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なんで離婚しないんですか?の理由を本気で考えてみた ②

今回は私が離婚に踏み切れない2つ目の理由子供の環境が変わることについて語ります。

私自身は子供時代に引っ越しや転校を経験していません。親も転勤のない仕事だったので、環境が変わることなく過ごしました。

同じ風景、同じ人間関係に囲まれ、何の不安も感じずに結婚まで生きてきたのです。親を含め自他ともに認めるボーっとした性格の私は、このような環境で作られたのかもしれません。

そんな風にぬくぬくと過ごしてきたせいか、いざ自分の子供の転校を想像すると動悸が激しくなってきます。

心配、シンパイ、しんぱい……。
maronの心配な心の内をこっそりお伝えします。

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< 目次 >
1. 転校して新しい人間関係を作る大変さ
2. 親の離婚で子供が感じるストレス度
3. 娘に言われた一言「苗字が変わるのは嫌だな…」
4. 母親の私が全面的にフォローできるの?
5. 結論=毎日笑って暮らせるかが大切

1. 転校して新しい人間関係を作る大変さ

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子供の行動範囲は家庭と学校、習い事くらいです。中学、高校まではSNSで外の世界とつながる可能性も低いため、とても小さなコミュニティで生きているといえます。

もし私の都合で引っ越すことになれば、子供が積み重ねた人間関係を壊してしまうのではないか…と心配になります。

大人だって転職や配置換えなどの環境の変化には大なり小なりストレスを感じるでしょう。

うちの旦那の場合は、転勤があるたびに3カ月は精神不安定になり、毎日のように飲みに行きます…。
すみません、転勤がなくても毎日飲みに行っています…(怒)

もちろん、仕事の都合で仕方なく引っ越す場合もあるし、海外へ行くことになる子供もいるでしょう。

 ・自己紹介から始まり自分を知ってもらうため頑張る
 ・とにかく笑いっぱなしで愛想を振りまくので疲れる
 ・無理して明るいキャラ作りで疲れ、帰宅したころにはボロボロ

コミュニケーション能力が高いお子さんなら、そこまで苦労することなく学校生活に溶け込めるのかもしれませんが、大抵の子供は不安を抱えていると思います。

 1-1 習い事を続ける難しさも

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離婚してもそのまま同じ家に住む方も多いでしょうが、私は同居なので絶対×100違う土地に引っ越すと思います。

すると、知らない土地で新しい習い事の教室を探すところから始まり、先生との相性などの問題も起きるかもしれません。

「かわいい我が子に何か特技を身につけさせたい!」
「礼儀正しい子に育ってほしい!」

こんな思いで習い事をはじめるママやパパも多いでしょう。
我が家もスイミングやピアノなど、いくつか経験させてきました。

習い事は数年間、種類によっては10年以上続けないと習得できないものもありますよね。(一概にはいえませんが…)

せっかく子供も楽しんで通っているのに、離婚というタイミングで中断させるのはどうなのか…と考えてしまいます。

2. 親の離婚で子供が感じるストレス度は?

ストレスはその体験により数値化され、ランキング形式になっています。

スクリーンショット (95)引用:文部科学省「在外教育施設安全対策資料【心のケア編】」

個人的に2位の「配偶者の死亡」には疑問を感じますが(黙れ)、15位の「両親の離婚」というのは、考えさせられる結果です。

親の離婚にともない実生活で起こると想定される、18位「親とのトラブル」、25位「友人とのトラブル」、37位「転居」もストレスを感じる原因になるようです。

親なら子供に対して「健やかに成長してほしい」と願うのは自然なことです。できれば成長の障害となる事柄を排除したい、というのが本音ですよね。

世の中には私より家族や旦那にひどい扱いを受けている女性が、たくさんいるでしょう。

しかし、離婚せず我慢して子供を成人させたり、その後も夫や義両親を看取る女性も中には存在します。

そんな我慢強い方を見ていると「子供の生活の安定より自分の離婚を優先する私は、我慢が足りないのではないか!?」と、自分を責めてしまうのです。

子供自身が「もう離婚して!」と親に申し出るパターンもありますが、どこまで耐えるべきなのかという見極めが難しいですよね。

余談になりますが30位の「義理の家族とのトラブル」のストレス得点が64点ですね。
義父母と同居している私にとっては、10,000,000,000点くらいのストレスですけどね…

