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姉さんの遺書

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愛していた姉が死んだ。遺された遺書には…
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記事一覧

「連載小説」姉さんの遺書12

前回までのお話しはこちら       (銀杏の章)          花言葉 『鎮魂』 「…

sanngo
3か月前
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「連載小説」姉さんの遺書11

     (ブルーベリーの章)          花言葉「知性」「思いやり」 薄暗い店内…

sanngo
5か月前
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「連載小説」姉さんの遺書10

前回までの話      (マリーゴールドの章)         花言葉「絶望」「嫉妬」「…

sanngo
6か月前
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「連載小説」姉さんの遺書9

        (ミモザの章)   …

sanngo
6か月前
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「連載小説」姉さんの遺書8

     (紫陽花の章)        花言葉『浮気』『移り気』 「あ……」 何度目かの波…

sanngo
7か月前
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「連載小説」姉さんの遺書7

    (赤いチューリップの章)            花言葉『始まり』 「あ〜ぁ、また…

sanngo
7か月前
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「連載小説」姉さんの遺書6

    (四つ葉のクローバーの章)           花言葉は『復讐』 遅い夏の蒸し暑さが、吹き溜まりのように残る狭い階段を僕は上った。「柴田興信所」と書かれた小さな看板の文字はところどころが消えかかっていた。 「電話をした白井です」 受け付けの娘は、にっこりと作り笑いを浮かべると 「お待ちしていました、此方へどうぞ」 衝立ての向こうへ僕を案内した。 「失礼します」 十二畳程の淀んだ空気の部屋に型落ちの古いコピー機や灰色のスチール製の書棚、業務用のシュレッダーなど

「連載小説」姉さんの遺書5

     (ひまわりの章)          ※花ことば「偽りの愛」「偽りの金持ち」 「親…

sanngo
8か月前
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「連載小説」姉さんの遺書4

     (曼珠沙華の章) 柴田 大悟はもやもやしていた。そわそわと言い換えてもいい。 浮…

sanngo
8か月前
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「連載小説」姉さんの遺書3

      (夾竹桃の章) 姉さんの遺体が帰って来たのは二日後のことだった。 当初、自殺と…

sanngo
8か月前
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「連載小説」姉さんの遺書2

    (夏薔薇~ソニアリキエル〜の章) 「母さん、少し休んだら。あとの事は僕に任せて」 …

sanngo
8か月前
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「連載小説」姉さんの遺書1

     (胡蝶蘭の章) 僕が姉の訃報を知ったのは、妻の幸子と遅い昼食を取ろうとしていた土…

sanngo
8か月前
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