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【知らないと損する】ワインと料理の合わせ方まとめ

ワインの世界でよく「マリアージュ」という言葉を聞くと思います。このマリアージュとは、フランス語で「結婚」を意味しワインと料理の相性のことを指します。ワインの個性に合わせて相性の良い料理を選べばお互いの良さを引き立て合い、食事がより美味しくなります!

今回は、4つのとっても簡単なワインと料理のおいしい組み合わせ方を紹介していきます。


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①歴史・文化から合わせる
その土地の料理には、その土地のワインが一番合います。ワインも料理もその土地の風土を映すもの。イタリア料理にはイタリアワインを合わせるなど、産地が同じもの同士の組み合わせは、その土地の風土に適したものが作られているため、安定感のある相性でワインと食事を楽しめます。日本の風土に根差した日本ワインは、繊細な和食に合うようにできています。地産地消の観点からも、和食には是非日本ワインを試してみてください!





②料理とワインの色を合わせる
これは比較的シンプルでわかりやすい合わせ方で、料理をパッと見た時の色のイメージで、合わせるワインのタイプを決めます。



例としては
●白や緑色の料理には爽やかな白ワイン

●濃いめの白や黄色の料理にはコクのある白ワイン

●ピンクや赤の料理にはフルーティーな赤ワイン

●紫や茶色の料理には重めの赤ワイン
このように同じ色の素材を持ってくる

③料理の香りとワインの香りを合わせる

ワインの香りを表現するのに100以上の香りがあるのを知ってますか?
ワインの原料はブドウのみにも関わらず、そのブドウの品種によってイチゴやチョコレート、アーモンドにトリュフなどさまざまなフレーバーを感じることができます。ワインを選ぶときに料理のソースに使われているフルーツやハーブと同じ香りのするワインを選ぶのも1つです。甘酸っぱいソースの肉料理であればベリー系の赤ワインを試してみたり、ワインがハーブの香りのするものならばパセリや紫蘇などの香草を散らしてみるなど工夫を楽しむことができます。

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④料理の味わいと合わせる
ワインは、ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディなど、タイプによって重さや渋みなどの味わいに違いがあります。
白ワインはフレッシュなものからコクのあるもの、赤ワインは渋みが軽いものから重いものなど、ワインの味わいで料理を選ぶことが出来ます。軽めのワインにはあっさりした味付けの料理、重厚でコクのあるワインには濃厚な味付けのものを選びます。
和食を例に挙げて考えてみましょう。
お出汁を使い素材の味を生かした味付けの和食であれば優しい味わいを感じると思います。
そんな料理に合わせるワインは、甲州の白ワインやミュスカといった料理の味を消さないようなさっぱりとした味わいのワインが合います。
また対照的に同じ和食であっても濃厚でボリュームのある味わいのすき焼きは、チリのメルロやカベルネ・ソーヴィニヨン、アメリカのピノ・ノワールなど合わせるワインもしっかりとした果実味があり、まろやかで酸味の少ないものと合います。

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まとめ
このように様々な方法でワインと料理のマリアージュを楽しむことができます。
まずは手軽に今夜のワインを選び、料理を思い浮かべてみて楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?