文字数の割には、全然中身のない話
3324文字
いつもの時間
6:20分に玄関を出て、エレベーター扉の右袖にある、下矢印のボタンを押す。1分も経たないうちに、エレベーター扉のローラーの音がして、縦長の網入りガラスの入った二枚引戸が、左側の壁に飲み込まれ、エレベーターが口をける。
敷居レールを踏まないように、二歩目を大股で中に入る。左袖にある、エレベーター内の操作盤に体を向け、1を押して、閉じる矢印のボタンを押し、扉のローラー音がして、少し体が軽くなる。
床が上に上がっていくのを、何回か確認する。足に