大番
宇和島道の駅(みなとオアシスうわじま きさいや広場)に行った時に購入した
和菓子で『大番』がある
一見すると
今風の洋菓子風でもなく
素朴感のある
見た目では想像がつかない
菓子でしたので期待したほどではないでしょうか
チャレンジ感覚で
購入したのですが菓子の中にゆかりの説明書きがあった
『"昭和32年、戦後の2年間をこの地で過ごした獅子文六(ししぶんろく)の小説『大番』が映画化され、宇和島市でロケが行なわれました。
当時の中村市長は「松山には殿様が考案したタルトと言う歴史の長いお菓子があるのに宇和島にはない。」
と自らが発起人になり、映画化を記念して同名の銘菓を売り出すことになりました。
当時の宇和島市には菓子店が70数軒もあり、そのうちの20軒近い店が案を出し合う中から生まれた『大番』は、多い時で14軒の菓子店が製造していました。
現在は7軒の菓子店が大番を製造しており、宇和島を代表する銘菓として確固たる地位を築いています"』
とのこと
わたしが買ったのは
いま製造している7軒のうちの一つみたいだ
歴史ある銘菓というものは
物語的なエピソードがあるみたいだが
昭和32の映画と市長の旗振りで作られたということで
まだ昭和年代に生まれたには
歴史が浅いと感じてします
人気が廃れることなく
あと50年造り続けられたら
ホントの宇和島を代表するお菓子に生地用するのかな〜と思ってしまいました
味の方は少しパサパサ感のあるカステラ生地に
ねっとり重めのこしあんが挟んであります
カステラ生地の表面には
白いつぶつぶが
これが何を表しているのかよくわかりませんが
わたしは勝手に
宇和海のさざなみか?などと想像しています
見た目も何らかのエピソードがあるはずと
白のつぶつぶは
調べてみると山芋、グラニュー糖、寒梅粉(かんばいこ)が、つかわれてるみたいでした
なかのアンコは
ねっとり硬めの
こしあんで、ゆずの香りがほんのりとしたもので
タルトに入れてあるあんこに似てる感じがしました
タルトを意識した食感であります
緑茶よりも
コーヒー、紅茶の方が合いそうな銘菓でした
宇和島地方の銘菓
一度試してみてください!
ではまた!今日も元気いっぱい頑張りましょう〜!!