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帰ってこられるインド(タブラレッスンと家庭料理を中心に)~自分軸×インド体験記~

Saniwaではインド旅行を、人生観が変わるような冒険をカジュアルに体験してもらうために「自分軸×インド」というプログラムを始めています。そのモニターとして参加してくれたさをりさん。

「帰ってこられるインド」というテーマと主要アクティビティとしてタブラレッスンと家庭料理講座を選ばれました。

そんなさをりさんの体験記を書いてくれています。以下、さをりさんの文章です。

◆インド旅行に参加する前

オーストラリアのホームファミリーと

家族でオーストラリアに10か月ほど住んだ事があり、細かい感情まで言葉が通じる日本が一番だと感じていたり、コロナで飛行機も規定が厳しくなったりしていたので、海外旅行はもういいやと思っていました。

◆インド旅行に参加したきっかけ

お友達とアナンさんと

鎌倉のスパイス屋アナンさん(日本在住インド人)とのご縁でスパイスカレーを作るようにもなり、息子バラッツさんの楽しそうなインド旅行記などの影響も大。

さらに同じくスパイスにはまった友達に
「次はインドでしょ!」
と言われた事も後押しし、インドへ行ってみたい!と思うように。

インドは胃腸の弱い私にはハードルが高いけれど、
「70歳でお腹を壊すより50歳で壊した方が体力的にまだいい」
という理由で決意。

◆事前のテーマやスケジュール設定について

インドの地を踏む、が目標だからついた瞬間テンションが最高潮に!

事前のテーマは「帰ってこられるインド」

インドに行けるうちに何度も行っておきたいと感じ、まず最初はインドの地を踏む事を目標に。

健康にはあまり自信がなく、でもファーストインドで良い印象を持てれば、きっとその後は精神的抵抗なく何度もインドに行ける。・・・つまりインドに帰ってこられるだろうと思ったのです。

パラマハンサヨガナンダやババジなどの本を読んだ事があり、無意識的に信仰のルーツがインドにあると感じていもいた。だからインドを自分の信仰の故郷にも思えました。

◆インドの第一印象

動物も多い

「土が多い!」というのが飛行機からインドの地を初めてみたときの印象。
さらに空港を出たときには野良犬がいて、「懐かしい!」と子ども時代にトリップ。

インドの地を踏むことが目標だったので、実際にインドに来たときが旅で一番興奮した瞬間でした。

旅の直前に娘の病気、母の入院など様々な
「それでもインドへ行きたいか?」
というお試し現象がおきていました。なので、それを越えての旅ということもありインドとの出会いに心が満たされました。

◆インドでの生活について

サンタナ・ロッジの屋上からの景色

まず心配だったのがトイレ。毎日使うので。宿のトイレをチェックすると、ちゃんと水洗でそれなりに抵抗なく使える事に安心。

そして水。宿はノートに記入して自由に水やトイレットペーパーを持っていけるシステムだったのが嬉しかった。

さらにスタッフの方が、水だけでなく油にも気を付けた方がいいと気配りして下さり、宿では途中おじやで胃腸を休める事もできとっても安心でした。

共有スペース。日本語の本も多数。

そして事前に決めたスケジュールは、その日ごとの体調に合わせてもらえたり、途中少し仮眠もしやすく、レストランでは量を調整して下さったりと本当に安心して過ごせました。

インドはどこへ行っても何をしても映画の中のワンシーンのようで、充実した時間をたっぷり過ごせました。屋上もあるので、朝食前には屋上で詩吟の練習ができてのも嬉しかったです。

◆ワークショップについて

宿の側のお店のおじちゃんと

事前ワークについては、インドでやりたい事など潜在的にはあっても言語化できていなかったような事をzoomで引き出してもらえたり、NVCでの精神的なものの見方や、インドでの事前の心構えなど学べてとっても勉強になりました!

坂本さんのワークを受けてなかったら、様々なインドでの経験は出来なかっただろうなぁ。

タブラのリンガラージ先生

タブラはやってみて意外に難しく脳トレのよう。3回のレッスンではとてもとてもタブラの世界観ののほんの一部も理解できず、ぜひ次回インドに来たときもレッスンを受けたいと思いました。

そのタブラの先生のご自宅で家庭料理も教えてもらえ、料理そのものも興味深かったのですが、多世代が同居するインドの生活そのものを感じることができたのが嬉しかったですね。

アーユルヴェーダ診断もその世界観が学べ、そして3つの体質のうち自分が何かがわかったことで、今後の健康維持や体質改善にとても参考になりました。

リンガラージ先生宅の家庭料理

サリーを着ての世界遺産、インドでのおしゃれなカフェやブッフェ体験、大勢のインド人と一緒に食べたプラサーダ。マザーテレサの施設や学校見学やガンジー公園やビーチなどなど、本当に盛り沢山でした!停電すらも楽しかった(^^)

