夜は短し歩けよ乙女
"これは私のお話ではなく、彼女のお話である
役者に満ちたこの世界において、誰もが主役を張ろうと小狡く立ち回るが、全く意図せざるうちに彼女はその夜の主役であった。そのことに当の本人は気づかなかった。今もまだ気づいていまい。これは彼女が酒精に浸った夜の旅路を威風堂々歩き抜いた記録であり、また、主役の座を手にできずに路傍の石ころに甘んじた私の苦渋の記録でもある。読者諸賢におかれては、彼女の可愛さと私の間抜けぶりを二つながら熟読玩味し、杏仁豆腐の味にも似た人生の珍味を、味わわれるがよろしかろう。願わくは彼女に声援を。"
※冒頭一部抜粋させていただきました。
これだけで読みたくならない?
やばいでしょこれ。
森見登美彦先生はこんな感じですごい独特な感性と言葉選びによって世界を
(物語を)
おつくりになる。
(書かれる)
(わからん文字もあるけど文章がそんな感じだから違和感ないんだよね)
小説の"四畳半神話大系"も良かったけど、
(気がするだけかも)
(覚えてない)
アニメ"四畳半神話大系"がすごい好きなんだぜ。
(ちょっとだけ覚えてる)
(今のアニメワンピースの作画に似てる気も)
"四畳半神話大系"の方を紹介するべきなんだとは
思うんだけど。
持ってるし読んだけど忘れた。
(そして読めない)
(そして眠くなる)
(つまり絶望)
"四畳半神話大系"はすごく深いお話で。
(どっかの誰かが考察的なのを書いてた様な)
こっち(夜は短し歩けよ乙女)
は深いのかどうか忘れたけど
(読めない、でも簡単なお話、多分)
面白いのは確かです。
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