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名城大学の留学生のみなさんが工場見学に来てくれました!(後編)

こんにちは!三幸電機です。

2021年11月3日に名城大学の留学生のみなさんが工場見学にお越しくださいました!参加人数はなんと14名。ありがとうございます!
さっそく当日のレポートをしていきます。
少し長くなったので前編・後編に分けてお送りします。

ここから先は後編のレポートです。
よかったら「名城大学の留学生のみなさんが工場見学に来てくれました!(前編)」を先にご覧くださいね。

先輩とのディスカッション


三重工場では外国人の方が多く活躍しています。
留学生のみなさんの先輩として何人かの外国人社員をゲストに招き、ディスカッションを行いました。
日本企業で働く外国人と接する機会は貴重とのことで、担当業務の大変なところから私たちのこと、就職活動にまつわることまでたくさんの質問が飛び交っていました。

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印象的だったQ&A

Q)三幸電機を選んだ理由は?
A)学生時代にボランティア活動を行っていたけど、人々の生活を支えるような「モノづくり」という仕事でも社会貢献できると思い製造業に興味を持った。三幸電機にはすでに外国人が多く働いていて、働きやすい環境が整っていたことが決め手となり入社した。
自分たちには言葉の壁やカルチャーギャップが少なからず存在する。
でも、積極的に日本語を話して日本で生活を続けていれば自然と成長していく。三幸電機では日本語レベルの高低ではなく仕事の能力を見て適切に評価してもらえるため、心配しなくても大丈夫。

Q)品質管理業務で一番難しいことは?
A)ミスは隠したくなるし認めたくないもの。でも、それを自分で認めることが成長への第一歩。ミスを認めることで今の業務の在り方や作業手順を見直せるので、結果的に不良の減少に繋がる。

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Q)まだ日本語が得意ではなくて…日本企業に就職する時の心構えは?
A)まずは現状の日本語レベルを把握することが大事。そうすることで目標も立てやすくなって、今何をすべきか考えられるようになる。
あと、日本語でも仕事内容でも、分からないことを相手に素直に伝えることも大事。

Q)仕事と家庭の両立方法は?
A)とにかく気持ちを切り替えること。会社に着いたら仕事のことだけを考える。一方、会社を出たら仕事のことは考えない。そのためには仕事を残さずにその日の業務を終えることが大事。

Q)留学生のみなさんへのメッセージ
A)会社はどういうときに倒産するのか?それは、社会から必要とされなくなるとき。社会から必要とされる会社で活躍するために、まずは自分がずっと必要とされる人であり続けるよう努力すること。
自分で限界を決めずにチャレンジしてほしい。


留学生のみなさんのご感想


予定時間ぎりぎりまでディスカッションが盛り上がった後、みなさんからこんなご感想をいただきました。

・自分の目で工場内を見て、先輩ともお話して、外国人にとって働きやすいシステムや体制が整えられていると感じた。
・作業の進捗を管理するシステムで、通常よりも早く作業が完了した際にシステム上でトロフィーがもらえたり勝敗がつく仕様が面白かった。
・担当業務の範囲が明確になっているところが良かった。
・建てられてから30年以上経つのに工場の中が思ったよりきれい。
・目が悪いので、モニターや文字がもっと大きいと見やすいかも。

業務の在り方、工場のスマート化、働く環境や人などについて、それぞれの着眼点でお話してくださいました。ありがとうございます。


最後に…


みなさんやはり、現場の雰囲気を肌で感じられて、直接情報を収集できたことは大きかったのではないでしょうか。
私たちも、みなさんが何を重視していて何を不安に感じているのかを知ることができたと思います。
この日の出来事を有意義に感じていただけたなら幸いです。
いつか一緒に働けることを願っています。

三幸電機にお越しくださった名城大学の留学生のみなさん、先生方、終始サポートにご尽力いただいた株式会社keiseiの張社長、本当にありがとうございました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう。