旅行会社エイチ・アイ・エスの「一点集中」マーケティングから学ぶ事が多い
「一点集中」
の考え方についてご紹介します。
海外旅行を取り扱う
大手代理店のエイチ・アイ・エス。
今では誰もが
知るエイチ・アイ・エスも
創業当初は
小さな小さな旅行代理店の
ひとつでした。
エイチ・アイ・エスが
創業した頃
海外旅行の行き先といえば
ハワイやグアムが主流でした。
当然、大手の旅行代理店は
人気のある
ハワイやグアムへの旅行で
お客さまを獲得していきます。
そこで
エイチ・アイ・エスが
最初に目指したのは
「バリ島」への旅行で
「国内No.1シェア」を
獲得すること。
当時、バリ島は
国内で知名度が高くなく
大手の代理店が
力を入れていない
小さな市場でした。
エイチ・アイ・エスは
この小さな市場に
「一点集中」
したのです。
結果
バリ島への旅行で
国内No.1シェアの
獲得に成功。
この成功で弾みをつけ
「セブ島」
「プーケット島」といった
やはり当時知名度が
高くなかった旅行先に
「一点集中」を繰り返し
次々と国内シェアNo.1を
獲得していきます。
その後
徐々に他の旅行先にも
手を広げていき
2005年にはついに
海外旅行の取扱数で
JTBを抜いて
業界1位の座を
獲得することができました。
エイチ・アイ・エスは決して
「勝てない戦い」に
挑むことはしませんでした。
まずは大手との戦いを避けて
小さな市場を
「一点集中」で攻略し
十分な競争力をつけてから
大手が持つ市場に
進出していったのです。
「競合が強い」ことに
悩むあなたも
勝てる市場を選んで戦うことで
エイチ・アイ・エスのように
大手に勝つこともできるでしょう。
とは言っても
「勝てる市場の見つけ方がわからない」
と思ってしまう方も多いはず。
では
どうすれば自社が勝てる市場を
見つけることができるのか?
その秘密をこちらで
お伝えしています。
自社が勝てる市場を
見つけるためには、
以下の手順や考え方が役立つでしょう。
ニーズの調査: まずは顧客のニーズや要求を詳しく調査しましょう。市場調査や顧客インタビュー、データ分析などを通じて、どのような問題や欲求が存在し、それに対してどのような価値を提供できるかを把握します。
競争環境の分析: 自社の競合他社を分析しましょう。競合他社の強みや弱み、市場シェア、提供する商品やサービスの特徴などを調査し、自社の差別化ポイントを見つけます。
マーケットの細分化: 市場を細かくセグメント化してみてください。顧客の属性、ニーズ、購買行動、好みなどに基づいて、異なるセグメントを特定します。このセグメントの中で、自社が特に強みを持つポジションを見つけましょう。
ニッチ市場の探求: 市場全体ではなく、ニッチ市場に注目してください。競争が激しくない小さな市場や、まだ開拓されていない市場を見つけることができれば、成功の可能性が高まります。
独自の提案価値の構築: 自社の強みやリソースを活かし、独自の提案価値を構築しましょう。他社との差別化要素や顧客に対する独自の価値提供方法を考え、それを明確に伝えることが重要です。
小規模なテストや実験: 新しい市場に進出する前に、小規模なテストや実験を行って検証してみてください。その市場で本当に需要があるのか、自社の提案が受け入れられるのかを確認し、リスクを最小限に抑えながら事業展開を進めることができます。
自社が勝てる市場を見つけるためには、深い洞察力と市場に対する理解が重要です。また、成功するためにはリスクを冒す覚悟や柔軟性も必要です。マーケットのトレンドや変化を意識しながら、
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