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ブランディング戦略を考えるとき、「ここの戦場あってるか?」問題

ブランディング戦略を考える際、多くの人が陥りがちな落とし穴があります。それは、自社の商品への自信が強すぎるあまり、市場での立ち位置を見失ってしまうことです。今日はそんなブランディングの入口でとても重要な「ここの戦場あってるか?」問題についてお話しします。

こんにちは。わがままブランディングの珊瑚です。

ブランディング戦略の基本は「戦場選び」

今日は、ブランディング戦略を考える時に絶対にコケられない、コケたらたぶん終わる..「戦場選び」についてお話ししたいと思います。

戦場選び?

ブランディングを始めると、いろいろなことをしながら最終的に要となるコンセプトを考えるのですが、その時にぜったいに忘れてはいけないのが「フォーカスポイントx戦場」です。

フォーカスポイントとは、自社の強みと他社との違いを掛け合わせたものです。簡単に言えば、「うちの会社にしかない特徴」というわけです。

それがフォーカスポイントです。(*ブランディングデザインの教科書@西澤明洋著より)

フォーカスポイントを見つけることで、自社が最も輝ける市場や業界が明確になります。これは、例えば子どもがスポーツを選ぶ時と似ています。野球、サッカー、フェンシング、ボルダリング...どのスポーツを選ぶか(競技人口など)で、その子とそのスポーツとの関わり方や人生も大きく変わりますよね。

まじめに上の大会を目指すか、習い事で終わるかなどの。

フォーカスポイントという考え方

フォーカスポイントとは

  1. よいところを書き出す

  2. ほかにはないところを書き出す

  3. 「よいところ」x「ほかにはないところ」=二つの共通点を見つける

これが基本的な手順です。

そして、ここで出てきたフォーカスポイントで勝てる戦場に行くのが「フォーカスポイントx戦場」なんです。

失敗から学んだ「フォーカスポイントx戦場」

私自身、20代で無謀にも独立した時、このフォーカスポイントの重要性なんてぜんぜん知りませんでした。「服が好きだから」という理由だけで、競争の激しいアパレル業界に飛び込んでしまったんです。結果、そんなそんな世の中は甘くはありませんでした。

でも、その経験があったからこそ、後にブランディング戦略の本質も身をもって理解できたと思います。「好き」だけじゃダメ。「得意(よい)」で、かつ「他にはない」ところで暴れることが重要なんです。

フォーカスポイントを武器に、ぜったい負けない戦場へ

ブランディングの成功は、自社の強みと独自性を正確に把握し、それを最大限に活かせる市場(戦場)をじっくり見極めることから始まります。そして、そこにすべてを集中させることで、他社には真似できない唯一無二の存在になれるんです。

皆さんも、自社のフォーカスポイントを見つけ、負けない戦場でギンギンに暴れてくださいね!

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

わがままブランディング 珊瑚

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