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Roam Researchで、ポモドーロテクニック

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

【主要なアップデート】
(2020.09.21)9月20日のリリースで時間の設定ができます。

0  はじめに

モチベーションは確かに、下がるより上がる方が結果は出やすい。しかし、常にモチベーションを維持することは難しい、です。そのため、気持ちやモチベーションに左右されない方法、すなわち仕組みを作るのが大事です。今回の note ではそのような仕組みの一つである、①ポモドーロテクニックと②ポモドーロを Roam Research で行う方法を紹介します。

1  ポモドーロとは?

ポモドーロは仕事や学び、家事などのタスクを25分間続けた後に5分の休憩を取り、そのサイクルを最大4回続けるという時間管理術のことです。①限られた時間でタスクを終えた充実感が味わえて、②時間内でやり遂げなくてはいけないというプレッシャーで集中できるようにする仕組みです。日本では、メンタリストDaiGoさんが著書、「自分を操る超集中力」で紹介したことで広く知られるようになったと思います。

2  ポモドーロ、7つのステップ

ポモドーロテクニックの具体的な手順は以下の7つのステップから成ります。

・ステップ1:実行するタスクを決める。
・ステップ2:デスクが散らかっていると集中力も生産性も低下する。スマホをオフにするなどして集中できる空間を作る。
・ステップ3:タイマーを25分に設定。
・ステップ4:タイマーが鳴るまで集中。
・ステップ5:タイマーが鳴ったら作業を終了し、よく出来たかをチェック。
・ステップ6:5分間の休憩をとる。この際、深呼吸をしたり、コーヒーを入れるなど、仕事とは全く関係のないことをして脳を休ませる。
・ステップ7:ポモドーロを4回したあと、長い休憩(20〜30分)をとる。5分間の休憩と同じく、次のポモドーロで新しいタスクができるように完全に脳を休ませる。

この手順は Coursera でもっとも人気のある Learning How to Learn でも紹介されています。

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3  Roam Researchでポモドーロ

Roamでのポモドーロは、{{POMO}} コマンドを使います。

{{POMO}} と入力しますとトマトがついているタイマーが表示されます。start ボタンをクリックしますとポモドーロのスタートです。25分が終わりますと、5分間の休憩時間が自動的にスタートします。

ポモドーロでは25分間何をやり遂げたいのかゴールを明確にすることがとても重要です。そのため、僕の場合、ポモドーロを始める前にゴールを書くようにしています。

また、一つのポモドーロが終わりましたら、ゴールが達成できた否かをレビューし、何か改善点があれば一緒に記録として残しています。これらの一連の流れは Alfred の Snippet で管理しますと入力の手間が省けますのでオススメです。

一連の流れは Alfred の Snippet で管理しますと入力の手間が省けます
- {{[[POMO]]}}
   - What am I trying to accomplish this cycle? 
   - How will I get started?
- POMO Reviews::
   - Completed cycle's target?
   - Anything noteworthy?
   - Any distractions?
   - Things to improve for next cycle?

使い始めて1か月くらいですが、内的中断(SNSをチェックしたくなったり、今しなくてもいいことを気にしたりしてしまうこと)と外的中断で挫折することが多々あります。もしうまく行かなかったら、何が問題だったのかをレビューし、次のポモドーロで活かせるようにしてください。

【追記:2020.09.21】新しいリリースで、ポモドーロの時間を設定できます。デフォルトは25分です。

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4  まとめ

集中力を妨げる要因には内的中断と外的中断があります。時間を区切って集中するだけ?と考えるひとも多いですが、ポモドーロテクニックを利用することで、内的中断を意図的に除外することができます。

実際やってみると、自分のやりたいことを成し遂げたり、仕事や勉強の成果を継続的に高める体験できます。有限である時間を価値ある味方にすることができますので、まだの方はぜひ試してみてください。



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