大切な人に「食べて欲しい…」そんなふうに思える、浅草【銀座ブラジル】のグルメサンドイッチ🥰
昨日は母の誕生日。足腰の弱っている母にとって私の所へ来るのはしんどいことなのですが、私の体があまり動かないのを心配して来てくれました。
とても申し訳ないし情けなかったけれど…、銀座ブラジルの絶品サンドイッチを食べてほしくてお誘いしたよ。ふたりで行ってきました😊
私が前に食べたのはハムエッグサンドで、このグルメサンドイッチに感動してしまったのです✨
そのときのお話はこちらに書いているので、よろしかったら覗いてくださいね。
まるで秘められた蜜を味わうかのように…
生きる喜び、あふれる豊穣のグルメサンド
銀座ブラジルは創業70年の老舗名店。
このお店がおいしいことは広く知れわたっており、昨日も待たずに入れたもののサンドイッチが出てくるまでに小一時間はかかるといいます。ゆっくりふたりで話したかった私たちは、むしろちょうどよいと思いましたが、念のため行かれる方はお店に電話したり覚悟を決めたり(笑)などしておくとよいかもしれませんね。
コーヒーを飲みながら、だんだんと母の言葉が「まだかな？」とワクワクしてくるのが嬉しい…、そして運ばれてきた名物「元祖ロースカツサンド」に「わ～！おいしそう～！」と喜ぶ声をあげてくれたのです✨
料理がおいしく見えるとは思えない蛍光灯に照らされて、こんなのおいしいに決まっていると誘惑の魔法を一瞬でかけられてしまう私…
ムラのない美しいトースト、舌触りに主張しない繊細なカットのキャベツ、でも嬉しいしっかりとした存在感。ジューシーさが伝わってくる２枚の抱き合ったカツと、衣に染みわたるソースの甘い香り…
生の喜びをやさしく挟んだ、生きることの喜びの豊穣のようなグルメサンドイッチ。それが銀座ブラジルの伝統です。
…カツが好きな母に食べてほしいと思っていたんだよ。だからね、昨日は一緒に食べれて本当に幸せでした。何よりめちゃくちゃ喜んでくれたから！
しっかりと歯を立て、命の弾力を全身に響きわたらせるように、このサンドイッチが奏でる音楽をいただくように口の中に含んでいく。
まるで秘められた蜜を味わうかのように…
何もいうことはない美味しさでした。
「銀ブラ」の誕生
コーヒーをおかわりして、食後もゆったり…
コーヒーもおいしいですよ💖
帰宅したあとに母が教えてくれたのですが、「銀ブラ」の意味は「銀座にあったブラジルから銀ブラって言った」そうなのです。
銀座でブラジルコーヒーを飲むことだと思っていたのですが、まさか銀ブラの由来がこの銀座にあった元祖ブラジルだとは…！
母にちょっと教えてもらった純喫茶トリビアです。歴史が長い人気のお店だと、こんな言葉も生んでしまうのですね♪
癇癪持ちのイライラも笑顔に変えてしまうおいしさ💖
「おいしかった～、大満足。一時間待つかいがあるね」
満足した母の言葉を聞けて、私も大満足。実は、待ち合わせに５分ほど遅れてしまった私は母の機嫌を大きく損ねてしまっていたのでした。それが、遠いところ来て、一時間待っても笑顔で大満足と変わっていて、おいしいものの力ってすごいなぁなんて思ってしまいましたよ😊
しかも、おかわりのコーヒーを持ってきてくれたウェイトレスさんが、昨年私が来たことを覚えていて声をかけてくれました。この間も来てくださいましたね、と。
毎日こんなに大勢の人が来るのに、昨年の秋に来ただけの私を覚えているなんてすごいです。よほどおいしそうな顔をして食べていたのかな？(*´艸`*)
…このあとふたりともお腹いっぱいすぎて、この日はもう何も食べれませんでした。食べきれなければお持ち帰り用に包んでもらえますが、トーストのあたたかく水分がしみこんでいない内に、お店でぜひ食べてみてくださいね。
私にとっては大切な人に食べてほしいサンドイッチです。この日はそれをさせてもらえて、何より大満足してもらえて、私の方が大きな贈り物をもらってしまいました💖
お母さん、そして銀座ブラジルさんも、本当にありがとうございます🥰
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