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甘えんぼうをひもとく

「2歳だから(ほんとは3歳)、階段だっこー!」
とは、帰ってきた時の日常風景。
我が家は1階にはないし、タワマンでもないのでエレベーターもなく、どうしたって階段を使わなくてはいけない。

いいよいいよとだっこする日もあれば、両手に抱えた買い物袋を持ち上げて手が塞がってるんだどうしようと、訪ねるときもある。
1.2.3と、数えながら階段を一歩一歩登ってもらうときや、ド、レ、ミ~とピアノに見立てて歌いながら登ってもらうときもある。ご近所さんに会いませんように。

あの手この手。

こちらの体力が削られヘトヘトにはなるけども……。だっこー!や、やってー!などと、甘えんぼうちゃんになったとき、なんだか妙に冷静になる自分がいる。保育士だったころの職業病か、イラッとしないのは分析し始めるからかもしれない。

何を分析しているかというと……

①この甘えは、できるけど甘えたいのか、できないのか。

 例えば靴下をはくこと。はけないから履かせてといっているのか、はけるけど今日はやってほしいのか、で、対応が違う。
前者は、一緒にさりげなく手伝いながら履くのを応援する姿勢。
後者は、いいよいいよと履かせてあげる。
できるなら履いてほしいと、つい思ってしまいがちだけど、やろうと思えばできるんだったら、世にでても安心なのだ。
今日履かせてもらっても、今後のこどもたちが一生甘えるという訳じゃないとおもってる。
只し、こちらが先回りしてなるべくならないようにはしている。

②できないと言うとき、何が難しいのか。

 例えば階段。ちょっと歩幅が狭くなって怖いのか、疲れきっているのか、少し高いのか。
 例えば靴下。裏の糸が多くてひっかかってないか、指先に力いれるのがまだ難しいのか、かかとの位置がわからないのか。
甘えたときこそ、指先や体の動かしかたをみたり、物の捉え方を理解したり、衣服を見直す、絶好の機会。難しい所をさりげなーくサポートして、できた!という気持ちがも持てたらいいなぁと、思っている。

③甘えに答えられないとき、一緒に考えてもらう

 両手に買い物袋を抱え、米を抱え、「だっこー」と来たとき、さすがにプラス14キロは無理だと思った。そんなときよくやるのが、両手の荷物を見せて、抱っこしてあけたいけどこういう状況なもので、どうしようか。と聞いてみている。

荷物おいてっちゃえばいいなんて言うこともあるがそれはできないと伝えると、一生懸命考え、
「まず荷物おいてきてー、それからだっこすればいい」なんてまさかの往復解決策や、
「じゃあ、これ、わたちが持ってくれる!!」という、あれ?疲れてたんじゃなかったんかーい!むしろ戦力。という解決策を考えてくれる。
できるかできないかの、応戦にならないのがいいところ。

そうはいっても相手はまだ3歳。
もう、なにがなんでも今抱っこで、そうじゃなきゃここで泣きます私、
というときは大概眠い時(笑)。もうそのときは覚悟を決めて、母の筋トレタイムスタートである。

大人もそうだと思うけど、いつもより甘えんぼうだなと思ったら、眠い、体調悪い、なにか心に引っ掛かっているものがあるかな?と、考えたりする。甘えんぼうは、見えない心を可視化してくれるものなのかもしれない。
こどもの不器用で無意識の表現なのかもしれない。

だから、いっぱい甘えて大きくなればいい。

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保育士、学童保育士、漫画原作、留学夫と共にロンドン語学留学、の経験をへて、現在一児の母。 四角いところを丸く掃くタイプ。 北村薫、森絵都が、青春の書。 https://twitter.com/GMKqK45tieDHxCy
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