◆一緒に行ったメンバーや出会った人たちについて

お友達とお友達のお子さんと一緒に

最初は一人旅の予定だったのが、友達親子と一緒に行けることになり、本当に楽しい旅になりました。友達の子は小学生で、インドを歩くとその子と写真を撮りたいというインド人さん達に多く声をかけられ、ちょっとハリウッド女優気分(笑)

また、子どもは辛いものが苦手なので辛くないメニューなども教えてもらえ、インドではカレー以外のものもいろいろあるんだと知る事も出来ました。

かなちゃんを交えて4人で

同行してくれた宿スタッフのカナさんも、ものすごく安心感があり、スケジュール調整など素早く臨機応変に対応してもらえたり、オートリキシャの乗り方やアーユルヴェーダ商品を扱うお店、インドの宗教についてもいろいろ教えてもらえたりと至れり尽くせり。

オーナーのフォクナさんもとっても明るく頼もしく、サービス精神もいっぱい。若いスタッフへの面倒見も抜群でとってもよくしてもらいました。

◆これが大変だった、しんどかった!

大変というほどではないのですが、初めて一人きりでプリー駅まで行ってみたとき、帰りはオートリキシャで帰ろうと思ったら乗り場がわからずそのまま歩いて帰ってきました。

途中、ちょっと怪しいリキシャの人にしつこくされそうになったり、物乞いの子どもに初めて会ったりと、どう対応したらいいのかな?という経験も。

◆印象深かった、驚いた、感動した!

瞑想センター

どこも感動ばかりでしたが、瞑想センターへ行ったとき、その静寂と美しさ、そして本で憧れていたパラマハンサヨガナンダやババジの像があり、何だかここに呼んでもらったように感じて感動しました。

パラマハンサヨガナンダの像が!

実際に瞑想してみたら、お尻が痛くて30分ほどでやめましたが(^^)

◆自分、何か変わった??

インドを知った女に!

特に変わったという自覚はないのですが、
「私はこれでもうインドを知った女。もう元には戻れない」
という思いが湧き出て一人で大笑いしました!

◆日本に戻った時

路上でチャイを飲む

10日間も家をあけることがなかったので、中学生の娘に「寂しかった?」と聞いたら「別に」とサラリ。さらに「もしかして逆に気楽だった?」と聞くと「うん!」とニヤリ(^^) 

娘の体調不良は期末試験(受験性なので内申に大きく関わっていた)が終わればすっかり良くなっていて、母も数値が落ち着き退院。

やっぱりあれはお試し現象だったんだなぁと実感。

◆日本に帰ってから振り返って

今回実際のインドを見て、あらためて日本が神経質な国になっていっている事を実感。

今だ過度に何かと怖れる人も多く、消毒消毒、プライバシー管理に目くじらを立て、野生動物は害敵となり、様々な予防接種もどんどん増えている。ケミカルな者がずらりと並ぶ店やドラッグストア。

それで清潔で健康で住みよい国になったかといえばそうではない心身の病が増え&添加物大国日本。

野犬も絵になる

発展とともにインドもまた、日本と同じ道を歩いてほしくないと願わずにはいられない。

ともあれ、今回のインドの旅はまさかこんなに充実した楽しい旅になるとは思いもしなかった。とにかくインドならどこでもいい、一人でまずはインドの地を踏もう。それしか考えがなかったので。

こんなにやりたい事を引き出してもらえ、事前に心の準備ができるワークもあり、そして旅の後はそれを日常に活かすワークまであり、本当に楽しく自分の心も見つめることができた。

サンタナロッジとのご縁、坂本さんとのご縁、そしてその企画力に万歳!

早速日本にいるサンタナファミリーの長男、クンナさんを訪ねる



Saniwaからのお知らせ

自分軸で設計するインド体験

さをりさんが体験した自分軸(趣味・特技・今のテーマや課題)からインドの体験を設計し自分だけのインドを味わい尽くす。そのためのサポートしています。


「インド×転機」のトークライブ

インドでの体験から実際に人生の観方が変わる、転機を迎える人をたくさんみてきました。そんなインド×転機をアドベンチャーツーリズムという視点から読み解いていきます。


第11回チャイ&トーク「府中×インド×アカシック」

府中市にある普賢寺で行われている府中インドの会。隔月でゲストをお呼びしてトークライブやワークショップなどを楽しむイベントを行っております。次回は3/9(土)アカシックリーダー/瞑想家のはっしーをお呼びします。

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