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洋楽が大好きで歌っていた日

中学三年生の時は、部屋にいると必ず音楽を聴いていました。

当時は長女の影響もあり姉の借りてきていたCDをよく聴いていた。

その頃はまだ輸入盤CDがレンタル出来ていた時代です。

その中でも覚えているのがボビーブラウンとか、ニューキッズオンザブロックとか、MCハマーとか、SWVなどが大好きでした。

唯一好きなことは洋楽の歌を覚えることだった。

まだその頃は自宅にあった古い大きな音楽機器でSONYのCDラジカセでした。

その洋楽CDをカセットテープにダビングして何回も何回も全部歌えるようになるまで巻き戻して覚えるのが日課になっていました。特に苦じゃなかったのです。

もちろん英語の意味なんてまったく分かりません。

今ならGoogleで検索すれば歌詞もすぐ出てきますが当時はそんなものはなかった。

なんで洋楽が好きなのか?というと

何となくキャッチ―なリズムで始まる曲や、寂し気な曲が耳に残って覚えたくなるのです。

私は英語をうまく歌えるようになるためにノートに耳で聴いたままの英語の発音をカタカナで書きこんでいました。

例えば、ニューキッズオンザブロックの曲の「STEP BY STEP」という曲なら

Step by step, ooh baby

ステッバァーイ ステッー ウーベイべェ~


Gonna get to you, girl

ゴナ ゲッ トゥ ユ ガァァーーール

Step by step, rah

ステッ バーイ ステッ ウオーーーー

[Chorus]
Step by step, ooh baby

ステッバァーイ ステッー ウーベイべェ~


Gonna get to you, girl

ゴナ ゲッ トゥ ユ ガァァーーール
Step by step, ooh baby

ステッバァーイ ステッー ウーベイべェ~
Really want you in my world

リリィ ウォンチュ エンマイ ウォ~~

みたいな感じです。笑

これをやっていくうちにどんどんノートを見なくても耳が音で覚えて歌えるようになっていきました。

この方法で、私は高校の時の音楽の時間の歌のテストでビートルズの

「let it be」を歌う事があったのですが

自慢ではありませんが10点中10点を取りました。笑

でもその反面、楽器は大の苦手でした。

縦笛もうまく弾けないし、ピアノの原盤も覚えられないしそもそも弾けない、猫ふんじゃったさえも弾けませんでした。トロンボーンも弾けませんでした。

そう指を使うものが私は不器用だから苦手なのです。二つのことを同時にできないのです。吹きながら指を動かすことができませんでした。

ピアノを弾きながら歌える人がかっこいいな!と思って憧れていましたがピアノは難しいです。

フルートもマースピースの練習であきらめたし、楽しくなかった。

でも歌は自分次第でどうにか歌えるというものだったのです。

完璧に覚えれば気持ちよく歌えるのです。

歌っている時が一番気分が良かった。

しかし

その当時は意味が分かりませんでしたが「let it be」の歌詞の意味はとてもいい歌詞ですね。

とても心に沁みます。

あるがままに、あるがままに、あるがままに
そうさ、そこに答えはある
「あるがままに」

そう、あるがままでいいんですよね。

飾らずに偽らずに、ありのままの自分で生きようと思う。

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