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雨上がりの空に思うこと
厳しい寒さ、長い冬から徐々に春へと向かう頃。
いかがお過ごしでしょうか?
連日の雨から晴れ間に変わると、普段よりスッキリした青空が広がっていると感じたのは。心の変化か気温の変化か。少しだけど違っていることが嬉しくもなるもので。
自然と気持ちも和らぐような気配。
日が当たる位置が変わる、風の吹き方が変わる。草花の彩りが変化する。何か微妙な違いを感じられる季節の変わり目には、静けさの中に穏やかさが溶け込むような心地良さが存在している。
そんな“ザ・冬”でもなく“ザ・春”でもない期間をいつになく楽しみにして過ごす。
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特別ではないけれど心地良さがある
寒さには弱くもある私が散歩をするとき。
気にかけるより、呼び止められているかのような季節の隙間。四季ごとに季節の流れを掴み取るかのように、観察している。感じ方が変わると思えることと、例年と同じ感覚だと思うこと。自分の動き方にも反映しているかのようで。
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当たり前が当たり前でなくなる、そんな状況は好都合か否か。
快適なのか不便となるか。
あらゆる面でハッとさせられる。
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日常の中での人混みの違い。
あらゆる環境でそれぞれ何を思って過ごしているのだろう。
いつもなら街中のファッションで季節を感じていた人も。
季節を感じるシュチュエーションにどんな変化が出ていたことだろう。
ご近所さんのことで季節を感じている人も?いたりするのかな。
お隣さん、髪の毛短くなったから夏だ、とかも。
ランドセル姿から学生服に変わる成長過程も季節感の目安になることも。
冷やし中華はじめました。
街でよく見かけるあの夏のイメージも。
季節感の代表作? アレはまだ代表作なのか?
外出の機会が減っていくにつれリアルタイムで街中にある、あらゆる告知や看板などに遭遇しにくくなっているような。
季節感を出したい側にも、場面転換が必要とされている気配。出しにくい状況、変わらざるを得ない次の展開はどう進んでいくものなのか。
リアル以上のバーチャル。あらゆる技術が目覚ましい変化で急成長中となれば、デジタル化の期待度も高く、バーチャルリアリティこそ日常の未来。人間の五感はそれらのデジタルによってどんな変化をもたらすのだろう。
リアルな体験は何を持ってリアルと示されることなのか。
それはさておき、さまざまな節目が何か印象的であれば、あるほど。記憶として、思い出として心に刻まれていくものだと実感している私がいる。これから先は季節の間に加えて、フルシーズンをどう自分に活かせるものかと考えるきっかけとなっていた。
視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚あらゆる機能が自分にとって、どう作用しているのかの目安にもなる季節感。
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私は記録に残らないようなことの中から、個人的に記憶に留めておきたい感覚がある。このことに気づきはじめたのは画像ホルダーの中にある“何でもない写真”。残っている内容から、時間の経過と共に、どこの何?と自らツッコミ出したくなる写真にもメッセージ性があると思ったこと。
インパクトがある事柄は、脳裏から離れたくとも離れないこともある。
できる限り“良きもの・善きこと”であっていてもらいたい。
多かれ少なかれ、1年を通して何を感じてどう物事を捉えているものか。自分の中で思い返すときには、記憶に残るそれぞれが、良い繋がりであってほしいとも密かに思っている。
今の季節から受け取れること、きっと1年前とは、感じ方に変化があるはずだから。
記憶に残りそうで残らないような。その曖昧さに微笑みを浮かべる時間があっても良いものかと思うこの頃。
私にとっては、冬でも春でもない中間。春でも夏でもない感じ? 四季の中では、それぞれ変わりつつある、その合間に心地良さを感じていることが多く。季節が何とも表現しにくいような、まだ存在しないけれど、着々と変化し続けている準備期間というものなのか。その次のシーズンへの期待感みたいなものが浮上しているかもしれない。
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今年は、今年こそは。春を迎える頃には。
彩り豊かな花を慈しむ心の温かさを求めてみようと。団子を片手に思っている自分も許すことにして。
季節感をあらゆる面から多角的な視点でイメージしたり、思い出を引き出してみたり。リアルな体感を捉えてみるなど、いつもと何か違った楽しみ方を再発見。好きな季節をより意味深だと納得する瞬間ありそうだ。そうして各地で五感をフル活用させていく人がたくさん増えると、きっと、もっと素晴らしい。
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それではまた。おきにめすままに。
オマケのショット。
小さくとも存在感のある飛行機雲と機内の窓からの雨模様に思いを馳せて(誰が興味あるんだか)
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