ドラマや映画を真に受けちゃうイタイ私
人は親子、恋人、夫婦、教師生徒、クラスメイト、上司部下、同僚と
いろんな人間関係をわざわざ自分で作りに行き、
その関係上で苦しんでいるのを良く目にする。なに、これ。
たいていは相手への期待が自分の思い通りにならなかったときに、
関係性が悪くなる。
で、このよくない「期待」が生まれる原因の一つに
ドラマの見過ぎがある気がしてならない。
例えば親子関係。
CMやアニメや映画で絵にかいたような親が描かれているのを目にする。
親と言うものは、立派に仕事をしていて、立派な姿服を着ていて、いつも笑顔で落ち着いていて、他人にも配慮出来て、悩みがあれば的確なアドバイスをくれて、適切に叱ってくれて、実はヒーローで、強くて、悪をやっつけてくれて・・・
でも、周りの大人を見ても、映画や小説に出てくるような人格者は私の周りには一人としていなかった。
特別扱いしろと優遇しろと叫び、自分が得すれば周りなんてどうでも良い、そんな人ばかりだ。
元来人間なんてそんなものなのかはわからない。
妙に作り上げられた大人と言う理想像を刷り込まれることによって、
思い込みが生まれる。
期待が裏切られる。
傷つく。
このサイクルが作られているように思う。
幼少期の記憶なんて刻まれやすいから毒親のことは特に忘れられなくなる。
ドラマを見すぎると苦しむことになる。
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