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株式会社ACMとは?社長の大澤雅彦や事業内容について調べてみた。

先日、20年ぶりくらいにアンパンマンを見たのですが、大人になった今でも心揺さぶられるシーンが多くて、さすが名作アニメだなと感心しました。
今はアンパンマンに会える「アンパンこどもミュージアム」といった施設もあるみたいで家族連れに人気のスポットだそうです。

このアンパンマンこどもミュージアムは株式会社ACMという会社が運営しています。
そこで今日は、株式会社ACMについて社長の大澤氏や事業内容など調べてみようと思います。

ACMの会社概要

【会社名】株式会社ACM (Anpanman Children's Museum)
【本社所在地】東京都港区東新橋二丁目4番1号 サンマリーノ汐留4階
【設立】2009年(平成21年)7月15日
【代表者】代表取締役社長 大澤 雅彦
【資本金】80百万円
【売上高】4,046百万円(2019年度)
【従業員】375名 (2019年12月末現在・契約社員・アルバイト等含む)

引用:株式会社ACM公式サイト

株式会社ACMのACMは「アンパンマンこどもミュージアム」の略だったんですね。
覚えやすくていいかも。
375名の従業員数は企業の中でも多いほうだと思います。
本社は汐留駅から徒歩4分ほどの場所にあるみたいです。

アンパンマンが世界中で放送されていることもあり、株式会社ACMとアンパンマンこどもミュージアムの公式サイトは、日本語・英語・韓国語・中国語の4か国語に対応しています。
今はコロナの影響で外国人観光客は見かけませんが、自由に旅行ができるようになったら、アンパンマンこどもミュージアムも世界中の人達で賑わうだろうなと思いました。

ACMの沿革
ここで、株式会社ACMの沿革を紹介します。

2006年8月:アンパンマン関連商品を扱う企業(ライセンサーとライセンシーによる21社)が「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」立ち上げに向けて横浜LLPを組成
2007年4月:「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」オープン
2010年4月:「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」オープン
2011年7月:「仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール」オープン
2013年4月:「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」オープン
2013年10月:新体制のもと、社名を㈱ACMに変更
2014年4月:「福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール」オープン
2019年7月:新施設「横浜アンパンマンこどもミュージアム」オープン

引用:株式会社ACM公式サイト

株式会社ACMは元々、アンパンマン関連の商品を扱う会社だったのですが、2006年からアンパンマンこどもミュージアムの立ち上げのため新始動したそうです。
翌年2007年に横浜アンパンマンこどもミュージアムがオープンしています。

その後もミュージアムの立ち上げ計画は続き、今では全国5カ所(仙台・横浜・名古屋・神戸・福岡)にミュージアムがあるそうです。

ACMの事業内容について

株式会社ACMの主な事業はアンパンマンこどもミュージアムの運営ですが、その中にはグッズ販売・飲食系・サービス関連(写真館やヘアサロンなど)の仕事も含まれています。

ヘアサロンがあるのにはびっくりです(笑)
カジュアルヘアからパーティー仕様まで幅広いコーディネートが出来るみたいです。

館内マップを見ると、ミュージアム内にはグッズ販売のお店が多い印象でした。
これは株式会社ACMが過去にアンパンマングッズを扱っていたことが関係しているのかなと思います。

ACM の大澤社長ってどんな人?

公式サイトに大澤社長の写真とあいさつが掲載されていました。

大澤社長

引用:株式会社ACM公式サイト

【大澤社長のあいさつ】
私たちは、仙台、横浜、名古屋、神戸、福岡の全国5か所の「アンパンマンこどもミュージアム」で、お子様が今までに見せたことが無いような笑顔になれることは何かを日々探し続けています。こんな時だからこそ、お子様もアンパンマンに会って笑顔になり、そのお子様の最高の笑顔を見て、ご家族も笑顔になり、げんき100倍になって頂く事が私たちの願いです。

私たちは、やなせ先生の「人生は喜ばせごっこ」の精神を大切に守りながら、
アンパンマンが発信する「愛・勇気・やさしさと友情」を大切にし、
人にやさしく笑顔と感動と夢を提供する会社を目指し、
これからも常に挑戦し続けていきます。

お子様がアンパンマンたちに会って、笑顔100倍になっていただけるよう、万全な安心安全対策を講じ、スタッフ一同お待ちしております。

引用:株式会社ACM公式サイト

大澤社長は、原作者やなせたかし先生の精神を大切にしていて、アンパンマンが伝え続けている「愛・勇気・やさしさと友情」を基に、人にやさしく笑顔と感動と夢を提供する会社を目指しているみたいですね。

ACM 大澤社長の経歴
大澤社長の経歴を調べてみました。

日本の元テレビプロデューサー。
元日本テレビ放送網編成局アナウンス部長。時代劇のアシスタントプロデューサーを担当、その後バラエティー番組の演出やプロデュース、アニメの企画に携わる。

1981年 - 早稲田大学を卒業、新卒で日本テレビ放送網に入社
2001年 - 制作局チーフプロデューサー
2002年 - 編成局 映画・アニメ担当部長
2007年 - アナウンス部長
2010年 - イベント事業部長
2012年 - 株式会社ライツ・イン代表取締役社長、日本テレビ音楽株式会社 取締役
2014年 - 株式会社ライツ・イン代表取締役社長、日本テレビ音楽株式会社 常務取締役
2015年 - 株式会社ACM代表取締役社長、日本テレビ音楽株式会社 取締役

引用:Wikipedia

大学卒業後は番組プロデューサー、そして部長として活躍したみたいですね。
携わった番組は「ごくせん」、「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」、「DEATH NOTE」、「森進一・森昌子の結婚披露宴中継」など人気番組の制作に関わってきたそうです。

他にも社長について調べた結果、大澤社長は「子どもたちの笑顔のために常に挑戦し続ける素晴らしい人」だということが分かりました。

ACMは上場している?

株式会社ACMは2017年に日本テレビホールディングス株式会社の孫会社になっています。
アンパンマンキャラクター等の商品化権の業務を行っていた日本テレビ音楽株式会社(日本テレビホールディングスの子会社)を通じて、ACMが株式を取得したため日本テレビホールディングスの孫会社となったそうです。
参考:経営ナレッジ

日本テレビホールディングスは有名な会社ですが、株式会社ACMは上場しているのでしょうか?
株価など色々と調べてみましたが、上場しているという情報は出てきませんでした。
同じく株主優待などについても詳しい記載はありませんでした。

今はまだ未上場ですが、事業内容や大澤社長の意欲を考えると何年後かに上場する可能性は大いに期待できると思います。

ACMの大澤社長は裁判中?

ACMの大澤社長について検索すると、「不当解雇問題で裁判をしている」とでてきました。
もし、いま現在、裁判中なら傍聴したいなと思い調べてみると、すでに和解が成立しているとのことでした。
不当解雇が事実かどうか分かりませんが、ACMのような有名企業や規模が大きい会社は提訴されることが多いと思います。

こういった裁判はどんな内容であれ、上場できるかどうかに繋がると思うので、理不尽に提訴されても大澤社長には立ち向かい続けるよう頑張ってもらいたいです。

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