さんかくワサビ爆誕一周年を迎えて

遅ればせながら、御礼申し上げます!

2020年10月10日に 投げ銭ゲストハウス さんかくワサビは一周年を迎えました。

1年前にバタバタと訳も分からないまま、そしてたくさんの人に温かく見守られながらオープンしたさんかくワサビ。


開業前から本当にたくさんの人が関わってくれて、手伝ってくれて、なんとか出来上がりました。

それから1年。
何をしていたらこんなにあっという間に1年が早く過ぎるんだろう、と1年間を振り返ってみました。
大小問わず日々いろいろなことがあり、大変な日も思い通りにいかない日も、悲しい日もあったなぁ、と思い出しましたが結局できごとの最後は笑っていたなぁと思います。

一周年を迎えて、どんなことを書こうかと思っていた矢先(といってもすでに12日過ぎている 笑)に、イベントでお話しする機会をいただきました。

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イベント自体は「地方への移住を考えている福岡在住の女性たち」向けで「実際に移住した人の話を聞いてみよう」というものでした。

いざ、自分がどんな人でどんな風に佐伯で過ごしているかということを言葉にしてみると「我ながら頑張っているなぁ」と思う部分と「もっともっとやってみたい!」と思う部分が見えてきました。

そしてこれは何度もいろいろなところで言っていますが、「佐伯に来て、ここで暮らすことができていてよかったなぁ」と猛烈に思います。
美味しい食べ物、いつでも朗らかで優しい人たち、なんとなく前向きで優しい雰囲気。

ダメなやつでも、すごいやつでも、とりあえず受け入れてくれる佐伯の寛大さ。
ゲストハウスという、ふらっと来て泊まれる場所を佐伯に作ったことでそれを実体験として語ることができるようになりました。
ふらっと来た人が佐伯の人と出会い、オススメのごはん屋さんを紹介してもらったり、一緒にごはんを食べに行ったり、その後のお仕事の話に繋がったりする場面を目の当たりにすると「そうそう、そういう感じ」と嬉しくなります。
食べ物が美味しくて人がなんとなくいい、私はそれが充分だと思うのです。むしろ最高の贅沢。
佐伯を気に入り延泊してくれるお客さんがたまにいると「でしょーっ!いいよね!」と力を込めて喜んでしまうのです。


佐伯のことを何も知らないのに、なんとなくの雰囲気で移住してきて、そんなことに気づき、ここに定住しようと腹をくくった1年半くらい前の自分にハイタッチしたい気分です。
当時は腹をくくる、ということに自分で気づいていなかったように思います。だけど振り返るとあれは完全に「腹をくくって」始めたゲストハウス計画でした。
そんな風になんとなく腹をくくることができたのは、日々認めてくれる人たちが周りにいたから。
決めるのは自分だけれど、それを背負うのは自分一人ではないと、佐伯の人たちが私が移住してきてから2年くらいかけて教えてくれました。
責任問題を問う、ここ何十年かの時代?習慣?をサラッと流すような佐伯の人たち。
本当に好きだ。
そしてとってもおバカなコンセプトのさんかくワサビにとっては、
「いいなあ!やろうや!」とまず一言言うごっちゃんの存在はかなり大きい。

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写真は、イベント会場での(左から)ごっちゃん、高木さん、ポンコツオーナー。

よりよいゲストハウスにするために使います。例えば、宿泊のお客さん向けの近隣ごはん屋さんマップを作ってみたり。