わたしは33歳の人妻。 今は仕事をしていない普通の主婦です。 夫は同い年で大企業の会社員。 2009年わたしが18歳の頃から付き合い始めて色々な事を乗り越え、2015年に結婚。 夫婦仲は良い。 まずはわたし自身のことを書いていこうと思う。 わたしは生まれた時からハッキリとした顔立ちで、塩顔の母にとって自慢の娘だった。 幼少期はいつもプリンセスの様な服を着せられ、可愛い可愛いと言われ育った。 わたしの母は男に影響されやすいタイプ。母親になりきれず常に女。悲劇のヒロイ
わたしは常に"母の望むわたし"を演じてきた。 わたしは12歳頃に「誰も私の事を理解してくれない」と思う様になり、心を閉した。 母の再婚相手の義父が自営業だったため、家の外では"可愛がられてる社長の娘"を演じていた。 故にわたしの友達は義父の事を実父だと思っている。 清楚で良い子でいたわたし。 高校生になるとSNSに没頭した。 SNSでは現実のわたしを知らない人と知り合えて、清楚なわたしを演じる必要がなく、次第に承認欲求を満たすようになっていた。 わたしが高校生の頃はモバ
誰しも少なからず生き辛さを感じて生きているのではないか？ 人に言えない悩みを抱えてる人も多いだろう。 わたしもそうだ。 幼少期から、わたしを取り巻く環境はとても生き辛いものだった。 前にも書いた通り、わたしの両親はダメ人間だ。 とくに母親。 わたしの母は男に溺れやすく、すぐ言いなりになるくせに子供に対しては偉そうなのだ。 言うことを聞かない子供と賢すぎる子供が嫌いだ。 少しでも自分の思い通りにならないと、すぐ包丁を突きつけてくる母。 母と一緒に暮らす様になってから、何度
わたしは周りの空気に圧倒されたのもあり、人見知りを発動していた。 そんな中、夫はわたし1人残してタバコを吸いに行くと言うのだ。 当時喫煙者だった夫と非喫煙者のわたし。 「ちょっとここで待ってて。」と夫はタバコを吸いにどこかへ行ってしまった。 残されたわたし。隣にはAさん。 「結婚してるのに、こんなところにきても良いの？どういう関係なの？」 と話しかけてきた。 わたしはここに来た事情と夫がNTR癖であるという事を軽く話した。 その後当たり障りない話をしていたが、急にAさん
わたしは結婚を機に退職してから、夜遊びもせず引きこもりがちになった。 当然人と関わる事も少なくなり、今も交流のある人は簡単に数えられる程だ。 夫との付き合いが長い分、共通の友人も多いが、今となればわたしの周りに男性は夫とお互いの実家の家族と共通の友人くらいしかいない。 そういう状況で生きていて、元々の人見知りも相俟って、ハプニングバーに行く事自体、わたしにとってはとてもハードルが高かった。 それを夫は理解している。 夫はわたしの事を「そこら辺にいる誰よりも可愛い」と思っ
前回のnoteに記した通り、わたし達夫婦は仲が良い。 付き合い始めて6年で結婚。 そこから更に9年経ち計15年共に過ごしている。 未だに恋人のように過ごす日も多いし、趣味も合うので生涯の親友と呼ぶに相応しい存在だ。 わたしは恋をする事が難しい。 恋に盲目で男性の言いなりの母親を反面教師としていたし、親に捨てられた経験から人間不信になっている。 自覚はなかったけど、小学生からずっと鬱だったとも思う。10代後半の頃はいつ人生を終えても良いと思っていたし。 当時のわたしにとっ
