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皆川明さんの境地は、まだ遠く

苦手なコトへの向き合い方について

ミナペルホネンのデザイナー、皆川明さんが好きです。作られる洋服は、まだボクには手が出せないけど、考え方にはとっても共感します。

たとえば、セールはしない。値下げするコトで、正規価格で買った人が落胆する。お客さんに嫌な思いをさせないと同時に、セールするほど服を作らないことでロスを減らす。

今でこそ当たり前の考え方ですが、創業当時から変わらないってのが凄いですよね。時代を先取りしているというか、時代が追い付いてきたというか。

そんな皆川明さんは、取り立てて洋服作りが得意なわけではなく、だからこそ洋服作りを続けているのだそうです。不得手なことって避けたくなるじゃないですか。できるならば得意なコト、ストレスがないことだけをしていきたいのが普通ですが、苦手なコトに向き合っていくのが独特ですよね。

ボクも今、仕事で苦手と思っているコトに取り組んでいます。ただ、苦手と思っているのが自分だけで、苦手と思うほどにそれに取り組んだ時間がなかったので、苦手意識が正確なのかなと思っています。

書くことに比べると圧倒的に向き合った時間が短く、本当は得手不得手のジャッジなんて出来るはずもないのに、勝手にしていた部分も多くて、だからその時間が長かった分だけ、今も少しネガティブなことが起こると「向いていない」と負の感情を抱いてしまいます。

ある程度、時間を費やし、向き合って、それでも向いていないと感じれば、方向転換すれば良いわけで、天才でもないのだから、すぐさまジャッジするのは良くないなと。

自己否定してしまうクセが出そうになると、そう思うようにしているし、苦手意識を持っているからこそ得意なことよりも伸びしろはあるはずで、苦手意識を克服できれば自分の可能性が広がるので、あまり悲観的にならずに、失敗を恐れずに向き合っていきたいと思っています。簡単じゃないですけどね。

すぐに結果を求めたり、白黒つけるクセを改善していく。今年のテーマに正面から向き合っている自分をまずは褒めて、明日からもガシガシと進んでいこうと思っています。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!



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