記憶

早く眠ってしまいたいのに
夜の闇が
馴染みすぎて
靄がみえてしまう

わたしは
くすりと
ひとつ 笑う

そしたら
もう 他にやることがなくなってしまって

おいてけぼりだな
と ちいさくつぶやくしか
それしか なかった

幼少の
とある夜


#詩 #詩を書く#ポエム

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