僕と愉快な家族の話

僕は42歳、今は愛する妻と愛する2人の息子達と毎日小さな幸せを感じながら生きている。

僕には兄が2人いる。つまり3男。甘えん坊で我を通すタイプの典型的な3男。自覚はある。

兄は3歳上と5歳上だから、唯一皆んな被ってたのは小学校だけ。

まずは次兄の話からいこう。次兄が小学5年生の頃、次兄が血だらけの手を押さえながら帰ってきたことがあった。平日だったと認識しているが何故かは分からないがたまたま父が家にいた。びっくりしている父と次兄のやりとりを聞いていると、どうやら小学校内でバタフライナイフをジャカジャカやってたら最後の決めの所でザックリと中指を切ったらしい事がわかった。僕は恐る恐る指を見ると骨が見えた。その頃の感情をはっきりと覚えている。あぁ、骨って本当に白っぽいんだ。と。そのまま父と次兄は病院へ直行した。

休日にビーバップハイスクールという映画を父と次兄に連れられて観に行ったりしたこともあったし、赤い靴下を履いている次兄をみたりしてたので何となくは分かった気がしていたけど、僕は子供ながらに思っていた。

あぁ、次兄は不良なんだと。

また書きます。


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