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おおがた

日本語でも難しいことについて

宮ステーキのレジでの出来事。家計のサイフを誰が預かっているかという話から不思議な現象が起こりました。

ボク「おおがたなんで大雑把なんですよね」
Aさん「あ、おおがた嫌いです。ダンナがおおがたなんで」
ボク「なんかすいません。おおがたで」
Bさん「うちも、おおがたですけどね」
Cさん「嫌いってストレートですよね」

はい、ボクちょっと傷つきました。血液型で嫌いってなかなか言われないので。嫌いと言ったAさんがハッとして、すぐさま訂正しました。

「おおがたって、わたし大型家電が嫌いって意味で…」

??そんな話の流れだっけ?なるほど!ダンナさんの大型は、大型家電が好きってことで、血液型ではなかったんですね。

というわけで、先程の会話を正確に書いてみると、こんな感じに。

ボク「血液型がO型なんで大雑把なんですよね」
Aさん「あ、大型家電、嫌いです。ダンナが大型家電が好きなんで」
ボク「なんかすいません、血液型がO型で」
Bさん「うちも、大型犬ですけどね」

という具合です。どんな具合だ?つまり、血液型の話と家電の話と飼い犬の話を、まったく違和感なく3人でしていたことになります。

これ、すごくないですか?別に気を使って話を合わせていたわけでもないのに、なんとなく会話が成立してしまっていたという奇跡のような真実のお話。

英語と日本語ならば食い違いが出るモノですが、同じ日本語を使っていながら全く違う話をしてしまうという。しかも、それに気が付かずに、なんだか盛り上がっているという。日本語って本当に難しいですよね。

肉を食べまくった後だったので、お腹が吊りそうになるくらいに笑って、みんなで悶えてましたけどね。嗚呼、たのしかった。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!


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