Pythonを学ぶ上で「3R(Roam + Replit + Riley)」がベストな理由
こんにちは、Choimirai Schoolのサンミンです。
0 はじめに
「Roamで学ぶ、Python」にOpenAIのCodexを駆使したAIアシスタント、Rileyが登場です👏🤖。
「Roamで学ぶ、Python」はReplitの認定コーチと一緒にPythonの基礎からAIのチャットボットを開発するまでの手順を6ヶ月間学ぶプログラムです。
今回のnoteでは、Pythonを学ぶ上で、Roam Research、Replit、そしてRileyを活用するメリットについて紹介させていただきます。
1 Roam Researchとは?
Roam Research(以下、Roam)、①Daily Note Page(DNP)と②双方向性のリンク(Bi-directional Link)、③Sidebar、そして④Page/Block Referenceといった機能を駆使して、意図的に知識が管理できるツールです。
Roamは1945年に発表されたMemexを再現する上で最も近いシステムだと考えています。
Roamはまた、SmartBlockなどソフトウェア的な解決方法を身につける仕組みも多く、プログラミングを学ぶ上でもってこいのツールです。
慣れるまで少し時間がかかりますが、一旦慣れれば何でも学べて、どこへまでも連れて行ってくれるはずです。
2 Replit(Teams for Education)とは?
プログラミングの初心者ですと必要な開発環境をローカルで構築するのはそう簡単ではありません。Replitは全ての開発環境がウェブ上で完結してますのでプログラミング学習にフォーカスできる仕組みとなっています。
Roamで学ぶ、PythonではReplitの中でも学校向けサービスのTeams for Educationを活用することでより効果的にPythonが学べるようになっています。参加者の方は全員同じ環境で作業をすることとなっていますので何か問題が発生した時のトラブルシューティングもしやすくなっています。Teams for Educationの詳細は下記のnoteを参考にしてください。
また、スマホのアプリもありますので隙間時間にプログラミングの練習も可能です。
3 Rileyとは?
Rileyは既に、「Rileyと学ぶ、英語」と「Rileyと学ぶ、英作文」でも導入しているAIのアシスタントです。
「Roamで学ぶ、Python」で採用しているRileyは上記2つのプログラムと大きな違いがあります。それは、Pythonに特化したCodexモデルを使ったAIアシスタントである点です。
プログラミンを学んでいく道のりにはすぐ伸びを実感できるときもあれば、躓いてなかなか前へ進めないときもあります。躓いた時に、解決方法が分からなくて諦める方も多い。一方で、少しのヒントがあればまた続けられる。
RileyはRoam上でチャット形式で利用できますので、何らかの問題と直面した際に大きな味方になってくれるはずです。
Roamで学ぶ、PythonではReplitが開発した「100 Days of Code」のレッスンを利用しています。Day18には番号を当てるゲームもあって、Rileyにルールを教えますとコードだけでなくコメントまで完璧に書いてくれます。躓いた時にすぐ聞けて、動作確認ができるのは大変便利です。
4 3R(Roam + Replit + Riley)のメリット
Replitはプログラミング教育を根本から変えられる影響力を持つサービスの一つです。そのReplitが自ら開発したPythonコースが、「100 Days for Code」です。
Replitの講義をRoamに埋め込んで、Riley(Pythonに特化したAIアシスタント)と一緒にPythonを学ぶプログラムが「Roamで学ぶ、Python」です。
プログラミングの学習が上達しないのは一時的な努力で終わってしまうからです。何かのきっかけで始めては、忙しくなると優先順位が下がって後回しになる。すると、また始めるときは最初からのやり直し。
プログラミングは第二言語と似ていて一定レベルを越えれば、そこからの上達は格段と早くなります。そのレベルに早く到達するためには、毎日続けるのと日々の学びを振り返ることを習慣化することが肝要です。
ハーバード大学の研究によりますと一日15分間の振り返りで学習の効率は23%もアップするそうです。日々の学びをRoam上で振り返ることで複利で上達することができます。
また、Roamで学ぶ、PythonではAIアシスタント(Riley)を採用していますので躓いた時も諦めず続けることができます。
5 3Rは英語学習にもベスト
Pythonは英語との親和性も高く、プログラミングを学びながら英語力も一緒に鍛えることができます。
レッスン動画には日本語訳もついていますので講義の字幕を参照しますと英語で聞く力も身につくはずです。先生の発音も非常に聞き取りやすい発音となっています。再生スピードが速い場合はご自分のペースに合わせて調整することもできます。
また、Rileyとはチャット形式で質疑応答ができますので英語で書く練習にもなります。
Roamで学ぶ、Pythonはこうして英語を使う時間を意図的に増やすことでプログラミングだけでなく、英語力も同時に鍛えられるプログラムです。
6 まとめ
巨人の肩に立つとは、先人の偉業に基づいて仕事をすること。 またそうすることで、先人よりも能力が劣る人でも立派な業績をあげられるということです。AIを使うのはまるで「巨人の肩に立ってる」感覚。「Roamで学ぶ、Python」を始めたのもより多くの方にその感覚を体験してもらいたいからです。
脚本の法則としても有名なのが、"英雄の旅"。今に泊まるのか、それとも新しい世界へ進むのか。 「Roamで学ぶ、Python」で新しい世界へ進みませんか?