいつでもお待ちしております。

会社名:株式会社パンダビジョン
代表取締役:佐野篤
設立日: 2019年6月3日
所在地:東京都渋谷区代々木
コーポレートサイト:https://panda-vision.co.jp/
お問い合わせ:info@panda-vision.co.jp
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こんにちは、株式会社パンダビジョンの佐野と申します!サポートをご検討いただき本当にありがとうございます😭