きれてない糸 つづく形

ようやく 知ることになる

紡いできた時間は
瞬く間に
するすると
ほつれていって

また 元の木阿弥

それで 良かった
それで

先など なくても
その都度
確かめながら
紡いでいくのだから

糸は
途切れて いなかった

#詩をよむ #詩#記憶#小説

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