ビューティフル・ドリーマー

毎日同じ時間に起き
大体同じルーティンで支度をし
同じ時間の電車に乗って会社に向かう。

同じような電車の揺れに
いつもと少しだけ違う車内の顔ぶれ。

会社に着けば
いつものメンバーが決まった席に座り
1日の業務を終え家路に着き
近所のスーパーでいつものスタッフが総菜の値札シールを貼るのを待つ。

こんな感じでほとんど同じ内容の生活を送っていると、これは実は夢なのではと思う時がある。
というかほぼ毎日思っている。

1984年公開、押井守監督『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』という映画がある。

文化祭前日が永遠に繰り返されるというループものの元祖のような作品だ。

最近、この映画をよく思い出す。
もし今いる世界が夢だったら?
今のような生活を送る?

そんな事を考えながら今日もメンチカツに半額シールが貼られるのを待っている。


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