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不思議なアブラムシから発想を広げてみました 戦争反対!!

趣味の家庭菜園ですが、週1回程度の頻度で見に行っています。
冬場は植物も冬眠状態なので、何か異常がないかの見回りが主です。

先日、害虫であるアブラムシの講習がありましたが、
自分は何も知らないということを知った(=「無知の知」by ソクラテス)という良い経験をしました。
講習会で聞いた内容を書きます。

ー--

1. はじめに

アブラムシといっても、台所でうろちょろしている黒光りしたゴキブリではなく、緑色の柔らかい感じの野菜に取りつく害虫のことです。
これが、

生き残るために忍者のように(それ以上に)、変幻自在の活動をするのです。

下はミツバチマーヤですが、アブラムシも羽根が生えることがあるとのことです。


「害虫」とは人間にとって都合の悪い虫のことで、反対に「益虫」とは人間にとって有利な働きをする虫のことです。

アブラムシとて生き残るために必死な活動をしているので、その生きざまはまるで忍者(それ以上)が戦場で活躍するがごとく感動的でもあります。
個人的な考えでは、自然界から見たら生態系のバランスを保つための動きであると思います。
生き残るために良くまあ頑張っているのものだと思いました。

2. アブラムシの生態

(1)  アブラムシとは?
  
上記のように、野菜などに取りついて、植物の汁を吸い取って枯らして
  しまう、緑色の小さな虫。セミと同じグループ。

(2)  大繁殖術~単為生殖(たんいせいしょく)~
  通常は全てメスで、最初から幼虫を生む。単為生殖の虫である。

単為生殖たんいせいしょく

本来は雌雄の両個体があって有性生殖を行う生物が、一方の個体のみで子孫をつくりだす生殖で、単性生殖ともいう。 単為生殖では、雌の生殖細胞である卵が、雄の精子なしに分裂増殖して新しい個体に発生する場合が多く、これを処女生殖とよぶ。

https://kotobank.jp > word > 単為生殖-94860
 
 

コトバンクより

 1回に5匹産み、1週間で大人になってまたメスの幼虫を産むので、1ケ月では700~1000匹に大繁殖してしまうとのこと。
 弱い虫なので、これが彼らの生き残り(種の保存)戦略のようです。

(3)  変身の術1~羽根が生える~
  あまり一か所に数が増えると、今度は羽根の生えたメスを産みだすそう
  です。そして別天地へ飛び立つとのことです。
  「もしも僕の背中に羽が生えてたら」(五つの赤い風船)、「翼をくだ
  さい」(赤い鳥)などの歌詞では、羽根(翼)は願望にすぎませんが、
  アブラムシでは実現しているという、まさにビックリです。

(4)  変身の術2~両性になり卵を産む~
  越冬時期では、オスも生まれて、オスとメスとで今度は卵が産み落とさ
  れます。
卵の状態では、えさの心配もなく寒さにも強いので、冬を越し
  やすくなる
とのことですが、これもビックリですね。
  
(5)   アリを親衛隊にする
  アブラムシの排泄物(おしっこ)は甘いので、アリの好物です。アリが
  寄ってきて親衛隊さながらアブラムシ守るのことになるそうです。

(6) 被害の予防と駆除
  実際に、家庭菜園をこれから始めようという人しか興味が持たれないと
  思いますし、
  アブラムシの生態に興味を持った、面白いと思ったというのが、本コラ
  ムを書こうと思った動機なのでこの件に関しては終わります。

3. 嘘偽りない野菜栽培からの知見

(1)  自分で野菜を育てるということは
、実作業とともに
  自分は何も知らないということを知った
(=「無知の知」by ソクラテ
  ス)という良い経験をします。
  そして、新たな知見を得た&再確認できたりします。

