大滝れもん『東京グリム日記』

児童文学、創作の世界。

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最近の記事

はじまりはいつも雨『東京グリム日記』DAY1

口座残高がついに1800円になった。 27歳にして貯金1800円はちょっとだけ堪える。 というか笑える。 給料の振込が20日なので、そこまではとにかくおとなしくしてるしかない。 貯金全額、競馬に突っ込んでやるぜ〜的な昭和の芸人のような気持ちはあいにく持ち合わせていない とはいえ、この状況を楽しんでる自分がいるのも確かだ。 おじいちゃんになった時、孫に俺は27歳の時、貯金1800円しかなかったんだぜ、ガハハハ!みたいなことを語っている妄想をすると楽しい。 こんな人生

    • 僕たちにはカネコアヤノがいる

      憂鬱な朝 不安定な夕方 やりきれない夜 いつもカネコアヤノが寄り添ってくれる。 カネコアヤノが染みる日はその日をがんばって生きた証拠だ。 光の方へ光の方へ 人はいつもここじゃないどこかへ行くことも望んでいる。 彼女の何が人を惹きつけるのだろう。 それはメロディであり歌詞であり生き様だ。 どんなに暗いトンネルもカネコアヤノは照らしてくれる。 さあ、今日もがんばろうか。

      • 東京の夜

        金曜の夜だというのに、世間はもちろん自粛ムードで暗い東京の夜が続いている。 ヘッドライト テールライト 旅はまだ終わらない と中島みゆきが言ったなら、この終わりの見えないトンネルはどこまで続くんだと誰もが感じているに違いない。 東京に来て早8年。 この街はどんな人も受け入れてくれる寛容さを持ちながら、それは優しすぎる男と同じで、たまには叱ってほしいなと心のどこかで思っている。 もしこのまま叱ってくれないと、その優しさに甘えて、気づけばよぼよぼのおじいちゃんになってしま

        • ヨシタケシンスケさん

          ヨシタケシンスケさんが好きだ。 NHKの「あさイチ」という番組に今朝出演されてたみたいで朝からトレンド入りしていたのが嬉しい。 ヨシタケさんは30才で本を出版するも全く売れず、40代でやっと売れっ子になったという苦労人。 ナンセンス系の話題をうまく子供たちにもわかりやすく落とし込んでいる天才だと思う。 座右の銘は「ものは言いよう」 その言葉通り、子供たちも感じている不条理な世の中に対する意見を代弁してくれている気がする。 それは大人の世界にも言えることで、そこが親

        はじまりはいつも雨『東京グリム日記』DAY1

          児童文学で社会貢献するには

          今、世界は大変なことになっている。 日本人はみんなうつむき加減だし、あんなに強そうに見えていたアメリカもなんだか元気がない。 自分自身は給料は変わらないし、至って健康なので周りの人を見ているといかに自分が幸せなのかと罪悪感に苛まれる。 元気な人が元気のない人に手を差し伸べるのは当たり前のことだし、やろうやろうと思ってても何もできてない自分の無力感には嫌気が差してくる。 でも、最近本腰入れて児童文学を書き始めました。絵本ではないです。絵は描けないので。。 有名なところで

          児童文学で社会貢献するには

          「ダニーの天国ラジオ」ゲスト:サン・テグジュペリ

          「ダニーの天国ラジオ」ゲスト:サン・テグジュペリ

          たまごかけご飯

          ここ最近毎日たまごかけご飯を食べている。 明日はたまごは、やめようと思うのだが、明日が今日になるとたまごをに握り締めている 一種の中毒症状なのかもしれない。 毎日たまごを割っているのに、だんだんとたまごを割るのが下手になっている。 昨日なんかヒビを入れようとコンコンと殻を叩いた瞬間にそのまま中身が飛び出た。たまご一つ捨てたも同然である。 たまご一つ割れない自分にほとほと嫌気が差してくる。 たまごを片手で綺麗に割れる人間になりたい。 今日は公募執筆の続きと企画書を書

          ビューティフル・ドリーマー

          毎日同じ時間に起き 大体同じルーティンで支度をし 同じ時間の電車に乗って会社に向かう。 同じような電車の揺れに いつもと少しだけ違う車内の顔ぶれ。 会社に着けば いつものメンバーが決まった席に座り 1日の業務を終え家路に着き 近所のスーパーでいつものスタッフが総菜の値札シールを貼るのを待つ。 こんな感じでほとんど同じ内容の生活を送っていると、これは実は夢なのではと思う時がある。 というかほぼ毎日思っている。 1984年公開、押井守監督『うる星やつら2 ビューティフル・

          ビューティフル・ドリーマー