3. 娘に言われた一言「離婚したら苗字が変わるの?」

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娘が小学生の頃、友達の親が離婚したようで子供が母親方の氏を名乗るという出来事がありました。

すでに小学校高学年だった娘や同級生たちは、何となく理由を察していたようです。しかし調子に乗りやすい男子が「お前んち離婚したんだろ?」と本人に発言、ちょっとした問題になりました。

これだけ離婚が増えたこのご時世、苗字が変わるケースは少なくないと思います。「お願い…察して…」と10歳や11歳の子供を諭すのはほぼ無理でしょう。娘の話ではその子は引きつった笑顔を浮かべ、無理やり笑ってごまかしていたそうです。

しばらく経った日の夕食時、娘がポツリとつぶやきました。

「もしお母さんとお父さんが離婚したら、私も苗字が変わるの?…ちょっと嫌だな…」

離婚を機に転校するのなら心機一転やり直す、という気持ちになるでしょう。しかし仕事などさまざまな理由で、離婚後も近所に住み続ける親も多いようです。

元の氏を名乗るという選択をする方もいると思います。しかし旦那や義家族の氏を名乗り続けるのは嫌!という人もいます。(私?)

この辺りの問題を考えると、私さえ我慢すればすべてが平穏に進むのではないか?という考えに陥り離婚に踏み切れないのです。

4. 母親の私が全面的にフォローできるか

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離婚しても死別しても、旦那をう〇めても私が子供たちをフォローできるなら、何があっても大丈夫だと思います。

まず経済的な自立、子供のメンタル面のケアが必要になるでしょう。フルタイムで働くと時間がなくなるため、子供の話に耳を傾ける機会も減るかもしれません。

本音をいうとすべてこなす自信がありません。人は年齢を重ねるごとに臆病になり、新しい環境やチャレンジに後ろ向きになる人が多いものです。しっかり準備をしてから動こう、と考えているうちに未亡人になるかもしれません。(最高)

考えれば考えるほど身動きが取れなくなる…これが今までのターンでした。しかし今の生活が子供たちに悪影響を与えるなら、何らかの決断をするべきだと思います。

反抗期の娘とイヤイヤ期の娘2人と過ごす日常は、イライラしたり発狂したりすることもありますが楽しいものです。この日常が旦那の経済力の上に成り立っていると考えると、なんとも言えない気持ちになります。

5. 結論=子供達と毎日笑って暮らせるかが大切

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私は勉強ができるわけでもなく、スポーツや楽器ができるわけでもありません。何をやっても長続きしない、典型的な飽きっぽい人間です。

そんな私が唯一長続きしているもの、それが子育てなのかもしれないと思います。大げさですが、「何があっても子供を成人させるまでは死ねない!」と少々極端な考えになっているのも確かです。

しかし、こんな偏った私を「ママ」「お母さん」と頼りにしてくれる娘たちの笑顔が一番大切です。

親が子供のために我慢を重ねて、ストレスを抱えている姿を見せることは、子にとっても辛いでしょう。それならキッパリ離婚して心機一転やり直した方が幸せになれるかもしれません。

そのためには経済的な自立、住む場所の確保、市町村の補助制度、高校や大学の奨学金制度など、たくさんのことを調べる必要があります。

ここまでくると、私の持ち味のボーっとした性格が顔を出します。

「ま、なんとかなるか~」

今まで生きてきて何とかならなかったことはないんです。周りの人に助けられて何とか生きてこれました。最近はツイッター民の温かい言葉に助けられ、醤油の一気飲みを思いとどまりました。(ジョークです)

離婚もしていないのに「親権は渡さない」と謎のアピールをしてくる旦那に愛想をつかしたら、飛行機に乗って実家に帰ればいいのだから。

そのあとのことは娘たちと「どうしよっか~」とのんびり考えればいいのだから。

★最後までお読みいただき、ありがとうございました★


こんな私にサポートしてくれる方がいて驚いています!みなさまの温かい気持ちで毎日頑張れています!ありがとうございます。