(2)  2章を書き終えた時点で、突如として巻き起こったロシアのウクライナ
  侵攻が、頭の中の大きな部分を占めている
ことに気付きました。

(3)  そこで、アブラムシの摩訶不思議な生態から、
  自分としては喫緊の課題
  「ロシアのウクライナ戦争」に対して、自分としてはどう対峙してゆく
  か?
について、まとめてみようと思い至りました。
  4章以下がその内容です。唐突に思まれたらご容赦ください。


4.  ちょっと変わった感想  

     
  (1) 
(2)から(5)までの、アブラムシのサバイバル方法というか生態は、
    とてもダーウィンの「進化論」では説明の出来ない複雑怪奇さだと
    思います。   

  (2) 考えると、生き物は何でも、偶然にとか進化したとかだけでは説明
    のつかない複雑さ不可思議さがあります。生態系そのものもです。
    
    = 進化論の部分否定、=今までの常識に疑問符、ともなります。

  (3) 生物を作った「設計者」とか「創造主」がいるとしか、私には考え
    つきません。

    = 神とか創造主の肯定


  (4) 最近、私は、宇宙意識(宇宙生命、大我)というエネルギー体
    (東洋哲学では「気」と呼ばれる)の存在を信じるようになってい
    ますが、
    家庭菜園とか野菜作りに勤しむことでも、ますます確信するように
    なっています。

    = 考え方の原点が出来た

  
5. ~ウクライナ戦争をどう考えるか~

   ■ 
アブラムシのことを書いていたら、ウクライナ戦争が拡大してい
     るので、思いついたことまで内容を広げています。
     4章の(4)項の、「= 考え方の原点が出来た」ということで、い
     ろんな課題に対して、ぶれない結論へと考え及ぶようになってい
     ます。

   ■ エゴと強欲により、神(創造主)が作った生態系や生物を、どん
     どん壊して行く人間は、今や自然界にとってはやっかいな存在と
     思われます。

     
->「万物の霊長」などという傲慢な看板はおろした方が良い。

   ■ さらには、プーチン氏によるウクライナ戦争は、
     まさにエゴと強欲によるものであり、神をも恐れない振る舞いと
     思います。

     このような行為を拡大すれば、人類や自然界を含め         
     末路は全てのものを不幸にします。
     
     (私は無宗教ですが)神(創造主)がお怒りになるのではないか
     とも思えます。

      -> 愚かな戦争は一刻も早くやめるべきと思います

               ■    自然相手でも人間相手でも、
      戦って勝ち取るという方法は真の問題解決にはならない。和解
      する以外にない
と思います。
      自分はすぐ反省する方だが、なかなかうまくいかないのだろう
      か。
      (プーチン氏はコロナ禍に代表される「自然界の摂理」に戦い
       を挑んで破れ、自暴自棄状態でウクライナ戦争に活路を見出
       そうとしているのではないか?と、個人的な感想を持ちまし
       た)

 


  6. 今回のまとめ
 
    
アブラムシの生態から始まって、大きな課題にまで考えが及びま
    した。

    コロナ禍もなかなか収まりませんが、ウクライナ戦争も含め、
    人間のエゴと強欲が生みだす、
    戦争、自然破壊や資源枯渇、貧富の格差拡大について考える
    「良い機会が与えられている」と思い至りました。

    
今後とも、機会があるごとに、自分の実生活を通しても、
    混乱の時代をどう捕らえて生き抜くかを考えていきたいと思いま
    した。

                  (オカルトとか陰謀論には染まらないことですが・・・)

ー-- 

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。

PS:  

家庭菜園も1年弱経過しましたが、もう少し続けてゆくつもりです。

変革期、混乱期ではありますが、
やはり、何でも良いですが、生活面でも、
新しい何かをやっていなければダメだ、頭がさび付いてしまうとも思います。

そして何らかの光明を見つけたら、いろいろ考えを巡らすのも、ネガティブに陥ったり、ヒステリーやパニック状態にならない良い方法だとも思います。

何らかのご参考になればとおもい発信してみました。

 


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