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文学フリマ東京36 記録

2023年5月21日文学フリマ東京36
サークル名 山吹屋 
カテゴリ 小説|妖怪・もののけ 
ブース 第1展示場 L-16

山吹屋ブース

文フリ東京36に出店しました。
今回の文フリは当日に参加をすることだけを目標にしました。

3月末に父親が亡くなりました。
今年の正月に会った時は元気にしていましたが、2月中旬に肺炎を起こし入院をしました。
最期の1か月ほどは父の強い希望で自宅に戻りまして、自室のベッドで息を引き取りました。
亡くなるまでの間を訪問介護サービスに頼り、ケアマネさんに訪問看護の方々には本当にお世話になりました。

そんなあれやこれで、49日を済ませたのが5月の連休明けでして、
文フリ新刊の執筆はかなり早い段階で諦めました。時間というよりも気持ちが付いていきませんでした。
ただ、再販分の月光の記憶と3つの薔薇の事情の2冊は入稿も間に合って文フリ当日にブースに並べられました。

それでもですね、当日に無配をやりたい希望はありまして。
当日3日前に勢いで書いたペーパー「猫屋奇譚 紫陽花 鬼の薬師」と
前回の文フリで売り子をしてもらった味付け海苔との合同カードを作成。
味付け海苔はユウチュウブでオタマトーンやオルゴール曲などを公開しています。新刊が無い分をカバーすべく配布しました。

★無配ペーパーとカードをあと10枚多く作ればよかった!!
21枚というかなり気弱な枚数を用意。
それも余るかもしれないと、文フリ開場とともに椅子から立ち上がり夢中で配りました。おかげさまで2時半過ぎには0枚に!
その後は配る物が無くなって、あとせめて10枚は作ればよかったと後悔。
味付け海苔にまったく駄目で余りまくったよと言うのが恐ろしかったのもある。

山吹屋カード
売り子。味付け海苔ゆうちゅうぶカード

★本題の本の売れ行きはというと、山吹屋のブースを探して来てくださった方に、現代ファンタジーを探していると来てくださった方、茨城から来ましたと学生さんにお母さまの2人連れと、泣けるぐらい楽しい時間を過ごしました。
男性陣も立ち寄ってくださりましてね、おすすめ本はとの問いかけもありました。おすすめに関してはまた別に書きたい所存です。

★両面テープを忘れた件!
両面テープは家のテーブルに置き忘れました。前回に印刷所で作成したB4サイズの「猫屋奇譚 鬼の箱」のポスターを前面の布に張り付けるつもりでした。
鬼の箱を見本誌で提出しており、見本誌はこれ!などと書くつもりでした。
ばかばか。

★上の写真左横にちっとばかし写っている黒板にカテゴリーを書きたくなった件!
4時ごろでしたか。ふと気が付けば、お品書きに自分のカテゴリーを書いていない。せっかくの妖怪もののけなのに。
次回はチョークを購入して妖怪もののけと黒板に書くべし。

★見本誌に直接あらすじカードを張り付ける。
一目で分かる内容、短編集だとか読み切りだとかを紙に書いて本に張り付ける。間に合わず、写真のピンク色のカードに印字。合同カードの余りのやつ。字が小さいね。次はもっと大きな字で作る。

★無配ペーパー
「猫屋奇譚 紫陽花 鬼の薬師より」
いずれ書きたい薬師の百鬼夜行から紹介を兼ねて書きました。
晴と薬師の男の話です。
また、夏前怪談の季節の文フリでもあるのと、父が亡くなる前後に不思議だなと感じる件がいくつか起きてまして。
その中から亡くなった後の葬式の用意をしていた時の話を盛り込んでいます。ほんの小さな部分です。どこかは御想像にお任せします。

★着物
毎回、お着物で参加。
自分で着付けをしてますが、今回は朝にゆっくりしてしまって15分で大慌ての着付けでした。着崩れなくて良かった。

11月11日の文フリに申し込んでいます。
また猫屋でお会い出来ますように!!


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